冒頭に登場する中年男性。
ケンシロウによろしく』のように、ヒーローに憧れる男の話かと思いきや…!

仮面ライダーに登場したキャラクターへの憧憬を失わない大人たちが次々登場。
そう、大人たち。
男だけじゃない。

今ではコント番組でも自主規制しそうな、健康的なボディを強調したコスチュームで登場した女性。

「仮面ライダータック!!!」。
決めセリフもポーズもばっちり。

先日、テレビの再放送で知った、仮面ライダー タックルの出現に、「これ、◯◯ゼミでやったところだ!」なかんじで興奮した。

昭和の仮面ライダーを知らなくても楽しいし、知っていても楽しい。

ヒーローショーで泣いていた幼い頃の自分を思い返すと、現実には起きてほしくない展開になるのだけど、思わず2巻に手を伸ばす。
漫画だから、大丈夫。

読みたい
ヤンキー君と白杖ガール

目からの情報過多な世の中

ヤンキー君と白杖ガール
ゆゆゆ
ゆゆゆ

登場するヤンキーは顔の傷がなくて、服の趣味が良ければ、ものすごく人が良くて純愛している好青年。 弱視の女の子に「ポエマー」と言われるほど、大好きなユキコさんの前では好青年。 一線を越えると黒豹に戻るようだけど、ユキコさん第一なので基本は好青年。 コミュニケーションお化けのようなユキコさんも、見えないからそう変わらざるを得なかったとあって、相当な苦労の上であの人となりができていて、結果が一話冒頭の白杖ケツアタックなんだなぁと思った。 コメディになる部分は、NHKの番組バリバラでみた、障害者コントを思い出させた。 障害は触れるのを避けるべきことでもなく、彼女たちには当たり前なことで、その中でのからかいや日常の楽しみ、苦労が興味深く描かれている。 もちろんコメディ要素だけでなく、しれっとヤングケアラーとなっているきょうだい児の話や、人は年を取ればいずれ見えなくなることが描かれていて、でも重たい話のはずがドロドロしておらず、あっという間に読み終えてしまった。 視力がオレサマはなるほどなと思ってしまった。 かき氷シロップはオレサマを感じさせてくれる食べ物。食品に絞ると、嗅覚が2番手のオレサマ。 ちなみに登場キャラクターのなかでは、高校生男子らしくムラムラ大好きな青野くんがとても好きだ。

ワタシってサバサバしてるから

広告で見たことがあるやつだ

ワタシってサバサバしてるから
ゆゆゆ
ゆゆゆ

主人公が「私ってサバサバしてるから〜」っていうタイプの人間でした。 「みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?」で知ったのですが、主人公を「うわー何こいつ」って言いたくなるキャラクター(悪役)にして、当人が落ちていくさまを眺めるジャンルっていうのがあるんですね。 身近にいたら、さりげなくフェードアウトしたくなるタイプの性格ですが、「女の敵は女」というあたりはリアルです。 そして、男の中で生きようとしているわけでなく、同性と仲良くするわけでなく、人がいっぱいいるところに飛び込んでいるのに、孤高です。 読んでいて、どうしてそういう考えに?と思ってしまい、主人公なのについていけません。 本編を悪役サイドで見ている気持ちです。 とはいえ、ライバル視されている本田さんが主人公だと、「私ってメンタル強めだから〜」と、メンタルの強さを過剰に見せつけてくるキャラクターに改変されてしまいそうで、そんな本田さんは見たくないなと思ってしまいます。 よくよく考えれば、周囲がこれほどひいた反応を取っていてもへこたれず、ゴーイングマイウェイでいられる主人公の網浜奈美は非常にメンタルが強いです。 ビジュアルが本田さんと主人公が入れ替わっていたら、どんな感想になっていたんでしょう。

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

殴るためのお肉

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
ゆゆゆ
ゆゆゆ

このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。

異世界で 上前はねて 生きていく~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~(コミック)

みんな良い人

異世界で 上前はねて 生きていく~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~(コミック)
ゆゆゆ
ゆゆゆ

再生魔法って、響きからしてチートな魔法なのに不遇らしい。 いやいや…と思うけども、そういう文化だからと言われたら、仕方ないのかなと思えなくもない。 ・魔法を使えるのは基本的に貴族。 ・男は攻撃魔法を使えてこそ! このルールに外れた場合、とてつもなく不遇らしい。 たまにいる、平民で魔法が使える人でも、男で攻撃魔法が使えない場合は、就職先すら危ういようだ。 世知辛い世界。 主人公はそんな偏見も酷い中、再生魔法を趣味のように研究し、あれやこれや発明。 病気や怪我などで働けなくなった奴隷を魔法で再生して、衣食住を手厚く保障して働かせて、お金をウハウハ稼いでいる。 劇場を建てる資金確保といいながら、気がついたら事業拡大して、結婚して、奴隷だらけのプール遊びや運動会。なんだか日々が充実している。 裏切りや悲劇も起こらないので、とても安心。 ちなみに、男は攻撃魔法至上のようにあったけど、出会う奴隷という奴隷、学校内は同級生と先生以外は女なので、前提の「男は黙って攻撃魔法」のような考えがあることを忘れてしまう。 主人公はそれだけ、世界の仕組みとは別枠の仕組みを作り上げたということだろうか。

とうじまたんざぶろうはかめんらいだーになりたい
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 1巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 2巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 3巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 4巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 5巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 6巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 7巻
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 8巻
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ヒッツ

ヒッツ

ある日、暗殺を生業にしている高校生・富田結途(トミタユズ)に謎の指令が下される。「今から会う奴を殺せ」。ところが目の前に現れたのは、“もう一人の自分”で……!?『ハチワンダイバー』『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』の柴田ヨクサル原作、最新作! 僕と僕のW主人公で描かれる予測不能の殺し屋アクション・コメディ!!

ブルーストライカー

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「このコップの酒を飲んだら、死のう」。かつて大人気だった戦隊ヒーローのブルー役だった根津田(ねづた)は、40代を目前にしてTV番組をクビになり、妻子にも捨てられ生きる希望を失っていた。しかしある日、強制的にストリートファイトさせられる謎のアプリゲームをインストールしてしまい・・・根津田の日々は一変する。

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谷はごくフツーの高校生。ただ一つ、仮面を付けている事を除いては…。「エアマスター」の原点が今、甦る──圧倒的な存在感、そのパワー!!柴田ヨクサル衝撃のデビュー作が堂々復活。全巻カバーイラスト描き下ろし、おまけマンガも完全再録。さらに!巻末にスペシャルな新作も収録!!

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小学生の巫子、鎖子、呱子の3人は、クラスメイトとともに平穏な学園生活を送っていた。そんなある日、先生が言った。「今から、このクラスの“番長”を決めます」そして始まった驚愕の授業とは!? 『エアマスター』『ハチワンダイバー』と漫画ジャンルの新境地を次々切り開いていった大ヒットメーカーが、満を持して贈る極上のアクション・エンターテイメント登場!!

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あなたの型を取らせてもらいます。斬野シト。将棋の真剣師であり超絶技巧の人形師でもある彼にはもう一つの顔が!!それは愛する秋葉原の平和を守る仮面のヒーロー『ザンガード』!!あの『ハチワンダイバー』番外編となる唯一無二の地域密着型ヒーローコミック、ここに誕生!!

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「僕の全身をロープで縛ってください」衝撃の台詞で始まるボーイミーツガール物語。全国から何かに秀でた生徒を集めた星の下(ほしのもと)学園に通う主人公木場(キバ)シンは最強番長を目指すヒロイン墓場巫子(ハカバミコ)に突然告白する。校庭でガチで喧嘩する二人。格闘センスに優れる巫子に圧倒されるもシンは根性で逆転勝利を収める直後、何故か彼は彼女にキスしてしまう。そして学園に敵が攻めてきた。

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