ネーミングがやたらとひどい
思春期に、人と違うことについて悩む少年。
※ネタバレを含むクチコミです。
コメディ要素が強い戦隊大失格なマンガ #1巻応援
本作を読み始めた時、『戦隊大失格』を想起してしまいましたが、ダーティーな要素は比較的薄めで読みやすいです。 ヤサグレンジャー全員が人間臭いキャラであることもあります。 一巻の表紙を飾るリーダーが凛々しいです(苦笑)。 期待を込めて「#1巻応援」を付けました。
落ちこぼれ忍者とクールな殺し屋ちゃんのまんが!
Twitterで大人気!ハンバーガーちゃんのオリジナルまんがです!! 手違いで抜け忍になってしまい里から追手を放たれている落ちこぼれ忍者のさとこちゃん。行き倒れたところを正体殺し屋の女子高生このはちゃんに拾われます。 殺し屋ランキングの上位を狙うこのはちゃんは、さとこちゃんを狙う追い忍を始末し、更に忍術でその死体を葉っぱに変えて処理させるスマートな仕事方法を思いつきます(こわ…) かわいさの中に何気なく差し込まれるこのドライな価値観がハンバーガーちゃんの魅力ですね。やってることは相当エグいのにかわいくサクサク話が進むので倫理観がバグりそう! このはちゃんのクリーンな残虐ライフに付き合わされるさとこちゃんの明日はどっちだ!
歩合制クズヒーローvs愛と平和の悪 #1巻応援
酒クズレッド! ヤニカスイエロー! 整形沼ピンク! やすらぎハーブグリーン!(仮釈放中) 多重債務ブラック! スピリチュアルホワイト! みんな揃って! 非正規戦隊ヤサグレンジャー!! 大体そんな感じの、『池袋†BLood』や『おもしれー女はときめかない』の奥田薫さんが描く、戦隊モノコメディです。 「給料前借りして無断欠勤を続けた上に寮をゴミ部屋にしたまま飛んだパチンカスパープル」 など、清々しいほどのクズが目白押し。でも、みんなクズのお話が好きなんですよね。 元々の設定に加えて、奥田さんらしいテンポ良く繰り出されるギャグの連発で明るく楽しく読めます。 整形、推し活、スパチャなどネタも現代的なものから、千葉西部の東京都の県境に住む県民のプライドなどローカルネタまで幅広く。 腐り切った世界を愛と平和に満ちた世界に作り替えるために戦う闇の組織「暗黒微笑(ダークスマイリング)」のボスであるクレイジー・スマイルさんが私は推しです。スマイルさんの作った小松菜の味噌ピー和え、食べたい……。 初見では唯一の常識人に見える主人公・村崎ゆかりが、後々見せていく人によっては許せない行為にも注目です。ゆかりちゃん、それは人によっては本当に地雷だから……。 特にヒーローや戦隊モノに興味がなくとも、純粋にコメディとして楽しめるであろう作品です(どちらかというと、いろんなクズを楽しみたい方にお薦めかもしれません)。
流れる雰囲気が好き
なんだろう… 気だる〜い流れる雰囲気が好き!絵がうまい!
大暮維人が帰ってきた!12年ぶりのオリジナル新連載!
『天上天下』からずっと愛読している大暮維人先生の新連載は、『化物語』終了から1年、オリジナル作品という意味では『エア・ギア』完結からじつに12年振りとなる。 バトルあり美少女ありイケメンありのファンタジーで圧巻の画力ももちろん健在だ。和風、バディもの、バトルと『天上天下』ファン垂涎の要素も盛り込みつつ、第一話クライマックスでの変身シーンがなんと『大祓詞』の詠唱に神楽舞!?バカのバイキングか!?オタク歓喜の全部盛りだァ…! ストーリーとしては、“夜”とよばれる災害を模した怪異(あるいは災害そのもの)に立ち向かうべく神を降ろして戦うというもの。まだ謎が多く、圧倒的な情報量に翻弄されているうちに1話が終わってしまった。2話がとにかく待ち遠しい。 マガジン巻頭のインタビューでは、作者の創作観の変化について語られている。AI時代との向き合い方については、膝を叩きたくなるような面白い話を読むことができた。一流の漫画家は、ビジュアル化の鬼であると同時に、考えてみれば当然かもしれないが、言語化の鬼でもあるのだ。
日本酒は何にでも合う
かわいいOLさんが美味しそうに酒を飲む漫画。結局こういうのがいちばん好きなんですよね…!! お酒大好きOLの花越路さんと楯野川さんがお家や居酒屋やたまにはお外で日本酒&ビールを飲むだけ。 旬の野菜もこってりした肉もフルーツもチーズもなんでもマリアージュさせていてとても美味しそう! こういう組み合わせもありだな〜という学びもあります。 主人公2人の名前が日本酒にちなんでるのもいいですね。作者さんの日本酒愛が伝わってきます。 これは作品にあんまり関係ないけど、花越路さんがまだガラケー使ってて懐かしくなりました。 めちゃくちゃ昭和とか平成初期の作品より、数年前くらいのほうが懐かしい…!ってなるの不思議だなあ。 かわいい女の子と美味しいお酒はいつの時代も素晴らしいものです。
1巻の感想
お姉さんはどこいった?
ドカクエ 異世界ドカコッククエスト #1巻応援
異世界の設定をほとんど理解できていない状態で読み始めてまあ「ドカコック」だしなんとかなるだろうと読み始めたがドカコックだったので問題はなかった。「ドカコック」を読まなくてもそのまま楽しめると思います。 気づいたけど「ドカコック」のシリーズって10年以上やってるね
なぜ「が」じゃなく「の」なんだ
きみの絶滅する前に きみが絶滅する前に なぜがじゃなくてのにしたんだろうか。 きみって誰のことなんだろうか。 眠れなくなる。
「固有名詞」が出てこない、ひねくれた王道ラブコメ!?
<ログライン> 彼女が欲しい大学生男子と超絶良い女な先輩のラブコメ。 <ここがオススメ!> ツンデレヒロインとヒロイン大好き男子、という関係性は王道だけれども、ちょっとしたひねくれ方が面白い。 このご時世に「シガレット」を持ってきているあたりからして、軽いひねくれ度合いが見え隠れしてますよね。 自分は、そんな本作をふとしたきっかけで知り、1巻を読み始めたら止まらなくなって一気読みしました。 会話のセンスがたまらないし、コマの見せ方など演出も素晴らしくて、読みやすいんです。 さらに言えば「固有名詞」が一切出ずに11巻続く作品って、後にも先にもこれくらいなのでは?と思わせる。 つまり、名前が出てこないんです。驚き。 というわけで、ラブコメとツンデレ要素を吸収したい人は、ぜひお手に取っていただきたい作品です! <この作品が好きなら……> ・その時の彼女が今の妻です https://manba.co.jp/boards/106104 ・アオのハコ https://manba.co.jp/boards/131789 ・付き合ってあげてもいいかな https://manba.co.jp/boards/99363
外国人視点の開国後日本
原作となるイザベラ・バードの本は読んだことがある。 でもこれほど情景豊かに想像はできなかったし、イザベラ・バード視点のみなので、やはり周辺情報が客観的に描かれる漫画はやはり違う。 絵があると、それがすべて本当のように引っ張られてしまうのが弱点と何かで読んだ。 でも、自分だけの想像力では描ききれない、田舎の恐ろしいほどのノミやその他虫、そして不衛生さ。 それらが日常の様子として描かれ続けているので、漫画とはすごいものだなと思い知らされた。 そもそも、バード女史、よく行ったな。肉もないのに。 また、環境だけでなく、懐からボトルに入れた筆を取り出し記録をしたためる鶴吉の一連の仕草。 大人になったことを誇りに思う女の子の表情。 細やかな当時の人々の日常が、ドラマの何気ないワンシーンのように描かれていて、今は消え失せた文化を知らされる。 ちなみに、ヨーロッパより難儀な雑草が多い日本で、バード女史が農民が勤勉に働き雑草を刈るから「雑草がない」と表現したコマに、フフとなった。 有名な場面ですね。 キリスト教的な倫理観が根付いている現代の我々が、当時の日本へ気軽にトリップできる、すてきな漫画です。
呪いのビデオの正しい鑑賞スタイル #読切応援
「きみの絶滅する前に」が面白かったのでこの読切を読んだが良い読切だった。 最初主人公の心情がわからなく、お化けとの会話と楽しむ系統のマンガなのかと思っていたが全然違った。途中で俺の好きな映画が出てきたなぜこの映画なのかなと思ったら最後の流れの伏線になっていた。
目的のためには手段を選ばない小説家が猫を飼う!
全ては自分のために他人をコントロールしているようで、完全にコントロールされている宮王太郎(通称?ミャオ太郎)。ネコに振り回される(けど振り回されている自覚はない)未来が見える…。
泣ける
※ネタバレを含むクチコミです。
数gで宇宙や神へと至る物質 #1巻応援
SNSで大人気のキメねこさんによる、自称「卓越した道徳的書物」。表現の自由の極北を驀進していく1冊です。 大麻やLSDから始まり、さまざまな合法市販薬から海外で売られているキノコや薬物などの詳細なレポートマンガ、また自身が逮捕された際の留置場生活のレポートマンガなどが盛り込まれた内容です。フィクションで実在のものとは関係ないとのことですが、良い子のお友だちは真似しないでくださいね。 担当編集は『地元最高!』、『ゴールデンドロップ』、『ごくちゅう!』などでもお馴染みの草下シンヤさんということからで、内容とクオリティについては一定の安心感が生まれます。 かわいいフルカラーの絵でありながらリアルに描かれるさまざまな薬物やその使用レポート、世界の見え方の変容などはマンガという媒体の長所を生かし切っており、視覚的に解りやすく描かれています。自分と世界の区別がつかなくなるさま、音が見えたり味が輝いたりするさま、幻視や幻覚、圧倒的感謝……。 幾何学的模様が見えてくるのは、自然界において存在する黄金比のように視覚野と生命科学が生む美しい秩序であるという節などは、なるほどと得心しました。 ″神への直通回線″と呼ばれる宇宙最強の幻覚剤「アヤワスカ」など、自分では絶対に使いたくはないものの好奇心はそそられる対象についても詳述されていき面白いです。 「TDLでLSD」 「真昼のエレクトリカルパレード」 「★大麻(ガンジャ)に感謝――――――!!」 「成人は4錠、しかし聖人であれば20錠以上は飲んでおきたい」 などなど言語感覚の良さに笑わされてしまうところも多々。 他方で、 「存在するのは、毒だと分かっていても、刹那的な夢を見ようとして、取り憑かれ、堕落してしまう人間の悲しき性だけである」 といった名文もあり、さまざまな味わい深さがあります。 『ミッドサマー』のトリップ描写は解像度がとても高く正確、などの普通に生きている上ではまず見聞きしない類の情報に溢れており、普段刺激されない部分を刺激してくれます。 「絵描きの不幸はある意味で幸いである なぜなら漫画の出力を誘うためだ」 で始まる、大麻取締法違反で逮捕された際の モノクロで描かれる留置場レポートも面白く、作者のエッセイ系マンガの上手さを感じさせられます。いえ、フィクションだそうですけどね。 「ここが留置場かぁ〜 テーマパークに来たみたいだぜー」 と野原ひろしになってる場合ではない、とツッコミを入れたくなるところや 「今ち◯かわってどうなってる?」 「ち◯かわも牢屋入ってるよ」 といった会話にも笑わせられました。 終盤で出てくる、普通に生きるのには向いていなかった筆者が語る 「創作の世界だけは人格的な部分にとらわれず 最終的な成果物のみで評価してもらえる 極楽浄土です」 という言葉は胸に残りました。 大麻の合法化についてはさまざまな議論もありながら、世界的な潮流としては合法化される国が増えてきていることも言及されています。まともな議論の土台となる知識を得ようとしても、日本では違法であるためまずその第一歩が難しい状況にはあり、そういったときにこうした作品の存在がその一助になることはあろうと思います。
女性とか男性とか人間とか。
高野雀先生の描く画もキャラクターもストーリーも好き。 偏っているようで、偏ってなくて、友達がビシバシ本音を言ってくれて、スッキリする。 自分の気持ちも一人で考えていてもぐるぐる同じところを回ってしまうけど、周りの人たちに相談することで考えが整理できて自分の気持ちが精査できる。 目線を変えると洋服と同じように選択肢が増えるってことで、解決できることも多々ある。 色々考えさせられる作品。
家族を救うため大金と引き換えに結婚する相手は、嫁を食う男!?
※ネタバレを含むクチコミです。
ちはやふる続編【最新話の感想】
※ネタバレを含むクチコミです。
めちゃくちゃ遠回りな復讐
学生時代に壮絶なイジメを受けた主人公が、大人になって加害者グループに復讐する話。復讐の準備に18年もかける悠長さがすごい…w そりゃ整形でまるっきり別人に変わりもするわな。 準備に時間をかけた割には、復讐の仕方はそこまで計画性を感じないところもなんだかなあ。 要所要所で、肝心の場面が(意図的に?)描かれないのが寸止め感があってストレスだった。読者的に先が気になるシーンに限って、詳細が省かれてるのは非常にもったいないと思う。2巻以降に期待。
最後のセリフがすべて
最後のセリフで全てが腑に落ちました。 謎の設定で始まり、そのまま淡々と続いていくのだけれど、最後のセリフで全て氷解していく感覚になりました。 待ってること自体が生活ということなのかもしれないとか、当然来るだろうと思っているものけど実は来るのは当たり前じゃないかもしれないとか、来なくても来ると期待して待っている今が楽しいのかもしれないとか、来たら来たでうろたえるかもしれないとか、来ないもんだって割り切った方が楽かもしれないとか、そんなことを考えました。 面白かったです。
人によって、時によって、様々な読み方ができると思う
環境問題的な話かと思って読み始めたら、そうシンプルな話じゃないように感じました。 ラッコの回で人間による乱獲の話も出てきましたが、テロリズム、文化、生きる意味、生物としての生産性、輪廻、色んな読み方ができました。きっと読み手のその時のアンテナがどこにあるかで感じ方変わると思います。 一話ごとに登場する動物も異なり、テーマも異なりますが、それらをまたいで繋がっていくモチーフがあり、ミステリアスな雰囲気を出しているのとともに先の展開がとっても気になります。おすすめです。
とてもいい胸糞漫画
とてもよくむかついた
ひどいネーミング(通り名)をつけてくる人たちの名前もひどい。 そして、Webでなくアプリで漫画を配信する気遣いを教えてくれる。 やすらぎのハーブの人は遠回しの表現しかてきないなら、塀から出てきても、規制が多すぎて戦隊復帰は困難では。 ちなみにデフォルメ絵が通常運転。 そのせいか、作画コストの高さから、ちょいちょい出てくるのに、素顔は少ない敵ボス。 ボスの顔の秘密もいつかわかるんだろう。イケメン過ぎてもてて辛いだったら、どうしよう。