死神坊ちゃんと黒メイド

2018年最も幸せになってほしいカップル

死神坊ちゃんと黒メイド
天沢聖司
天沢聖司
1年以上前

 ヒロイン以上に主人公がかわいくて、主人公以上にヒロインが攻め攻めでたまらない。主人公の坊ちゃんは、生き物に触れると命を奪ってしまうという魔女の呪いをかけられ、家族と離れ1人で暮らしている。  坊ちゃんは気が弱いくせに、大好きなアリスに対してサラッと自分の気持ちを伝えることのできるジェントルなのが最高に素敵。  一方でアリスはおっぱいが大きくてかわいいメイドさんで、決して自分に触れることの出来ない坊ちゃんに対してかなり大胆なセクハラをしかける小悪魔系女子で、そのセクシーな振る舞いの陰に坊ちゃんへの純粋な恋心と敬意があるのがいじらしい…!  2人の心の距離が近づけば近づくほど、2人は手を繋ぐことすらできない事実が読んでいてひたすら辛い。まるでシザーハンズのよう…。けどその切なさを2人の周りにいる愉快な同僚と妹が吹き飛ばしてくれるので安心して読んでください!    画風については、頻繁に出てくる坊ちゃんのデフォルメされた顔がバチクソかわいくて、アリスはお色気たっぷりなのに決して下品ではなく、アリスの着ているゴシックなドレスも毎回かわいくて、太めのアウトラインと少年漫画らしいコマ割りが大変読みやすい。  いずれ本誌に移籍しても全く不思議じゃないし、むしろなんで移籍しないんだというレベルのウェブ連載作品。ぜひコミックを買ってキュンキュンしてください…! (画像は1巻2話より。絶対に触ってはいけない美人メイド24時。心臓ちぎれそうなぼっちゃんかわいい)

モンプチ 嫁はフランス人

生活に潜む日仏の違い

モンプチ 嫁はフランス人
たか
たか
1年以上前

 じゃんぽ~る西先生の、「外国の人形のようにかわいらしくデフォルメされている登場人物とアクセントのように挟まれるリアルな絵」という作画のスタイルが好きです。  機械に強いフランス人の奥様と、日本ですくすく大きくなる七央くん、そして日本人的な日本人男性のじゃんぽ〜る先生の3人暮らしは読んでて全然飽きません。  現在FEEL YOUNGで連載中の、奥様が来日に至るまでを描いたTOKYO異邦人も、ハチャメチャに面白いのでおすすめです!! (画像: こういうリアリティとデフォルメの絶妙なバランスが最高…!)

レナード現象には理由(わけ)がある

変な友達と思索と恋

レナード現象には理由(わけ)がある
たか
たか
1年以上前

 表題作を含む4つの短編からなる物語。全話とも**「私立・彰英高校は県下でも指折りの全国でも有数の超・進学校で ーーーつまりは偏差値が高い」**というナレーションから始まります。小説のような味のあるナレーションと、個性的な登場人物たちが思索にふける哲学的なモノローグがすごくいい…!  知的だけれども一風変わったクラスメイトたちが、お互いに友達よりも一歩先の特別な仲になるまでを、内面(モノローグ)を大切にして描いているので、読めば必ずお気に入りのカップルが見つかるはず。知的な面白さと、ラブコメ的な面白さの両方を楽しめる素敵な作品です! **「レナード現象には理由がある」** 成績トップの飛島くん×マイペースな蕨(わらび)さん **「ドングリにもほどがある」** 目立たない友成くん×超ポジティブな亘理さん **「あの子の背中には羽がある」** 柔道部主将の保科くん×お隣りに越してきた女子小学生 **「真面目な人には裏がある」** タラシのたっくん×円滑な人間関係が大切な日夏さん

すべてがちょっとずつ優しい世界

11月23日〜吉祥寺のキチムで「すべちょキチム」展開催

すべてがちょっとずつ優しい世界
名無し
1年以上前

西島大介さんが吉祥寺のカフェ「キチム」で個展を開かれるみたいですね。 「すべてがちょっとずつ優しい世界」をテーマに描かれた小さな木製パネル作品、100号サイズの最新の絵画、立体作品の展示などを行うほか、主人公「ぼうや」限定グッズなども販売されるそうです。 http://kichimu.la/file/subecho2.htm 11月24日には音楽家detune.と青葉市子による歌と演奏、漫画家・西島大介によるライブペインティング、三者のコラボレーションによるイベントもあるみたい〜〜。detune,と青葉さんの音楽、西島さんの世界観にめっちゃ似合うな。 http://kichimu.la/file/subecho.htm 出演 detune.(with イトケン)、西島大介、青葉市子 日時 11月24日(土) 昼 open 13:30 / start 14:00 夜 open 18:30 / start 19:00 予約 3,800円(1ドリンク別) 当日 4,300円(1ドリンク別) 11月24日のイベントはメールでの事前予約が必要みたいなので気をつけてくださいね〜〜〜〜〜。

KILLING ME / KILLING YOU

絵も物語も独特で形容しがたい「成田芋虫ワールド」堪能

KILLING ME / KILLING YOU
mampuku
mampuku
1年以上前

 世界滅亡の大災害の後遺症で不死になってしまった二人が、死ねる方法を求めて終末を旅する漫画です。滝つぼや崖から飛び降りたりインディージョーンズばりの罠に嵌ったりしますがなかなか死ねません。  この作者の漫画は初めて読んだのですがほんわか可愛い絵柄で、サービス的なお色気がギャップで却ってドキリとさせられます(笑)今どきですとラノベの漫画化とかを手掛けていても違和感ない絵の雰囲気ですが、オリジナルだからこそ生まれた成田芋虫ワールド本当素敵なのでオリジナル書いてくれてありがとうございます先生という気持ちです

私の少年

5巻が出たぞ〜

私の少年
む
1年以上前

この本みると少年好きの友人(女性)の本棚にずらっと揃ってたのを思い出します。5巻もいいシーンがあったなぁ…と。 少年の描写をみると「作者さん少年好きなんだな」ってすごく伝わってくるのですがちゃんと両方一人の人間として書かれているので聡子の気持ちも真修の気持ちも感情移入して考えられるんですよね。 聡子さんは大人だな…子供がそのまま大きくなった大人じゃなくてちゃんと大人。だからこそ深く悩むんでしょうね、、、 中学聖日記とか恋は雨上がりのようにとかあいだにはたちとか年の差ものありますが実際こんだけ年の差あったらどうなんだろう…

KING OF BANDIT JING

王ドロボウJING

KING OF BANDIT JING
む
1年以上前

BSでアニメやってた時から熊倉先生のファンです。 アニメはだいたいコミックボンボンの「王ドロボウJING」の内容ですが、こちらは作画とか内容も大人め。 世界感は変わらないのでキャラ名もやっぱりカクテルの名前ですし、アメコミのような独特の言い回しとかボケは健在。王ドロボウJINGとコナンでカクテルの名前覚えました。 ジンがかっっこいいです。オシャレで不思議な世界に没入できる感じがたまらなく好きです。忘れた頃にもう一回読み直したくなる本。天才だと思ってます。 熊倉先生も見つかって?電子書籍でも読めるので是非!!

アヤメくんののんびり肉食日誌

理想の大学生活がここにある

アヤメくんののんびり肉食日誌
たか
たか
1年以上前

 アカデミックでとってもお洒落な恋愛漫画。ヒャーッ、たまらん大好き…!!  まずそもそも表紙が良すぎる。図鑑の挿絵を彷彿とさせる、落ち着いた色合いでシンプルなデザイン。超いい... 超洒落てる…!  イギリスからの帰国子女で一言で言うと変なやつのアヤメくんと、青森出身で真面目なギャルの椿ちゃん。もうこの2人の組み合わせだけで最高なのに、みんなお勉強のできる子たちで、恋愛以外ではいっつもワニ洗ったりキリン解体したり化石掘ったりしてるのが面白い。  主人公の椿ちゃんが勉強のためにNYやイギリスなどたくさん海外に行くところも、一緒に世界を旅行している気持ちになれてトキメキます。モンゴルとかテンション上がる…!  みんなでワイワイ化石掘っていたかと思えば、アヤメくんと椿ちゃんの本気の恋愛パートもあって、そしてシンプルな線なんだけど凄まじい色気があるところがたまりません(さすがフィーヤン)。  研究一本で根暗な青春でもなく、恋愛一色で頭カラッポな青春でもない。**「勉強にも打ち込むし、オシャレもするし恋愛もする」**という、まさに『理想の大学生活』を描いた作品。この勉学と恋愛のバランスを取る感覚がなんとなく海外ドラマっぽくてよけいに格好よく感じます。  アヤメくんと椿ちゃんが、どんなエンディングを迎えるのか。終わりは来てほしくないけれど、最後まで楽しみに見守りたいと思います。 http://feelyoung.jp/box/machimai.php

空手小公子 小日向海流

一人の男の成長〜あらゆる格闘技を添えて〜

空手小公子 小日向海流
たか
たか
1年以上前

 読んだ途端に「戦いてぇ...! 巻藁(まきわら)突きてぇ...!」と、男性ホルモンとアドレナリンの分泌が止まらなくなる漫画。残念ながら巻藁は用意できないので、iTunesでEye of the Tigerをポチって外を走りました、押忍!  物語は体操でオリンピックを目指していたカワイイ顔の主人公・小日向(とヒロイン) が先輩たちに襲われていたところを、楽しそうに人を殴るヤベー男に助けられるところから始まります。助けてもらったあとに、小日向もなぜかそいつに顔面を殴られます(すでに1話から展開がヤバくて最高)。 見た目も中身も爽やかな小日向が、さまざまな格闘技とその個性的な使い手に出会い、血と汗と涙を流しながら本物の空手家となっていく熱い漫画です。  この漫画の何がすごいって、敵も味方もみんな強烈な個性を持っているのに、読んでいて現実の人間のように自然と受け入れられるところがすごい。アメリカ人(青森弁)、男好きブラジリアン柔術使い(♂)、そして忍者。現代が舞台で忍者を扱いきれるというだけで、この漫画のすごさがわかるってものです。  また空手がメインでありながら、薙刀、剣道、柔道、テコンドー、ムエタイ、ボクシングと、あらゆる格闘技が出てくるところもたまりません。小日向の通う大学には100以上の武道・格闘技の部活で作る「百部会」なる超かっこいい組織が存在し、物語の序盤を盛り上げてくれます。  格闘技に全く興味がなくても、登場人物たちの血と汗と涙(文字通り)の努力を目の当たりにし、気づくと夢中で50巻読み切ってしまうメチャクチャ熱い作品です。何かに燃える気持ちを取り戻したいとき、ダイエットのモチベーションを高めたいとき、男性ホルモンが急に必要になとき、ぜひ読んでください! 押忍、失礼します! 〜以下、この漫画の好きなところ〜 ・出てくる女の子がみんな違ったタイプでみんなかわいい ・2000年代前半の懐かしい社会描写(ex.携帯電話) ・主人公に立ちはだかる最強の先輩たちと過去の因縁 ・雑魚ポジションから一人前に成長する同級生 ・巻藁(まきわら)を素手で1000回突く超熱い修行 ・ハチャメチャな大学生活 ・きれいな顔の爽やか主人公が容赦なくボコボコにされる ・最初から絵が上手いのに、後半でもっと洗練される

マダム・プティ

1920年代、世界を股にかける「小さな奥様」の物語

マダム・プティ
たか
たか
1年以上前

 はあぁ〜〜ッッ!! うっ! ハァン...何もかも素敵すぎる。物語は新婚の大正乙女が、夫と一緒にトルコからオリエント急行でパリに向かうところから始まります。正確に言うと、駅に向かうフェリーに乗るところから始まるのですが、主人公の万里子は市場から逃げた羊をフェリーに向かって馬で追い立てながらやってきます。な…何を言っているのかわからねーと思うが、読めばわかります。やだこの子超かっこい...!!  ネタバレを避けると熱く語りたい部分が何ひとつ言えないのですが、ネタバレにならない素敵な部分を列挙すると ・1920年代(大正時代)のヨーロッパが舞台 ・客室や異国の街並みの精緻で美しい背景 ・オリエント急行で起こる事件 ・勇気と能力のある自立した主人公 ・インドから来た明らかに裕福で高い教育を受けた青年 ・多国籍な友人たち ・世界を股にかける壮大な物語 ...とまあ、こんな感じです。  大正時代の日本が舞台の少女漫画でも、1920年代のヨーロッパが舞台の少女漫画でもない、「大正乙女が印欧で活躍する少女漫画」というかなり珍しいこの作品。2人の関係が歴史と絡めて深く掘り下げており、恋愛漫画としても歴史(時代)漫画としても非常に読み応えがあります! 全11巻という手頃な巻数で、濃密なヒストリック・ラブロマンスをお楽しみいただけますので、ぜひ買ってください(ダイレクトマーケティング)

捜索者

都会で失踪した少女を探す、渋い山男

捜索者
にわか
にわか
1年以上前

失踪した親友の娘を探す、渋い山男の話。 単純にミステリとしても良く出来ている。主人公からすると未開の地である渋谷で、どのように情報を集めるか、手掛かりがない中で真実にどう近寄っていくかという読みどころが意識されているため、飽きることなく読める。また、それぞれの場所で生きる者の考え方の差もしっかり書き分けられており、話に深みが生まれていた。 でもまさか高層ビルを山に見立てるとは思わなかった。そこのハチャメチャ感も含めて楽しめた。

かなたかける

走りたくなる!

かなたかける
む
1年以上前

ずーっと走り続けるマンガ! 箱根といえば箱根駅伝ですがこれ小学生! 技術とか体力づくりとか難しいこと語るのは容易いですが「走るの楽しい!」をこれだけストレートに表現されるとこっちもスカッとします! 箱根駅伝すごくしんどそうであまり好きじゃないのですがこの作中のキャラみんな楽しそう。小学生が無邪気に走ってるのを見るのは和みます。

きみはかわいい女の子

ちっさい女子が主人公

きみはかわいい女の子
む
1年以上前

身体的コンプレックスを肯定してもらう系恋愛話。 ちっちゃくて細くて可愛いならコンプレックスじゃなくて女子として魅力なのでは?と思うのですが本人にとってはすごく気になることなのでしょう。 個人的にコレ系の話は主人公本人の自信がない吐露モノローグより周りの「あいつ小さいしペラいし釣り合わないんじゃない?」みたいな野次描写に気分が落ちます。そこを抜きにして、もしくはそんな外野なんて関係ないよ!とイケメンが手を引いてくれるシンデレラストーリーを楽しむのには◎

サザエさんうちあけ話

すべてのエッセイ漫画はここに通ずると思う

サザエさんうちあけ話
かしこ
かしこ
1年以上前

サザエさんの作者である長谷川町子のエッセイ漫画です。 生い立ちやサザエさん創作秘話だけでなく、歴代のペット達や旅先で出会った人々の思い出など、盛りだくさんかつユーモラスに描かれています。 特筆すべきは!作者のお母さんです。早くに父が病気で亡くなり母一人で娘三人を育てることになるのですが、この母の行動力がすさまじい。 まず上京。そして、次女の町子を漫画家・田河水泡、長女を洋画家・藤島武二、三女を小説家・菊池寛に弟子入りさせます。 ビッグネームばかりでビビりますよね。 母の破天荒なエピソードはたくさんあるのですが、晩年はボケて娘の顔が分からなくなってしまったことも描かれていて、老いを見る作家の目を感じます。 終戦の翌年に地方紙で始まったサザエさんの連載ですが、作者としては本業は家庭菜園、漫画はアルバイトだったそうです。 そういう気質もより多くの人に寄り添える国民的作家としての器かもしれません。

宝石の国

斬新かもしれない

宝石の国
やむちゃ
やむちゃ
1年以上前

石に戦わせるなんて新しいしかっこいいな!硬度とか光の屈折率って戦闘力に換算しやすいし、素敵やん!!! って思ったんだけど、 宝石・鉱物好きにとっては、 「希少な石が戦闘で傷つく、もしくは折れる」という事実に目をつむることができませんでした。なので、途中で読むのをやめましたが、新しい戦士ものって感じがして、女の子にも受けいれられそうな奇麗な絵が良いですよ^^

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