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繁華街の片隅にあるフリー雀荘。刺激を求める者や、気晴らしに来る者で賑わうその中-誰とも群れず、自分に驕れず、ただただ愚直に。牌で日々を生き凌ぐ、一人の男がいた。男の名は「柳怜士」。卓上に一切の喜怒哀楽を晒さず、生きるために牌を握る男が今、新たなる闘いの舞台へ身を投じる!! 「麻雀小僧」「根こそぎフランケン」の“押川雲太朗”を原作に据え、「天牌」「麻雀放浪記」の“嶺岸信明”が筆を取る!麻雀劇画界の巨匠二人が織りなす、新たなる麻雀活命記が此処に開幕!!
第2話【初陣】
マンションでの高レート麻雀スタート。
柳の持ち金は21万3720円。
他の参加者は
・木島義雄:往年の有名なプロゴルファー
・森:木島が契約してるスポーツメーカー社長
・下条:木島が世話しているレッスンプロ
東一局
東家:木島
南家:下条
西家:柳
北家:森
序盤で柳はペン七萬を引いて立直のイーシャンテンも、森がピンズの混一色気配。ドラの九ピンを引いてきて八萬・九萬を落としていく。
柳、木島の打九ピンをみて同順打九ピンで立直をかけようとするも下条がロン。一通ドラ二の8000。
直前に下条は西をツモ切りしており、柳の八萬・九萬切りを見てピンズで回したと読んでの狙い撃ちだった。
柳は心の中で「そういうことか」と呟き、静かに次の配牌を待つ。