いつか自分の子供が欲しいと願う二人の女がいた。女と女。同性愛者(レズビアン)のカップルだ。二人は精子提供サービスの会社に登録し、女の一人が精子提供者である男とセックスし、無事妊娠する。だが、その女はその男を好きになってしまい…。愛し合っていたはずの二人の女の人生はどこへゆくのか?別れ、再会…幸と不幸を噛みしめるような深い味わいの表題作「星子のロンド」大手製薬会社の副社長、バリバリの仕事人間の男が、興味本位から、ホームレス生活を実践し…そこから男は、自分の人生に疑問を持ちはじめて…。「もんじゃ座の星」。哀しくも、決して不幸じゃない人生の濃淡を描いた力作2題収録。
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。