
BLUE GIANTのどのシーンが好きですか?

イスラム女子とアメリカでルームシェア
アメリカの大学に留学をしたサトコのルームメイト、サウジアラビア出身の女の子ナダとの生活を描いた4コママンガ。 異文化交流がコミカルなタッチで描かれていて、とても面白かったのでおすすめ。 ナダを通してリアルなイスラム文化が知ることができた。アメリカのライフスタイルの話も興味深かった。 イスラム文化と日本文化、そしてアメリカの文化がひとつの作品の中で入り混じっていて、それぞれ文化の違いはあっても、みんな楽しく暮らしている様子が節々から伝わってくる。

モノクロとフルカラー、2種類の電書版という面白い試み
登場人物の会話や行動の可愛らしさと、謎の多い世界観や”顔のない”シャドー一族の造形とのギャップが凄まじい。だがそれがいい。果たしてこれはファンタジーなのかミステリーなのか、もしかしたら異類と暮らす日常系に近い作品なのかもしれない、それくらいまだまだ先の展開は読めない。 電書はモノクロ版とフルカラー版の2種類を販売というのも面白い試み。購入したフルカラー版は着色によって明暗が強調されていて、ページ全体から作中世界の雰囲気が感じ取れる。試し読みでモノクロ版も読んでみたけど、こちらはシャドー一族のベタ塗りでの黒さが異様に際立ってて、別の意味の不気味さがある。正直モノクロ版も別で買ってもいいかなと思う程度にはそれぞれに良さがある。 1巻まで読了。

音楽のようで、舞踏のようで、格闘技な漫画
始まりの数話は、異様な雰囲気を持つホームレスの格闘技のような、踊りのような動きに少女が魅せられていくという捉えどころのない導入となっている。徐々に少女が家族によって行動を制限されているという背景が分かり、それがゆえに自由なその動き『バトゥーキ』と出会っていく。しかし、家族の『束縛』には理由があった。それが明かされた時に物語がフルスピードで動き出す。 この作者でないと描けないような『バトゥーキ』の不思議な魅力と、物語の緩急が堪らない。キャラも立っており、表情や動きに魅せられていく。 まずホームレスってこんな格好よく描けるか?というくらいに格好いい。ぜひ読んでほしい作品

よかったよかった;
ついに結婚で読者としても純粋におめでとうといいたい。 こういうカップルが実際にいるなら赤の他人でもおめでとうと言いたい。 車椅子でタキシードの新郎に新婦がしゃがんで誓のキスするってほんと素敵な絵ですね…

藤田和日郎伝統の鬼カッコイイジジイが見れます
米空母から脱走した殺人フクロウと人類が壮絶な戦いを繰り広げるという マックスB級感あふれるあらすじから繰り出される今作のジジイは 盲目となった伝説のマタギスナイパー!!もうカッコイイぞ!! 見るだけで人を殺せるフクロウのカジュアルな強さに絶望しながらも、 つらい過去をそれぞれに抱えた主人公たちが腕を取り合い、立ち向かう姿に自然と目頭が熱くなります。 藤田和日郎の描くジジイにハズレ無しです。 あと個人的にはX-FILESとか好きな人に読んでほしい。

電子書籍がストアから消えた
話題になってるけど、絶対胸糞悪くなるのわかってたからまとめもちゃんと読んでない。 ただ配信停止と聞いてebookとAmazonチェックしたら本当に検索に出なくなっているのがわかった。ここのリンクからebookに飛んでも「エラーが発生しました 指定された書籍がみつかりません」となる。 電子版でマンガで読み始めて2年くらいだけど、こうやって削除されるケースを目の当たりにしたのは初めて。

本格派SFミステリーにやられた!
ギャグといいテンポだけのお気楽なSFかと思っていたら読み進めるうちに、計算された伏線とシリアスな展開にいつのまにか引き込まれていました。 キャラクター一人一人にしっかりと魅力があり、ラストまで全ての伏線もちゃんと回収してくれたので読後の爽快感と満足感は最高で、個人的にこの漫画すごい2019年の男性編ではこの作品が1番ではないかと思いました。

おもろかった
おもろい

おもしろい
おもしろい

おもしろい
おもしろい

おもろい
おもろかった

人の弱さを精緻に、自然に、
表題作「サタニック・スイート」を含んだ六編の短編をまとめたヤマシタトモコの短編集。静かにさり気なく描写される表情や動き。六つの短編はどれも不思議な魅力に溢れている。 「妖怪」の友人だろうが、「超能力」をもった女の子だろうが、あるいは先生を手玉にとる女の子だろうが、自然と感情移入し、気がつけばヤマシタトモコの世界にどっぷりと浸かっている。なぜそうも遠い人々に感情移入させられるのだろうか。読み返すと、どの作品にも「人の弱さ」が描かれていることに気付く。つまり人の弱さを精緻に、自然に、描いている。そこでは誰もが弱さを抱えて、生きているからだ。だからヤマシタトモコの作品は面白い。サタニックスイートは、そんなことを教えてくれる貴重な短編集なのだ。

雪降る日、家族からの逃避行
ずっと雪が降っているのが印象的だった。雪が電車を止めて、雪玉をぶつけ合って、子供が言う『雪国』の引用で、救われた気分になる。家族という題材はモーニングでよく目にするけど、そのためか新鮮に思えた。

雰囲気がすき
競泳をおりこんだ恋愛モノ。キーワードとしては幼馴染 ライバル 三角関係 寮 など、よくある~って感じですが、なんか爽やかでね~。ちょいちょい反発しあったり惹かれたりって描写がリアルなんです。若い女の子向けの恋愛第一主義的な少女漫画よりよほどキュンとします。 あと、良い意味で昭和感がすごい。ほっこりします。

百合カップルが刀振り回して血しぶき舞うバトル
コミック百合姫でこのような血飛沫が舞い散るバイオレンスなアクションが見られるとは意外でした。 JK、ポン刀、絶望的に強い敵の和装美女。このあたりから「喰霊」を連想しました。百合要素は「ワルキューレのキコ」とも少し似ているか。彼我の圧倒的実力差を表現するにはやっぱり首ちょんぱが一番クールですよね!(喰霊並感 さて「スタイリッシュ」アクションと言えば聞こえはいいですが、実際ノリがかなり独特なのに加え書きなぐったような手書きのセリフや描き文字が多く、慣れるまで読みにくいです。しかし絵はカッコイイです。

好き好き大好き超愛してる。
とは舞城王太郎の小説のタイトルですが、カギューちゃんのカモ先生への愛情はまさにこんな感じだなと思う次第であります。あらすじには「“バトル×純愛×個性的キャラ”を最驚の表現で抉り出す!!!」と書かれていて、おおよそここから予想できる通りの内容で、だいたい想定外の作品になっています。なので、期待した通りの面白さは得られますし、期待を裏切られる楽しさも得られます。だから、読んでなかったら読むのをお勧めします。 ねじまきカギューあるいは中山敦支という作家が好きなところは主に二つあります。一つ目は行間の使い方です。 言うまでもないことですが、一コマ一コマの枠線の外側には、小説では行間と言いますが、何もない空白がありますよね。彼はその空白の使い方が上手です。 この空白は漫画という表現の特殊性のひとつだと思いますが、考えてみれば不思議な存在です。見栄えとしては連続性が絶たれているのに、読むという行為によって自然と補完され、損なわれることがありません。きっと、一つのコマの意味を理解し、それまでの流れを汲み取り、行間という空白では描かれていない何かを補完することで、間隙の表現形態である漫画の読書体験が成立するのでしょう。 つまるところ、漫画を読むとはコマとコマの間に存在する空白を埋めつつ読書すること。しかし、中山敦支という漫画家は、それまでのコマが指し示した方向に沿って読者が埋めた空白をぶち壊して、全く未知の展開を次のコマでいきなりぶん投げてくるわけです。下手な例えで恐縮ですが、愛し合う二人が感動の再会を遂げた次のページで、出刃とドスで相手の腹を刺しあっている、みたいな。漫画家と読者の間のお約束的な予定調和を次々と破壊していく。それでいて物語の大筋は崩さず、むしろ深度を増していく手段としています。 漫画を描いたことがないわたしがいうのもなんですが、きっと漫画を描き始めたとき、このコマとコマの間の意味的距離感に戸惑うと思います。離し過ぎては伝わらないし、近過ぎては冗長になる。しかし、中山敦支は適度に伝えた上で裏切る。間隙の美とは(わたしが今思いついたのでこんなものがあるのかは不明ですが)、彼に与えるべき賛辞だと思うわけです。 さて、中山敦支の好きな二つ目。これはもっとシンプルで作画力です。美術的なことに明るくないのでわかりませんが、ねじまきカギューはポップな感じの絵柄でキャラクターが描かれています。パワーパフガールズをもうちょっと日本風に味付けし直した感じ。原宿っぽい気もする(よくわからないけど)。ですが、彼自身はおそらく割と正統派な漫画キャラも描けるし、あるいはもっと荒々しくも描けるはずです。全体的には和製パワーパフ(としておきましょう)ですが、要所要所ではそのスタイルも崩して多様な描かれ方がします。感心したのがキュビズム的なのも取り入れられていて、すごいなぁと思ったわけです。そういう意味でも見ていて飽きない作画力のある漫画家だと思います。 あとですね、雑誌派の方もいるとは思いますが、単行本の描き下ろしオマケ漫画でほっと胸をなでおろすことができるので、まぁこれを機に雑誌派も読んでもらえると嬉しいかな。 またもや、長々と書いてしまいましたが、ねじまきカギューは絶対個性主義(キャライズム)を校訓とする学園を舞台としております。そして、物語はトラウマイサーへと続くわけです。ぜひこちらも。

果たしてこの作品に今後ラブコメの「ラブ」のほうはあるのか
それぞれの趣味を語るときの、腐男子の飛島くん、百合女子の町屋さんのテンションの振り切り方が表紙詐欺レベル。そして明らかに前作より一コマの情報量が多い。完全に物量と圧力で攻めてくるタイプのコメディ。 主人公が腐女子っていう設定の作品だと多いのが同人でBLを描いてるっていうもの。でも今作は美大が舞台。その結果、同人活動よりも性癖バレのインパクトが大きくなるのと、仕事とかいうオタ活動に不要な存在を消し去ることでより趣味に没頭するキャラを描くことができるのが強みかも。 ちなみに、物語の途中、前作「のぼさんとカノジョ?」の主人公らしき人物が登場します。 『宗教論の授業?もしや…やっぱり!のぼせんせぇぇぇ!』と叫んだのは私だけじゃないはず。 1巻まで読了。

地獄のような漫画(賛美)
※ネタバレを含むクチコミです。

ご飯漫画だけど
ご飯ものだし、キチンと毎回おいしそうなもの非常に好き。だけど、序盤のいかにも失恋後って感じで自分を制御できなくなっている感じもっと好き。

シンプルに
心が震え、体温が上がる。

最高の抗うつ薬!
超理屈の連続で細かいことはどうでもよくなる。深夜に読むと本当に楽しい。謎の勢いで説得されてしまう。

完結したけど結末についてどう思う?
※ネタバレを含むクチコミです。

雫ちゃんが
凸凹な二人の恋を応援する感じで楽しむ作品。雫ちゃんが高校の頃好きだった女の子に似ていたから、非常に楽しめた。
http://honz.jp/articles/-/41850 この方のレビューを読んで、漫画を買いました! 大がただ自分だけを信じる姿勢が本当に素敵です。 ただただサックスが好き。それだけで、動いてる!