生きづらさを抱える主人公の前に「運命の相手」を名乗る男が現れる【最新話の感想・考察】
ジーンブライド
※ネタバレを含むクチコミです。
川勝徳重の新連載
痩我慢の説
読んでてシンプルに「いいな〜」という気持ち。
急にひろゆきがでてきて誰!?と思ったけど、あのひろゆきで間違いないっぽい
元バリキャリ無職のむぎが、マイペース居酒屋店主と"発酵"に出会う!
まめとむぎ 分冊版
ファッション誌の編集長になるのが夢で、そのために夢中で頑張ってきたものの同僚にその座を奪われてしまったむぎ。それだけならまだしも、元編集長との不倫が発覚。見事なまでの転落ぶり。夢も仕事も恋も失い腐っていた彼女がかつての行きつけだった店を訪れると、明るくて若い女性店主・まめが営む「発酵」居酒屋になっていた…!という話。いきなり塩麹を育てるというミッションを与えられ、案外すんなり受け入れているところが面白かった。いずれむぎはこの居酒屋の店長になるみたいだけど、まさに第二の人生という感じでワクワクする。
思ってたより怖かった
オカルトジャーニー【閲覧注意】
※ネタバレを含むクチコミです。
ダメダメ教師がクエストを攻略して強くなる話
救済の教室
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崖っぷちアラサー女子、逆転のために探偵事務所を開く!
さよならダイヤモンド
※ネタバレを含むクチコミです。
最愛の人が死後ロボットとして生き続けるとしたら。
太陽が眩しくて
※ネタバレを含むクチコミです。
期待の1話目
バトルフロント オンライン~格ゲーは仮想世界にて~
「ノスフェラトゥ住田さん」の作者の新作か!相変わらずオールカラーで独自のこだわりを感じます。
これは「連載の1話目」のコンペで賞をとった作品のようで、上手く行けば2話目がいつか読めるのかな。期待です。
ノスフェラトゥ住田さんのように、主人公が目の前の賞金を稼ぐことに重きをおいているのにはどんな理由があるのか(もしくは特に無いのかw)、はやく知りたいです。
真面目系むっつりDK生徒会長が変態に振り回される!
聖くんは清く生きたい
※ネタバレを含むクチコミです。
『終わらないヨスガ』最新話感想
終わらないヨスガ
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なんでも教えてくれちゃう?!保健室の先生
みょーちゃん先生はかく語りき
恋に悩んでる女子生徒に話を聞いたら性の悩みだった?!でも生徒を正しい道に導けるように先生も頑張って答えるね…!なエロコメです。大体はご想像通りな内容かと。1話目から飛ばしてる内容だったのでこれからどうなっちゃうのか。みょーちゃん先生は生徒のためにどれだけカラダを張ってくれるのか必見です!!
自殺志願者3人と謎の男が帝国陸軍のシャブで這い上がる!
ゴールデンドロップ
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元アイドル(31)がDK従弟にプロデュースされグラビア同人で稼ぐ
平成敗残兵すみれちゃん
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殺し屋として育てられた少女の初恋。これはヤンマガだわ……
ねずみの初恋
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4巻 極道ラーメン・レスラーもブロックで殴れば死ぬ!の感想
極道ラーメン
悪を許さないできたてのラーメンのように熱い男万吉が今回は元ヤクザのヒットマンとのラーメン勝負をする。勝負に入るまでの展開もすごいし結果も凄かった。
毎回入る極道ラーメンの元ネタはいいね
殺し屋達のバトルロイヤル・サバイバル
ROPPEN-六篇-
※ネタバレを含むクチコミです。
ほしのディスコ原作、絶対服従ラブコメ
星野くん、したがって!
お笑い芸人・ほしのディスコさんが原作を担当するのオジロマコト先生の新連載です!新しいかたちのからかいラブコメかな。でもちょっと謎な主従関係も生まれてて、とにかく山田さんが可愛いけどヤバそう、という印象の1話です。
中年ボディ・メンテナンス物語
すこしだけ生き返る
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100年のコールドスリープから目覚めた余命少ない小説家の話
100年の経
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闇金の次は『弁護士』!!加害者を守る悪辣な主人公
九条の大罪
スピリッツで始まった真鍋昌平の新連載メッチャおもしろかった。
「思想信条がないのが弁護士だ」とはその通り。しかし目の前で体現されると複雑な気持ちになる…。
轢き逃げで人殺したクソカスでも親身になってバックアップしてくれる弁護士さえいれば、たかだか禁固1年8カ月でシャバに戻ってこられる。一方、夫を殺され息子の片足を奪われた女性は弁護士を付けなかったせいで惨めなまでにボロ負けする……。
法的には正しくても、感情的には納得できない。
この論理と倫理の対立が最高。これから毎週楽しみ。
【公式サイト】
https://bigcomicbros.net/work/35215/
お下がりのボロい平屋で始まったふたり暮らし。
ひらやすみ
※ネタバレを含むクチコミです。
「半分悪魔」な愛娘と賑やかなふたり暮らし
ぼくの魔なむすめ
※ネタバレを含むクチコミです。
アフロ田中、ついにマイホームを購入!?
マイホームアフロ田中
※ネタバレを含むクチコミです。
小説家がいなくなった未来で #1巻応援
100年の経
AI関連の議論を見ない日はないというほど、世間にAIが浸透している時代がやってきました。地続きの現実を生きていると実感が薄いですが、今や小学生でもAIを使って作文やデータ解析ができる時代です。自分の子供のころを思うと、『ドラえもん』で夢見たような未来の一端が実現されていると言えるでしょう。
ただ、テクノロジーの進歩が輝かしく照らす道の端には、その陰で失われていくものもあります。多くの職業がAIによって代替され消えていくのは必然で、人類の歴史上でも繰り返されてきた出来事です。
この物語は、余命1年を宣告された売れない小説家・菅井櫓を描く物語です。コールドスリープをした100年後の未来では、彼の作品が21世紀のベスト10に選ばれており国中が彼の新作を心待ちにしているという状態でした。
生成AIを利用して小説を書く「呪言師(ソーサラー)」の台頭により小説家を含む物書きがいなくなってしまってしまった世界を舞台に、創作の意義や様態にまつわる問いかけがなされていきます。
また、この物語を牽引するのはヒロインの更科結衣の存在です。自分の作品を処女作からすべて読んで愛し、生きる糧にしてくれていた女の子。櫓は、他の誰のためでもなく彼女のために小説を紡ごうとします。コールドスリープして100年経った世界には普通に考えれば結衣がいるはずはないのですが、直筆の手紙が届いたことで存命の可能性があると解り、彼女にまつわる謎と彼女との関係性という部分も本作のポイントとなっています。
小説がテーマになっている作品らしく、「経」と書いて「たていと」と読ませるタイトルから、作中で櫓が発するさまざまな言の葉まで文学的な表現に溢れているのも特徴的です。
「一流の文学者なんてのはもっと残酷な人種であるはずだ。彼らは、青春期の若者たちに一生彼らの心臓を掴んで離さない鮮烈なトラウマを、いかにして植え付けようかと苦慮するような人種であるはずだ。文学の持つ毒を、持てる限りの文才で、いかにも12月の針葉樹のように美しく飾り立てて…」
「インクの木になった果実でお腹を満たしたい」
といった表現は好きです。私も、電子の海に漂って生きながらも槙島聖護のように紙の本を愛し続けていくことでしょう。
ミケランジェロの言葉や『ソクラテスの弁明』を引用して、創作における芸術家の役割は実は本質的には変わっていないのではないか、と考える節など芸術の根幹に触れる部分は特に興味深く、AIが隆盛を極めていく時代にあって今一度向き合っていきたいテーマに歴史を俯瞰しながら正面からぶつかっています。その上で、AIには成し得ない、AIを超える創作をしようとする姿が堪りません。
純粋な小説家との仕事をする機会が失われた編集者ニールセン・叶エが、ノウハウもまったくない状態で初めての作家とのやり取りに苦慮するのも面白いです。AIによって現代よりも圧倒的に大量の物語が作られるようになった時代であるなら、その良し悪しもまた人間ではなくAIが判断するようになっているはずです。編集者という仕事は名前は同じでも仕事内容は大きく変わっていそうで、他の編集者がどのようなことを行っているのか気になります。
自動運転車は当然実用化されているとして、SF好きとしては端々に登場するであろう未来ガジェットの数々にも興味津々です。
小説の、創作の、創作者の未来に肉迫しようとする意欲作。物語を愛するひとりの人間として、目が離せない作品です。