ゴミが付着した缶やペットボトルはリサイクルできるのか? #1巻応援
年下男子、大アリ!!!!
ハルくんがめちゃくちゃ可愛いのですが、家事をはじめとした主人公のお世話も完璧で、更に時々かっこいい男の顔も見せるのが、もう色々最高です、、、!!! 年下男子男子アリすぎると思わされました!! 主人公のレオのあっけらかんとした性格も好きなのですが、鈍いレオがハルちゃんにドキドキし始めるのも可愛いくて好きなポイントです。 ぜひ皆さんにおすすめしたい作品です。
家族でハマった漫画です
小学生の頃に銀魂に出会ったのですが、(親よく読ませてくれたな) 主人公のやる気がなく、不適切発言が多すぎるという点が当時は新しすぎて衝撃でした。 作者のギャグセンスが光っているところが好きなのですが、ギャグだけでなく、シリアスな戦闘シーンなどもすごくかっこよくて面白く、キャラ達も基本はふざけているのですが、皆やる時はやるし、愛されるキャラばかりな点もとても魅力的です。 ちなみに、私は土方推しです!!!! これからも愛され続ける作品だと思いますので、まだ読んだことがない方にもぜひ読んでほしいです
読みやすい医療マンガ
絵柄や描き込みがシンプルで、情報量のわりに読みやすい。ところどころ挟まるギャグ要素は好みではないが、医療マンガはこれくらいのほうが息が詰まらなくてよいかも。 患者とのエピソードが主人公の記憶障害に関するエピソードの補足のような役割を果たす場合もありつつ、切り分けて描かれているので理解しやすい気がする。 ドラマを観ながら読み始めたのでどうしても比較しながら読んでしまいましたが、ドラマとはまた少し異なる空気感で、実写化の面白さを感じるなど。テンポよく進むのでドラマにはしやすそう。
正直すぎておもしろい
正直になった理由はろくでもない。 とはいえ、千に3つも本当を言わなかっただろう、バリバリ営業マン時代のコネと知識は、隠し事がでにないバカ正直になっても生きている。 たたりとはいえ、すべては奪わなかった。 正直になってしまったがゆえに、どデカい当たりはないけれど、ほそぼそやっていけているのは、やはり主人公は営業力があるんだろうな。 正直になった理由はろくでもないけど。 そして、ここまで悪どくなくても、現実に、ある程度はあるんだろうなあ、こういう話。 不動産は大きな買い物、賃貸でも住処は毎月少なくないお金が動く、大きなこと。 だから、何もかもクリーンな話で動いていないんだろうな。 ざっくばらんに!とか言ってても 気づかれなければセーフ。 気づかれても、親切そうに対応して、機嫌を損ねなければセーフ。 そんなことがあるのかもしれない。 そんなことを考えながら読んでいると、現実を知らされてゲンナリしてくるけど、おもしろくて読み止まらない。 賃貸にしても、売買にしても、関わろうというなら、読んでおくと知識のお守りになるかもしれない。
学び要素もあり、痛快要素もあり。
※ネタバレを含むクチコミです。
読み進めやすい医療系漫画
医療系はブラックジャックによろしくとDr.コトー診療所 完全版しか読んだことがないのですが、メッセージが重くなく、ストーリー展開もテンポ良く、非常に読みやすい作品でした。
なんでこんなに面白い作品ばっかりなのだろう
藤田和日郎先生の短編漫画が詰まった一冊。 短編なのにしっかり引き込まれる内容で最高です。 長編も好きですが、ぜひ短編集をもっと作ってほしい!
藤田先生のエッセンスを1巻で楽しめる傑作
藤田和日郎先生といえば長期連載の名作が多いですが、この本はそのエッセンスをギュッと濃縮還元した一冊。 とりあえず終始ワクワクのイケジジイエンタメを楽しんでみては!
心がグット熱くなる最高傑作
控えめに言って最高の漫画です。 小学生の時に図書館で読んで衝撃を受けて以来、大人になっても心が揺さぶられます。 何がいいってやっぱりセリフ。 なんでセリフが突き刺さるのかなって思ったら、やっぱりそれは一人一人の登場人物が丁寧に描かれてるからだと思う。 その分読むのも体力がいるけど、それ以上に何かを得られる漫画。 今までで1番の漫画は?って聞かれたら迷わずからくりサーカスと答えます。 ぜひこの名作よ、もっと広がってくれ!
陽ギャルミーツ陰ボーイ&絵画 #1巻応援
近年も「ギャル」という存在は大人気ですが、ギャルが持ち前のスーパーポジティブさと激高コミュ力によって、普通ならコミュニケーションを図るときに存在する壁をいとも容易く瓦解させ突破していくところは爽快ですよね。そして、触れ合った者にもその陽の気を与えていくところもまた強く、物語創作においても徴用されるのもむべなるかな。 本作は、『漫画的展開で彼をオトしたい!』の西宮瑠花さんが新たに描く、ギャル×天才陰キャ少年×絵画な物語です。 この作品の主人公ララも、非常に良いギャルっぷりを見せてくれます。高校入学1ヶ月で数学の授業を落とす直前まで行っている不真面目さ加減は見せつつも、心根は優しく明るい良いギャルです。すっぴん時にはパッとしない容姿が、化粧によってバチバチに盛れるのもある種リアルです。 そんなララが、同じ学校でありながら偏差値が40も離れた芸術科で絵を描く天才・奏(かなで)に出逢うことで運命の輪が転回を始めます。奏の絵に一目惚れして、まったく未経験ながら自分も絵を描くことを始めてみようとするララ。そして、ララという最高のモチーフにして、自分を全肯定してくれる無二の存在に初めて出逢った陰の者の奏。彼らが織りなすインパクトの強いハーモニーが、胸を高鳴らせてくれます。 「サイコミといえば毒親」というくらい、サイコミ作品の主人公たちは毒親に苦しめられていることが多いのですが、本作のララのお母さんは珍しく良い意味でこの親にしてこの子ありと言えるものすごく良いお母さんです。絵を描き始めようとしたララは周囲からさまざまな理由で反対されたり難色を示されたりしますが、そんな中でも慰めて明るく励まして応援してくれる母親の姿はサイコミでは非常に珍しくて思わず感激してしまいました。その分、奏の方の家庭がいろいろと複雑ではあるのですが……。 西宮さんの画力の高さでキャラクターの魅力が引き立っていますし、また物語的にも絵に一目惚れしたというエピソードが視覚的に否応なく納得感を生んでくれてララに同調できます。好きなものを見つけて、本気で取り組んでみる瞬間は大切で美しいもの。人によっては否定するかもしれませんが、これくらいのきっかけだって全然良いですよね。 必死に努力しても届かないものに、軽い気持ちで手を出そうとするララのことが気に食わない委員長の篠原ゆりこさんや、奏の弟の春を始めサブキャラクターも味があり、主軸のふたりを含め彼らがどのようになっていくのか今後も楽しみです。 なお、1巻巻末のゴールデンレトリバーちゃんもかわいいです。
氷河期になった地球の500年後を描く
地球が氷河期を迎えた世界。 舞鶴グループ創業家でありイラク支社長でもある主人公・舞鶴太郎は、地下に秘密裏に作っていたシェルターで、大寒波を逃れるために家族と人工冬眠に入る。 そこから500年の月日が経ち、目が覚めると、一緒に冬眠したはずの家族は数百年前に機器の電力不足が原因で死亡していたことを知る。 絶望し、一度は自殺も考えたが、自分の家族がどうなったかを知るためイラクから日本を目指すという流れ。 文明が崩壊した世界で、道中に出会う原始的な活動をしている人間たちとの交流を描いた作品。 「へうげもの」もそうですが、作者の想像力が凄まじい。 文明が崩壊した世界では、人間は自然にもどり自然に戻ったら、きっとこうなるだろう的な展開が非常にわかる。 もう一度、狩りをしたり農業をしたり、領地争いで戦争したり・・・人類の歴史をなぞるかのようで、微妙に異なる感じが読んでて興味が尽きない。 SFチックではありますが、人間の本質的なもの(本能的な行動)をついてくるので、その点も見どころです。
血まみれスケバンチェーンソーreflesh #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載当時読んでいたが久しぶりに読み返したが、なんかアイアン・ゴーストの少女と記憶が混ざっていたぞ・・・相変わらずネロが途中までは良かった 「ベニユリ学園」の先生ってサタニスターの一派なのかな ・特に好きなところは? 「聖アルジェント学院」のパンフレットを見たドリエとそれを知ったギーコたちの反応。こういうのが三家本礼マンガの好きなところなんだよね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 血まみれスケバンチェーンソーとサタニスターを読んでから読むとより楽しめると思います
女子がいい!
まさかの、女子キャラが非常にいい味出してるBL漫画。特段目立つ人が出てくるわけじゃなくてあくまで脇役として、コメディとしてこの人たちの存在を無くしては成立しない!という感じです。 恋愛ものとしてもこのピュア〜な関係で終わるのもありですが、最後に「続編連載決定」の文言が…!!ヤッター!!! 今年イチのガッツポーズが出ました。楽しみだな〜。
ちょっと重たい系の漫画はきついんだよなって方でもライトに楽しめる新しい医療系漫画
知人に勧められて取り合えず1巻だけ読んでみました。 重めな医療をテーマにしていながらも、ライトに楽しく読めて、でも深みもある良作!って感じでした。
伊能忠敬と高橋至時 #1巻応援
小学生のころ好きな歴史上の人物をひとり選んでレポートを書くという授業があり、織田信長や徳川家康などに人気が集中する中で私が選んだのは伊能忠敬でした。 55歳から自分の脚で日本全土を歩いて測量し、当時としては途轍もない高品質な地図を完成させたというなかなか真似できない偉業に、私は惚れ込んでいました。そのころにこのマンガがあったら、絶対に喜び勇んで読んでいただろうなと思います。『猛き黄金の国 伊能忠敬』や『大河への道』など、近年伊能忠敬への注目度が高いのは嬉しいです。 『病室で念仏を唱えないでください』や『HANAGATA』のこやす珠世さんが描く本作は、齢50を目前に控えた忠敬が家業や村の仕事を引退してずっと学びたかった暦学の道へ進もうというところから始まります。 そんな忠敬の下にやってくるのが、素性の知れない、しかし忠敬を驚かす鳥瞰画を描く才能を持った青年の空。人情に厚い忠敬は、彼と共に第二の人生の幕を開いていきます。 言うまでもなく、江戸時代は今よりも平均寿命が短いです。そんな中で50歳から新しい物事を本格的に始めるというのは、容易いことではなかったでしょう。しかし、情熱や信念がそういったハードルを越えさせていくのもまた人間。余命が長くなって時間を持て余す人が多くなったであろう現代こそ、この忠敬の生き様がより響く時代になったと言えるかもしれません。 ときに頑迷固陋なところもありますが、根本にある伊能家の高潔な家訓によって育まれたであろう優しさや精神性、未知への探究心を全開にするところに忠敬の味わい深い人間としての魅力を感じさせてくれます。それは、私がかつて忠敬に抱いていたイメージにとても近いです。 忠敬ほどの知名度はないものの、忠敬が師事した極めて重要な人物である高橋至時(東岡)も登場。 https://x.com/darumaym/status/1729828197875826805?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA 松浦だるまさんの願いも届いた感じですね。 タイトルの「伊能図」、「大日本沿海輿地全図」を完成させた高橋景保の親にあたる人物であり、彼らの測量事業が本格化していく今後の展開がとても楽しみです。 暦学や測量の歴史を読みながら楽しく学んでいける物語です。こちらも巻数を重ねていけば実写化なども期待されますし、その意義もある作品であると思います。
思い立ったが吉日。
二人だと何処へでも行ける。 都会で追われる様に仕事をしていたふゆ美と陽平二人にとって、北欧・スウェーデンはのんびりできて最高の場所だろうなぁ。 自然の中で珈琲飲んだり寝転んだり、憧れの生活。世界を見れるって幸せなことだ。 ふゆ美と陽平は新婚さんだからより幸せだろうな〜。笑 何があっても二人で乗り越える力強さも感じるし、自然がある場所へ行きたくなった。 北欧暮らしをしたら自分だったら物足りなくなるのかなぁ。。何て思ったり。こればっかりは経験してみないと分からないですね。 自分の狭くて固められた価値観を広げる経験が出来たらいいなと、この作品と北欧暮らしコラムを読んで思いました。
確かな優しさに触れることのできる家族愛の物語。
<ログライン> 4姉妹と母の人生の物語。 <ここがオススメ!> 4姉妹と母、それぞれが各々の人生を歩みつつ、それぞれに各々を想い合う。 そんな一家の物語。 気にはしているけど、干渉はしない。 気にはしているから、心配はする。 そこに確かな愛がある。 池辺葵先生の優しさと愛情と、少しの毒が丁寧にミックスされている作品。 とかく余白、空白がこれ程までに雄弁に心情を物語るのか、と思わされる。 「言葉にしない会話」に感じ入る。 井草の香りや虫の鳴き声、朝の鳥のさえずり、夜の縁側の心地良さなど、覚えているような感じたことのないような、DNAに刻まれている匂いや温度を思い出す。 「世界は思ってるより善意に満ちている」そんな感情が世界中を覆い尽くせば良いのに、と願わずにいられない。 ゆっくりと深呼吸をしたくなるような作品。 <この作品が好きなら……> ・ひらやすみ https://manba.co.jp/boards/132637 ・海街diary https://manba.co.jp/boards/24996 ・うみべのストーブ 大白小蟹短編集 https://manba.co.jp/boards/172968
見た目は聖女、中身はおっさん。ゲスさは心のなかに。
メインヒロイン・エテルナに惚れて買ったギャルゲーが、メインヒロインがほぼ死ぬルートばかり。 そんなゲームにどハマりした、死に至る不治?の病の主人公。 ヒロインが死ぬ原因はクソオブクソの悪役偽聖女が、ヒロインが闇落ちするルートを無数に用意して消えるから。 ヒロインが救われる未来を! 二次創作ですら解消できない思いをこじらせた主人公は、なぜか夢の世界でクソオブクソの偽聖女のほうになっていた! どうや、夢の中は現実のゲームと連動しているようで…?? タイトルの酷さに興味を引かれ、読んでみて主人公の雑さ…もといエテルナラブっぷりがおもしろい。 エテルナラブ。 心の中はとても雑で、とてもゲスい。 でも大好きなヒロインに清らかな聖女の座を譲り渡すため、奮闘&まるで聖女のような言動をとっている。 すべてはエテルナを救うために。 そのギャップだけで楽しくて読み進められる。 バレないものですなあ。 主人公の介入によって、ゲーム内主人公がマッチョになっていたり、ヒロインが自身の存在を疑問に思い始めたり、いろいろ布石は敷かれている。 気づかず、ゲスい心で清らかな偽聖女を演じる主人公。 主人公は、ゲーム内主人公とエテルナのトゥルーラブルートをみることはできるのか! 乞うご期待!!
THE少女漫画なふわふわな絵柄。
登場するは、キラキラな王子様と、ぼんやりとした本の虫のお姫様。 お姫様はぽやぽやしているのに、その知識量と本への愛は半端ない。 実は何度か読んだ覚えはあったけど、一巻の先まで読んだのは初めて。 どうして続きを読まなかったか、記憶にない。 お姫様は、身につけた知識の凄まじさに気づいていない、親兄弟も本の虫だから気づかない、でも知識で無双している。 めちゃくちゃな状況が起こっているのに、本を読みたい主人公にとって、それは蚊帳の外の話。軽く流されている。 主人公視点だと、波乱が起きてもポヤポヤして見える。 第一巻は、建前上の婚約者に真の恋人出現?!し、そんな状況が揺るがされる。 主人公視点だと、なかなか揺るがなかったけど、ちゃんと揺らいだ。 穏やかに本を読みたい一族が、読みたすぎてとても楽しい。
LINEマンガNo.1作品が単行本化! #1巻応援
元々は漫画家向けのさまざまなサービスを行ってきたナンバーナインが、社運を賭け全力で送り出してきたオリジナルWebtoon。『終極エンゲージ』や『鉄輪のカゲ・ルイ』の江藤俊司さんが原作を務める作品です。 今年の1月には月間の売上が1億円を超え、LINEマンガにおけるview数も累計1億viewを突破し、現在快進撃を続けている作品です。近い将来にアニメ化などもされ、ますますブレイクしていくのではないでしょうか。 個人的に中の方々との関係値が深いこともあり始まったときから応援してきているのですが、ここでは忌憚なき意見を述べたいと思います。 まず、率直に言って本作は面白いです。ただ、今回発売した単行本1巻の範囲では、今後の展開への期待を煽るカットバックや世界観の説明がある原作の1話がない上に、まだヒロインも登場していないこともあって作品の魅力が十分に伝わり切らないと思います。特に序盤はいわゆるWebtoonやなろう系にありがちな設定のテンプレート的な展開ですし、正直に言って新鮮味もそこまでありません。最初にこの単行本だけを渡され読んだ場合、「イマイチかな~」とそこで読むのを止めてしまうことも大いに有り得るでしょう。それは少しもったいないです。 この『神血の救世主』は、黄金級プレイヤーたちがその力と魅力を振るい始める20話くらいまではまず読んでみて欲しいと思います。LINEマンガでは2、3日でそこまでは無料でも読めるでしょう。『聖闘士星矢』も黄金聖闘士が出てから、『鬼滅の刃』も柱が出てから、すなわち魅力的なサブキャラクターたちが複数登場してから人気がより強固なものになっていきました。まずそこまで読んで楽しめるようであれば、そこから先はさらに面白さが加速していきます。 私は江藤さんの外連味溢れる厨二病感や、王道展開の中でも意外性を持たせて強い引きを作る部分が好きで信頼しています。そういった面は、後からどんどん強まって登場してきて、大いに作品の魅力として発揮されていきます。江藤さんが初めて挑むWebtoonというフォーマットでありながら、そこに上手くアジャストしながら持ち味を活かしていこうという工夫も随所に見て取れ、従来のWebtoonにはなかった国産Webtoonとしてできることを実験している部分も今後の作品の可能性の拡張に繋がっていく価値ある挑戦だと思います。 王道的バトルファンタジーとしての要素をしっかり踏襲し、段階的にカタルシスがありながら、キャラクターも魅力的。国産Webtoonのベンチマークとして今後も注目され続けていくであろう作品ですので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。 余談ですが、私個人は買うときにマンガの値段を気にすることはまずありませんが、この価格だと特に小中高生にとっては高価に感じられ購入を躊躇ってしまうであろうことは否めません。単行本の価格は近年紙や印刷代、運送費用も高騰しているので軒並み高くなってきているという事情は承知しています。フルカラーだとこのくらいの値段になってしまうのも重々解ります。ただその上で、せめて電子版だけでももう少し安く設定してもらうか、あるいは単行本でしか読めない巻末のおまけを更に充実させるなどがあると良いなと思います。
続きほしい!
タイトルと可愛い扉絵に惹かれたけどこれで終わりなの寂しい!! 小学校女子のあるあるから始まって、念願の友達が手に入って…ににちゃんとくもりちゃんが仲良くしてるの可愛いと思ってたら…やっぱりこういう展開…!! ににちゃんが「尊い」「幸せ」だと感じているのならいいのかな~…。この二人の行く先がもっと見たいです。
クレアと山羊 #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
『おんな』って・・・。
2巻読了。 『おんな』という生き物。 自分中心でわがままだし、言わなくても分かってほしいし、優しくしてほしいし、話をちゃんと聞いてほしいし、気を使ってほしいし、大切にしてほしいし・・・。 う~ん、キリが無い!! わたしも、大変な『おんな』と言う生き物を持て余しています。 心の声と、表に出てくる声と正反対のこともある。 でも、それもくみ取って欲しい。 そんな、私も含む面倒な『おんな』の物語。 リアルで共感できることがたくさん詰まっている。 『おんな』同士でも理解できない事を他の誰か理解してくれることはできるのか? ずっと、闘い続けるのか?諦めるのか? 悶々とする日々は続く・・・。 妹のすみ香は、姉の有香より大人の気がするが、そこも姉としては気に入らない時がある。
「町田洋さんが新作マンガを描かれている」 その事実だけで世界の彩度が上がるような、祝福を覚えるような心持ちになります。 Kindle限定で突如発売された、この新作『ごみをひろう』は「ごみひろいを描く連作シリーズ」ということだそうです。 1P目からいきなり想像上の妻(なぜか星の見えるソファの上で歯ブラシを持っている)と会話を始める辺りの幻想感がとても町田洋さんらしいのですが、読み進めると思った以上に実務的な内容でした。 恐らく、皆さんも疑問に感じたことがあるのではないかと思います。汚れやゴミが付いてしまっていたり、飲み残しがあったりする缶やビンやペットボトルは、どこまでを資源ゴミとして出してどこからを燃えないゴミとすればいいのか。ふせん、シールの台紙、ねぎのテープはそれぞれ何ゴミに分別すべきなのか。 想像上の妻のように気にしない人はまったく気にしないであろうもの。しかし、気になる人はとことん気になるであろう事柄。 自治体によっても違いがあるのでこれが絶対という訳ではないですが、一度調べて子供とこうした境界線上にあるものをクイズ形式で検討し合ってみたら、良い学びの機会になりそうだなと思いました。 人が活動する場所では必ずゴミは生じ、美しい景色は何もせずには保てず誰かがごみを拾ったり掃除をしたりして綺麗になっている。それは当たり前にやられていても決して当たり前のことでなく、価値ある尊い営為であるということを静かに語りかけていってくれます。こうした人によってはまったく気にも留めない世界の片隅に向けられる眼差し、そこから情緒豊かに掬い語る様は、町田洋さんの素敵なところです。