昨日は森の喫茶店へ。今日は川辺で魚釣り。じゃあ明日は、岩山へ行って山菜摘みだ!身長9センチメートルのハクメイとミコチ。自然に抱かれたふたりの毎日は、いつも豊かで賑やかです。漫画誌ハルタで話題沸騰!森で暮らす小人たちの日常劇、待望の最新刊。人気キャラクター“鰯谷親方”、“コンジュ”、“セン”の再登場はもちろん、個性的な新キャラが続々登場。さらに、沼狸のバス、レモンのお酒、卵の形の美容院、木陰のハンモック、ブドウパンのサンドイッチなど魅力的なアイテムも多数描かれ、森の世界がより一層の広がりを見せる!1話ごとの描き下ろしコラム『足下の歩き方』に加え、『Fellows!(Q)2012-AUTUMN』の表紙イラスト&カバー・ストーリーをまとめた特別篇も収録。
たとえば里芋を食べる時、それが自分と同じ大きさだとしたら?たとえばニンジンを切る時、剣のような包丁を振りかぶるとしたら?身長9センチメートルのハクメイとミコチ、ふたりの生きる世界では「大きい」と「小さい」の基準が私たちの世界とまったく違うのです……!育てた野菜がまるまると大きくなってしまう「カボチャとやぐら」、タヌキやアナグマたちと食卓を囲む「大きな集会」、鳥に運ばれて空を飛ぶ「臆病者とズキンガラス」など、最新9巻は「小さなひと」が「大きなもの」を味わうエピソードが楽しめる! さらにふたりの出会いを描いた一篇「出会いと草刈り」も収録。ミコチがまだひとりで暮らしていた頃に突然訪れた“その日”の思い出が、ついに語られます。
フィクションの世界のはずなのに とあるどこかの外国の日常文化を観てるよう 超細かい設定を練りに練って 風景を想像してイメージを描き出した 作者の尋常じゃない想像力と漫画愛が溢れ出た漫画