町工場からオリンピックへ!
下町の小さい金属加工の工場が倒産に追い込まれそうになったところに、ボブスレーを作らないか?って話が舞い込んできて・・・みたいな下町工場の鉄板みたいなストーリーだけど、職人根性が結構熱くて面白かった。 なにより、黒鉄精機の社歌がいい
東京大田区の町工場「黒井精機」。主人公のテツ(黒井鉄郎)は、社長で父の銀蔵のもと、金属加工の職人をしている。ある日、“氷上のF1”と呼ばれるボブスレーのソリづくりの依頼がまいこむ。フェラーリ、BMWなど世界のトップメーカーがしのぎを削るウインタースポーツだ。「金がねえなら技がある。番狂わせは技でやるんだよ」目指すは世界一金メダル!同僚で幼なじみの白河、一番弟子のアカネ…ものづくりに懸けるテツと仲間達の熱き物語が始まる!『ガギグゲキッコ』の新鋭漫画家が描く汗まみれ極大エンタメ開幕!!
こういった題材の漫画を読むとつい日曜劇場でドラマ化しそう、とか思ってしまうのですが本作もまさにそんな感じでした。小さな町工場が経営と社員の生活を守ることと、職人としてのチャレンジとのジレンマで揺れるところとか。
全3巻できれいにまとまっててよかったんですけど、個人的にボブスレーという競技にとても興味が湧いたのでそこらへんももう少し掘り下げていたら良かったなと思います。完全版みたいなかたちで誰かが脚本書いてドラマ化しませんかね(まだ言う