あらすじ親父の過去…その全貌が明かされる。絶えず追い詰められていく親父と、徐々に明らかになってゆく過去の出来事。真相を知ってしまった兄。相も変わらず、何も知らない末吉。逆上した親父が家に帰らぬ中、兄の元には一番会いたくない人が一番会いたくないタイミングで―― 親父が引き起こした歪みは、やがて西田家をも飲み込んでゆく。
古きよきギャグ漫画のよさみがあった前作「契れないひと」の下地がありながらも、ストーリーの面白さと絵のレベルが格段に上がっていてバチくそ面白いです。 なんとなく作者自身の家族がモデルになってそうな気がするんですよね。ザ・ノンフィクションが好きな人は絶対に好きだと思います。ザ・ノンフィクションって次に何が起こるか分からないリアルなドキドキがあるのでつい観ちゃうんですが、それに近いものを「住みにごり」にも感じます。2巻にある地獄のグループデートinスポッチャから帰宅した後の兄の行動は自分の予想をはるかに超えてきて感動すら覚えました!!