新人にしてすでに名人の風格あり。ちばてつや賞ヤング部門第90回佳作
人間の心、自分の心大事にしたい。
自分の心に刺さった言葉多すぎました。 臨床心理士の新庄先生の元に来る様々な人たち。 皆が皆、ギリギリのところで心を保っていて、診断も、患者さん自身にかける言葉も当たり前ながら非常に難しいのだなと感じる。 患者さんとの距離感を詰めすぎても、自分が潰れてしまうし。。 一つ一つの話が非常に丁寧に作られているのを感じた。 苦しみがやってくると、何故何故こんな目にと思いがちだけど、新庄先生のこの先の為に今の苦しみがあるって言葉を思うと乗り越えられそうな気がしました。
お母さんと息子の絆。#1巻応援
非常に先の気になるお話です。 突如自分の目の前に、息子だと名乗る人物が現れて、DVの彼氏から一緒に逃げ出して、幸せになるためにどうしていくのか。。 そもそも、息子君はどうやって、未来から母である鳴海の元へ辿り着いたのか。。? ミステリアスな展開で、DV元彼氏も別れを突きつけられただけでは終わらなさそうな気がする。 鳴海の生い立ちを思うと、グッと心が締め付けられる。 この先二人の幸せを掴むための道のりを見届けたい。
傑作怪奇ミステリー
漫画の傑作ミステリーといば?と言われて何が思い浮かぶだろうか、soilはコナンや金田一などのただ面白いだけのミステリーとは違ってミステリーの革新に近づいていくに従って人間が長い歴史の中で常に自分達にとって都合の悪いとされるものを排除してきたという恐ろしいテーマを浮き彫りにしていくのだ。一見綺麗に整えられた新興住宅地soil、一見穏やかな住民達、全てあくまでも括弧付きの一見で、掘り下げていけばいくほどこの町の不気味さが涌いてくるのだ。この物語にのみ相応しいと思わされる様に、一見物差しで引かれたと見まがう整った背景もよく見ると丁寧なフリーハンドで描かれていることにカネコアツシの絵の上手さが分かる
テンポがいい
※ネタバレを含むクチコミです。
自己肯定感が低すぎ男子
※ネタバレを含むクチコミです。
江戸前の旬について語ろう(ゴラク連載)
※ネタバレを含むクチコミです。
幼馴染の長い両片思い
※ネタバレを含むクチコミです。
最強"煽り系"剣闘士ガール爆誕!!
※ネタバレを含むクチコミです。
人々が集う九州のとあるバー
色んな人がきて悩みを相談したり、たまたま出会った者同士でお喋りしたり、ママが猫だったり。この独特の雰囲気が好き。
来た人を幸せにするお店・熊猫亭
1話目から感動的なお話でした。もし熊猫亭が実在したら行ってみたい。
泣きそうになってしまった #読切応援
サンバイザーかっこいいよ~~~…。 意思を持っているヒーロー人形サンバイザーと、女の子の話。某おもちゃたちが動く長編3Dアニメーション映画っぽさを感じるけど、中身は全然違う。ヒーローが好きな女の子と、暴力をふるうその父親。見ている事しかできなかった、あの子よりずっと小さくて無力なサンバイザーの葛藤やもう一人の人形と父親との関係だとか…良すぎました……。ラストも感動的でジーンと胸に響きました。 余談ですが「これは…ついている…!」でふふっと笑っちゃいました。ここ好き。
目の見えないホタルが放つ光 #1巻応援
ご‐ぜ【瞽女・御前】 〘 名詞 〙 ( 「めくらごぜ(盲瞽女)」の略 ) ① 盲目の女。〔文明本節用集(室町中)〕 ② 鼓を打ったり、あるいは三味線を弾いたりなどして、唄をうたい、門付けをする盲目の女芸人。瞽女の坊。 瞽女の補助注記 ( ②について ) 将軍や諸大名などの内局に仕えたり、箏、三絃の教授にあたったりする者もいれば、諸藩が盲女の救済、保護策としてつくった組織に所属し、遊芸を講じる者もいた。 『精選版 日本国語大辞典』より 本作は目の見えない小さな女の子のホタルが、瞽女として生きていくようになる姿を描いた物語です。 重篤な病気にかかった母のために、変若水を探し求めて行方不明になった父。 謎の蛇女。 神域の不思議と秘密。 ファンタジー・怪奇要素も交えながら、しかしそれは添え物で中心には人間同士が織りなすしっとりと、しんみりとしたドラマが据えられています。 ″ ずっと唄が下手な人も いつまでも転んでしまう人もいる だけど心さえ開いていれば 誰かと歩くことはできるから 人と生きるってそういうものだから″ という1話に出てきたセリフを読んで、ああこのマンガはとても手触りが良いなと感じました。 人生の先達であるおユキさんらがホタルを厳しくも優しく導いていく様子がとても良く、 ″ 他人に合わせて自分を作っちゃいけないよ″ といった人生において沁みる言葉をたくさん発してくれます。 そうした周囲の人の支えもありながら、ホタル自身も健気に懸命に奮闘する姿が堪りません。瞽女の中でも秀でた存在に与えられ特別な権利を得られる弁天塗香を目指して、ホタルは邁進していくことになります。 最新話では公称である「和風音楽冒険ファンタジー」の音楽の部分も素晴らしい演出をされていて心が湧きました。1巻を読んで気に入ったら、そのまま最新話まで読むのも良いと思います。 絵柄も相まって『ジャンプ+』らしさはもとよりメインストリームにある作品ではないですが、私はこういうマンガが存在し、読まれ、愛されることが素晴らしいと思います。解りやすい派手さはなくとも、岩陰でひっそりと咲く花のように美しい物語です。
これもひとつのハッピーエンド #読切応援
タイトルめちゃくちゃ好きです~…一緒にいこう、ね…。 ネタバレなしで語ると、しゅうくんもえるちゃんもキャラデザすごく好きです。かわいい。真面目に図書館へ通うしゅうくんが最終的にああいう選択をするとは思わなかったです。知らなかったのは…って展開が超最高ですね。みたびつろ先生の次回作も期待。
vs S級超越者の感想
最高
劇団四季ミュージカル版を観てきた
※ネタバレを含むクチコミです。
読切としてちょっと無理がある設定?
※ネタバレを含むクチコミです。
五十嵐大介は漫画を愛してはいない?
私は漫画を愛してはいない、線を信じていない作家は嫌いなのだが、五十嵐大介は唯一例外である。五十嵐大介は恐らく漫画とは別の抽象的な目に見えないもの(生命への愛やアニミズムなど)を信じている気がする。五十嵐大介の線は他の誰かから影響を受けた形跡がほとんど皆無で、油絵を描くようなタッチで線を加えていく。彼は別に自分の表現したい事がたまたま漫画が描きやすかったから漫画を描いてる感じがする。 五十嵐大介は漫画を愛してはいないが、漫画が五十嵐大介を愛しているのだろうか。
出張料理人旅日記 ふくすけ #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 第一部?の帝との戦いまでは傑作だと思う。さすが花板虹子の作者だ。ただ女性キャラの区別がつきにくいのと、過去編のへの導入がいきなり始まったりしてちょっとわかりにくいところもあった。 ・特に好きなところは? 俺の好きな人情話あり、良い話にしようとしすぎてよくわからない話があったりするところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 途中ちょっと話が長すぎるところもありますがなんとなく読み始めたら結局最後まで読んでしまうのでおすすめです ラストの話は相手の目的と手段が変でいいね
定時制DKと保険医
※ネタバレを含むクチコミです。
白崎くぅん……
※ネタバレを含むクチコミです。
革命的な漫画
※ネタバレを含むクチコミです。
最も異端かつ独創的な漫画
諸星大二郎という作家は他の追随を許すことのない唯一無二の作家である。これは海外の異端な芸術家、映画監督、文豪、音楽家に広げても諸星大二郎の独創性を上回る作家など殆ど存在しない。妖怪ハンターは人間の根源的な知的欲求、未知、何故世界は存在するのかというあまりに壮大で抽象的な概念を諸星大二郎の線に還元している。このいまにも崩れそうで保っているような不気味な線の快楽が我々を未知の世界へ引き込んでくれる。
「愛と誠」読んでみた
【1〜4巻】 子供時代、愛ちゃんが蓼科高原でスキーをしていて事故りそうになったのを命懸けで助けた誠の額には大きな傷が出来てしまいました。その傷がきっかけで一家離散の憂き目に遭ったことで誠は不良になってしまいます。成長して再会した誠がグレてしまったことに責任を感じた愛ちゃんは更生させようと奮闘するのです。 あしたのジョーの矢吹丈もなかなかの不良でしたが、誠はさらに悪い奴ですね。命の恩人を信じたい愛ちゃんはボロボロになりながらも更生のチャンスを与え続けますが、誠はいつも裏切るし愛ちゃんの家柄までも利用しようとするんですよね。でもその「ここまでやるのか…!」の衝撃がいつも癖になるのでページをめくる手が止まりません。愛ちゃんがどんな仕打ちにあってもへこたれない芯の強さと変わらない可愛さを両立させているところに梶原一騎とながやす巧のマリアージュを感じました。 とはいえ完全版だとまだ4巻までしか出ていないので、まだまだ語り切ることが出来ません。7月から旧尾崎テオドラ邸で行われる原画展に合わせて読み始めたのに会期中までに全巻刊行されるんだろうか…。そして4巻までだと真の主役は岩清水なんじゃないかと思うくらい存在感がすごいけど、彼はこの先も活躍してくれるのか?!
※ネタバレを含むクチコミです。