幼なじみはつくれる
「私の幼なじみになってください」 と、愛の告白のごとく関係がはじまる、主人公・相田航平と転校生・柚木楓の2人。 席も隣、家も隣というおまけつき。 この距離は、もうよくある幼なじみフラグでしかないので、あくまで「幼なじみ」として関係を深めていきます。 朝起こしにいくとか、部屋の窓ごしに会話するとか。 だけど、朝起こしにいこうとするも航平の親御さんが気になるのでいけなかったり、また意外と家と家の間が微妙に離れていて思ってたのと違うことに戸惑い、失敗することも多々。 だけど、この「幼なじみとしてのテンプレ」をこなそうと頑張る2人がとにかく可愛くて・・・良いラブコメです。 幼なじみなら、間接キスも余裕だろとジュースを交換し飲もうとするも、2人して口をつけないで飲む様に自分はやられました(添付画像参照) 『からかい上手の高木さん』が完結してロスってましたが、本作で補充されている気分なので、高木さんが好きな人はハマると思います。(萌えポイントと関係性は違いますが)
中学生の相田くんの隣の家に柚木さんという女の子が引っ越してきます。
柚木さんは学校でも相田くんの隣の席になり、転校してきたばかりで緊張している様子の柚木さんのことを気にかけて積極的に声を掛けていて相田くん。
するとある日、相田くんは柚木さんに「私と幼なじみになってください!」と不思議なお願いをされます。
話を聞いてみると、何度も引っ越しをしていて友達ができなかった柚木さんは、マンガやアニメに出てくる"幼なじみ"に強い憧れがあったそう。
そんな彼女にとって、家も学校の席も隣同士である相田くんはまさに夢見ていた"幼なじみ"そのもの
ということで、中学で初めて出会った2人なんですが、柚木さんが憧れている"幼なじみ"のようなやりとりをしていくことになります。
あくまで"幼なじみ"なので付き合っているわけではないのですが、どんどん特別な関係になっていく、ありそうでなかった2人の関係性にときめいてしまう、そんな作品です。
1巻まで読了