かわいさと不気味さのバランス感覚がすごくて
なんとも絶妙な読み味になってるんですが
作品を包んでる装丁が魅力に拍車をかけてます。
カバーをめくってゾクッとしたのは久しぶり。
読んだ人なら「あっ!あーっ…!!」ってなること請け負い。
これは是非味わって欲しい…。
箔押しの題字やカラー挿画もめちゃくちゃきれいで
今のところ今年イチの装丁の作品です。
紙でこそ楽しめる遊びが詰まってます。
と言わせておいて電子書籍でカラー版を出すマーケティング。
隙がなさすぎる(両方買った)
貴族の真似事をする、顔のない一族「シャドー」。その“顔”として仕える世話係の「生き人形」。来客のない奇妙な館には、今日も煤と黄色い声が、舞う――。