正体不明の硬質化ウイルスにより、人類は世界人口の15%を失った。20年後、人類は復興を始めるが……。人類はリセットされるべきなのか否か。神に、地球に、人類が試される――。その惨劇の最中に、人類が“選択”した未来とは?遠藤浩輝が容赦なく描く、生と死のSF譚!
近未来を舞台に、超高性能バイオチップ「我素」(がそ)をめぐって巻き起こる人類の攻防を描くSFアクション。「学習」「記憶」を繰り返し「自己増殖」、そして「自我」を持ち「変態」までをも始めた新型バイオチップ「我素」。しかし増殖過程で人間に有害な物質を放射することが分かり、政府から永久凍結を命じられる。ところがプロジェクトメンバーの日暮月光博士が「我素」を持ち出し行方をくらましてしまった。その後、世界各地ではデータバンクがハッキングされ、「VERSION」というメッセージが残される事件が相次ぐ。日暮博士を尊敬する元研究員の大沢木四郎は私立探偵・八方塞(はっぽうみつる)に博士の捜索を依頼するのだが……!?
199×年、世界は核の炎に包まれた。破壊され、荒野と化した地球に生き残った人類は、再び暴力に支配された。一滴の水さえも奪い合う時代が到来し、弱者は虐げられるだけの過酷な運命を負わされた。そんな、ある日。一人の若者が水を求めて荒野を歩いていた。彼こそは、肉体に散在する経絡秘孔(ツボ)を突き、内部から相手を破壊するという、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の使い手、ケンシロウだった。たどりついた村で、ケンシロウは牢に囚われる。牢には、バットという少年がいた。牢番をしていた少女リンは、ケンシロウの優しさに触れ、牢の鍵を渡す。そのとき、村は、豊富な食料と水が目当ての強盗組織「Z(ジード)」に襲われる……。ケンシロウの最初のライバルのシンや、最愛の恋人ユリアも登場。「週刊少年ジャンプ」やTVアニメで爆発的人気を誇り、「おまえはすでに死んでいる」のセリフが流行語にもなった一大格闘巨編、ここに復活!悲哀は、やがて愛へと変わる――。
3年前の8月31日。突如『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた――その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。小山門出(こやまかどで)、中川凰蘭(なかがわおうらん)、2人の女子高生は終わりを迎えなかった世界で青春時代を通行中!『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにお最新作!2人の少女のデストピア青春日常譜、開幕。
◆谷川俊太郎さん、推薦! 「コマツさんは詩のチルドレンと遊んでいます、その国の住民はみんなとってもキュートです。」 すべてがとても新鮮で、どこかとても懐かしい――新鋭コマツシンヤが贈る、心ときめくフルカラーマンガ作品集! ◆海辺の街に住む少女・海辺リサの周りは、いつも不思議で素敵なできごとがいっぱい。浜辺に流れ着いたへんてこなバイオリン、うっかり空から落ちてきたゴーグルの少年、蜃気楼の彼方に浮かぶ幻の都市……。清涼なイメージがソーダ水のようにはじける表題作『8月のソーダ水』、そして「高知新聞」に連載されたナンセンスユーモアマンガ『うわのそらが丘より』を収録! *Webマガジン「ぽこぽこ」で連載された本作を単行本化! 豪華オールカラー&ハードカバー仕様!
人間界から魔界に迷い込んだ少女・ニコラ。通りがかった悪魔族の旅商人・サイモンに拾われ、旅に同行することに。食べ物は合わない、人間だとバレたら追いかけられる。向こう見ずで食いしん坊なニコラには、魔界の旅は困難でいっぱい!【収録内容】 第一話 闇バザールへ行こう……人間だとバレたニコラは魔族に追われる。第二話 バルでのひととき……旅先のバルで魔物たちを観察。第三話 お屋敷訪問……悪魔族のお嬢様とのふれあい。第四話 エンホウの森で……魔界の森でキノコ狩り。第五話 ホテル・スーペクタ……幽霊が出ると噂の宿に宿泊。第六話 魔法大会は大騒ぎ……魔法が使えないのに大会に参戦。さらに、描き下ろしの後日談を6編収録!漫画誌・ハルタで、回を追うごとにファンを増やした人気作が待望の単行本化。暖かみのあるタッチで少女・魔物・魔界を描く宮永麻也、これがデビュー作!
辺境伯爵×元軍人“お試し婚“から始まる狩りと美食のスローライフ!極寒の地を治める陽気な貧乏貴族・リツハルドと、“紅蓮の鷲“の異名を持つ元軍人・ジークリンデ。とある夜会で一目惚れ&そのままプロポーズしたリツハルドに、ジークリンデが提案したのは一年間の「お試し婚」!?狩猟や料理に伝統工芸品作り…慎ましくも穏やかな雪国暮らしのなかで、少しずつ、でも確かに距離を縮めていく二人は、果たして本当の夫婦になれるのか?大自然が見守る、不器用だけど愛おしい“お試し夫婦”の恋物語--。江本マシメサ・デビュー作にして「第3回なろうコン」金賞受賞作、満を持してコミカライズ!
ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!