ストーリーは良かった
エンタメ界の闇みたいな話(何某48活躍にはチクりとしてますが)は少なく、王道爽やかな作風でテンポも良くまとまってます。 ただ絵柄に華がない地味っぽさは題材的には惜しくて、特に劇中で指摘ある主人公以外も全体に子役オーディションに見える幼さが気になりましたね。 後者は作者次回作の放課後帰宅びよりが等身上がったり、進化を感じるので、本作からそれだったらなあと。 逆にその辺が解消されてればもっと売れて良かったのではと思えますし、短い完結済作というカテゴリでも推したい作品の1つです。
主人公のひかるは、近所にも評判な歌がうまい女の子。
大好きな幼馴染のお姉さん・蘭ちゃんがアイドルデビューしたことを羨ましく思うも、大勢の中で埋もれている姿を見て、自分なんてもっと無理だと考えます。
そんな時、「普通の子」でもアイドルになれる現状に異議を唱えた有名プロデューサーが「世界で戦えるガールズグループ」を作るためのオーディションを開催するという知らせを受け、蘭ちゃんは所属グループを卒業。そしてひかるに一緒にオーディションを受けるよう説得するが…という話。
ふたりはライバルになるんだろうけど、お互いの才能を認め、尊敬しあっている関係性がすごくいいと思いました。ひかるも若いのに自分のことをちゃんと客観的に見れるところがなんかすごい。
自分なんか、と思っていたひかるがトップに上り詰める姿を見てみたい!