林律雄先生の傑作
5話目「クッキングパパ」うえやまとち
今回は「クッキングパパ」とうえやまとちがテーマ。 クッパパがちばてつや賞に準入選して、2回の読み切り企画的に連載スタートした話とか、料理を作ってから話を描いている話とか。福岡に住んでいるから、航空便が何あわず旅客機でアシスタントにお詫びの品を持たせて原稿を届けさせた話が面白かった。
インフレが凄いのはDBリスペクトなのか…?
ソウルイーターやデュラララ!!初期のブリーチなどを彷彿とさせる、現代的かつ独特のポップさを持ったファンタジー。 吸血鬼の主人公、幽霊のヒロイン、狼男のライバルなどなどメジャー感のある顔ぶれで大変取っつきやすいです。私の一番のお気に入りは空間魔法を使うレジャーハンターのベルちゃん。可愛くてセクシーなだけでなく自分の実力にプライドを持っていて、可愛いところを挙げればキリがないです。 主人公のスタズのサブカルかぶれっぷりもキャラ立ちしてていいですね。覚醒して有り余る魔力でかめはめ波を撃とうとしてみたり、東京喰種に出てきそうなアシメの優男を見て「誰だよこのUkロック聴いてそーな奴は」と言い放ったり。
ヤンジャンの新連載でいま一番楽しみ
絵に見覚えあると思ったら「群青戦記」の人か! この新連載は、ちょっと面白そうな設定。 「その病気」に感染した状態で男の性器が興奮状態になってしまったら発症・変異してしまい、全身が勃起時のように血管が浮き出て膨張し近くにいる異性に襲い掛かるというおそろしい症状だ。 その病気は少しずつ社会に蔓延しつつある。 バイト先のコンビニに店長、常連客の風俗嬢、クラスメイト・・。 そして、主人公。 主人公は奇跡的に感染をコントロールできるのか、どうか。 今後の展開としてはゾンビ的なパンデミックパニックものの方向へ進むとは思うんだけど、主人公はある事情から性的なことに嫌悪感も抱いている。 もしかしたら、そこが鍵になってくるのかもしれない。 主人公は病気の力を利用し好きなあの子の救世主になることができるのか・・! この病気を抱えたまま、ヒロインとイイ感じになってもセックスはもちろん、キスすらできないジレンマと戦うことになるだろう。 感染が拡大し社会が崩壊したあと、グループに分かれ生活し始めた時に主人公は感染しながらも自我を保つ異質な存在として迫害されるのか、英雄視されるのか。 感染したと誰にも言えないときに、きっとあの親友が助けになるんだろう。 陸上をやっていた経験も生きるかもしれない。 どういう方向に展開していくのか楽しみでならない! 誰しもが内に抱えている性という怪物を本当に怪物として描くこの作品。 序盤で、日常の理不尽さ、どうしようもなさを丁寧に、リアルに描写することで巻き起こる異常事態がより際立って見えてくる。 ここ最近のヤングジャンプの新連載攻勢の中では一番期待している。
みなみけについて好きに話そう
アニメの千秋の声は完璧。今でも読んでいると脳内再生される。
和希先生らしい結末
最後の最後で、えげつない敵を出してくるのがやっぱ和希先生だなと思った 次はもっとミステリというよりもゲーム性の高い作品を描いてほしい
「遊☆戯☆王」高橋和希による新感覚ミステリ開幕
※ネタバレを含むクチコミです。
退廃的なセカイの短編集
鬼灯さん家のアネキの作者、五十嵐藍の短編集。退廃的な世界観と好みの人にはぶっ刺さる気だるげな女の子が魅力的。 「神様ごっこ」が個人的に好き。世界の終わり、と言われる日が来たら、あんな風に過ごしたい。退廃には夢があると思わされる一作
女の子がすごく頑張る漫画
主人公の女の子が頑張る漫画です。 少女漫画とは男性の胸キュンをいかに魅力的に描くか、だと思いますが 男性より主人公の女の子がテンション高くてバタバタと東奔西走してる印象。 恋をする乙女は必死ですよね… 元気系主人公で恋愛なのでイジイジしてるキャラが無理な人にはおすすめかも。
食べることにまつわるあれこれ
オノ・ナツメさんが描く食べものはどれもみんな美味しそう。個人的にさつま芋があんまり好きじゃないんだけど、「2日目の芋」はもうれつに食べてみたくなった!
福本先生の傑作
カイジ、最低だけど最高!!
ラブコメではない
※ネタバレを含むクチコミです。
手塚マンガ、大友マンガ
わたしには、はじめて外国文学を読んだとき、ちっとも読めなかったという経験があるのですが、みなさんはどうでしょうか。英語やフランス語やドイツ語やロシア語が読めなかったのではありません、あろうことか翻訳された日本語がちっとも読めなかったのです。読めないなりに読んでいるうちに、いつのまにか慣れてしまい読めるようになったのですが、あのはじめに感じた読めなさはいったい何だったんだろうと、いまでも時々思うことがあるのです。 そして大友克洋です。大友克洋をはじめて読んだときも、ちっとも読めなった。こういっては失礼というか語弊があるかもしれませんが、マンガなのにもかかわらず、ちっとも読めなかったのです。ただし、この読めなさには理由があって、すぐにそれに気が付くことができました。わたしは手塚治虫からマンガを読むようになった、これが大きな理由でした。周知のとおり手塚治虫はマンガの祖であり、マンガの描き方/読み方を体系化した人であります。つまり、わたしは、この手塚式のマンガに慣れ親しみすぎていたあまりに、手塚とはまるで異質のマンガ体系を持つ大友を読むことができなかったのです。手塚マンガは記号の集積であり、大友マンガはカメラのレンズであった、この体系の違いを察知してはじめて大友を読めるようになったというわけです。
弓香最高
江戸くんも最高。 弓月先生の傑作。
弘兼先生の傑作
島社長、最高!
原作ゲーム、アニメ履修済み
アニメは期待外れだったが、このコミカライズは絵のクオリティそこそこで丁寧に描かれている印象。原作にはない主人公の心情の描写、割愛されたであろうシーンなどがありゲームをプレイ済みでも初見でも楽しめるかと。イベントの順序や展開に改変があるがストーリーの大筋に影響はない。改変によって話のテンポがよくなっているように思える。初見でゲームをプレイするには腰が重いのなら、アニメではなくこちらのコミカライズをおすすめする。
山田孝之主演&プロデュースで映画化
まさか映画化するとは思わなかった。 これをきっかけにいろんな人に読まれてほしい http://natalie.mu/comic/news/244460
柴犬と少女の終末旅行
Twitterでバズった系マンガも最近は珍しくありませんが、今や玉石混交なそれらの中でも自信をもっておすすめできるのがこれ。 フルカラー!絵が良い!柴犬もっふもふ! 何故か生き残ってしまった孤独な少女が、終末を旅する相棒として選んだのが「喋る柴犬」。まぁ作中の生物みんな喋るんですけど。
何じゃこりゃ〜!?
※ネタバレを含むクチコミです。
機動戦士ガンダムの製作現場のマンガ
機動戦士ガンダムの監督、富野由悠季こと富野ヨシユキが主人公で、相棒に安彦良和こと安彦ヨシカズが中心になってガンダムの製作現場が描かれている。 アニメーションの地位がかなり低くて、ロボットアニメはおもちゃを売るために作るというのが業界の中で一般的な風潮だったのを、熱意と作品の面白さでひっくり返していく痛快なストーリー(これが実話に基づいているんだからすごい) 基本的に少年漫画風に描かれていて、富野ヨシユキの普段はダメなんだけど大見得切って無茶を実現していくところがかっこよく描かれていて、ガンダム見たことなくても楽しいし、ガンダム見たくなると思う。 ガンダム製作現場での逸話、声優の池田秀一や当時アニメーターだった板野一郎の才能が光った瞬間なんかも描かれていてそっちも面白かった。
正式続編1巻発売。これは紛うことなきFAIRY TAIL
フェアリーテイル続編とのことですが、絵の再現度めちゃくちゃ高いです。そして内容も真島ヒロ先生本人がネーム原作なだけあってかなり面白いです。魔法バトルあり謎あり笑いあり水着ありお風呂ありで隙が無い。 昨今「王道」と呼ばれる少年漫画では真島先生が実力で頭一つ抜けてると個人的には思います。 ハッピーは原作のほうが何考えてるかわからない腹立つ顔してましたねw
漫画史上最も好きな野良アヒル ダックニコルソン
食肉用アヒルとして買われたが、調理直前に逃げ出して、野良アヒルとして生活をするが実体はかぎりなくホームレスに近く、作中でホームレスに仲間と認識されているシーンもある。 アヒルだが火で暖をとる、賭け事の予想をするなど人間並みに知性を持ち、それ利用して悪行を数々を行うが子供が天敵というナイスな野良アヒル。 ダックニコルソンは主人公ではなく、主人公の悪友という立場です。
世界が少しだけ広がる瞬間を捉えた漫画
明るくて全能感に満ちている主人公が、父親の不倫を目撃することで挫折し、不良になるというのはよくある流れ。 けれど「人間の宇宙」という公園の遊具にある七不思議と主人公の精神状態のリンクによってオリジナリティのある物語となり、面白さが出た。 気に入らなかった妹が見えないところで自分の呪いを拭き取ってくれている、そんな「裏側」に気がついた主人公の世界は少しだけ広がったに違いない。よく出来た作品。
最近のジャンプ読切だと断トツ
『アイアンナイト』『レッドスプライト』の屋宜知宏先生の読切。連載作家ということもあってか、話をすごく綺麗にまとめている。ここ最近のジャンプの読み切りだと断トツで面白いと思う。 ミステリ、能力の魅せ方、感情の機微。どれもが噛み合っている。主人公のコミカルな表情で緩急を付けているのも技巧的。特にキャッチーだけど荒唐無稽な設定を作中でちゃんと処理していたのが良かった。すこし無理があるところも話の面白さで気にさせない力がある。文句なし
六平太、良い人!!