会社からもらった長めの夏休みに帰省した主人公は、相変わらず無職でポテチを箸で食う35歳の兄を目の当たりにし、不安がつのるばかり。しかも見たところ母親は要介護状態。父親の姿は見えず。
この兄が、これから何かしでかすのか、しでかさないのか。予想がつかないのが怖いです。あとタイトルの「住みにごり」の意味もわからず、それも怖い。

これは安定したメンタルの時以外に読んではいけない漫画だと思う。どっかにこんな家庭あるんじゃないかっていう変なリアリティが感情を直に揺さぶる。
不憫な末吉に感情移入しすぎてメンタルぶち壊れる

末吉は今でも森田の事は想ってそうだし退院時には迎えに行きそう
その先の関係になるには森田の気持ちや故郷から出て家族とも疎遠にならないといかんからハードルは高いが

「どこの家庭も最悪だけど他人に壊される筋合いはない」ってその通りだよ。末吉いいこと言うじゃん!

森田と破局?した事がお母さんにとっては実は朗報になってるんだよな
結婚してたら流石に同居は無いだろうし破局した事で末吉は実家暮らしのままだし
恐ろしいわ

お母さんの末吉に対する「根性のない優しい子」っていう評価はまさにそうなんだけど、はっきり言われちゃうとキツイね。病気と親父の不倫がお母さんの性格を変えてしまったんだろうか。

1話冒頭の夢は兄の暴力癖からくるものでもあるのかな
なんだかんだハローワーク行って仕事に就いたとしても、暴力沙汰が怖いな

名無し

まだ構想の半分なんだっけ?
兄貴は地元で地獄みてえな人間関係で磨り減るより どこか東南アジアに渡航するとかしたら案外スッキリするかもな
引きこもり支援で実際そういうやり方もあるんだそう。

名無し

引きこもりって働かないと生きられない状況を作れば働くんじゃないの?
と素人考えで思ってしまう
要はみんなで兄貴を見捨てて1人にしてみればと

住みにごり
ギャグなのかホラーなのか漂う狂気に翻弄される
住みにごり たかたけし
六文銭
六文銭
引きこもりの兄、要介護の母、アル中の父、モラハラ気質でバツイチの姉。 そして、都落ちして絶賛失業中の主人公。 この時点で濃度マシマシな家族構成だが、主人公が実家に帰省したところから始まる本作。 田舎出身の自分的には、あながち非現実的とも言えないのが、興味をそそりました。 言葉は一切発しないが、謎の存在感がある兄を軸に物語は展開されるのですが、冒頭でその兄が通り魔殺人を犯している夢を主人公がみていて、それが全話通して、こびりついて離れないんですよね。 兄の容姿も、ちびまる子の永沢くん(玉ねぎ)みたいに一見ギャグっぽい感じなのですが、この最初の光景のせいで逆に狂気すら覚えます。 ところどころ、例えばキャベツを部屋で千切りしてたり(それに血がついていたり)、主人公の同級生(女性)の名札でいかがわしいことしたり、狂気じみたことをしているので、あながち間違いではないのですが、それ以上のことをしそうな雰囲気が、常にある。 引きこもりかつ無口ってのが、否が応でも、その手の妄想をかきたてます。 似たように、父親もヤバいし、唯一家族の中でまともだと思った母親も、意外とキレてやらかすから、もうザワつきっぱなしです。 家族からみたら当たり前だったことが、世間では当たり前じゃないことって少なからずあると思うのですが、それを実際にありそうな絶妙なラインで、まざまざと見せつけられている、そんな作品です。 家族を再構築していく話なのか、それとも崩壊していく話なのか、ぜひ見届けたいです。
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