闇金の次は『弁護士』!!加害者を守る悪辣な主人公
スピリッツで始まった真鍋昌平の新連載メッチャおもしろかった。 「思想信条がないのが弁護士だ」とはその通り。しかし目の前で体現されると複雑な気持ちになる…。 轢き逃げで人殺したクソカスでも親身になってバックアップしてくれる弁護士さえいれば、たかだか禁固1年8カ月でシャバに戻ってこられる。一方、夫を殺され息子の片足を奪われた女性は弁護士を付けなかったせいで惨めなまでにボロ負けする……。 法的には正しくても、感情的には納得できない。 この論理と倫理の対立が最高。これから毎週楽しみ。 【公式サイト】 https://bigcomicbros.net/work/35215/
一巻出てたので通しで読みたくて買ってみた。
冒頭から現役の弁護士はえっ!?ってなりそうな「いい弁護士は性格が悪い」と言う一文!
まあ実際性格が悪いと言うか言葉の粗を探したり人を論破するのが好きな人出ないと弁護士に向いてない気がするので「性格が悪い人」が「いい弁護士」になる方が正しいかと思うけども。 人情だの同情だのに左右されすぎてたらそれこそ不真面目でできの悪い弁護士なのでは、、とか思ったり。
でもこの漫画に出てくる弁護士主人公はそう言うのとはまた違ってアウトローな方に振り切ってる気がする!
それこそ漫画の中でないと成立しないくらい性格が悪い!そして聡い!
いろんな弁護士漫画、ドラマに出てくる「弁護士」とはまるで逆。
加害者がパクられないようにしてくれるし「くそ、今助けてやる!」みたいな葛藤は一切ない!
気持ちがいいくらいに合法?なことを事務的にやってしまう。
なんなんでしょう、この面白さ。
どう説明したらいいか悩みますが「あー!面白かったー!」ではなく「すげえ」となる面白さ!
ぜひ一読してみてほしい