連載再開!!
正直結構忘れてたけど、分かりやすいあらすじがあって、良かった。国を変えるようとする者と、それを追う者。なかなかグッとくるな
2018年、エルサレム。極秘裏に訓練を積んでいた一人の日本人警察官が、帰国を命じられる。200名以上の日本人武装勢力が、密かにイラクで実戦に参加していることが判明、その狙いを突き止めよとの特命が下ったのだ。武装勢力を束ねる男の名は、成瀬完治。彼と特命を受けた男、二人が持つ腕時計には、銃の発砲に反応して赤く発光する、特殊なダイヤモンドが埋め込まれていた。成瀬の狙い、そして二人の男の繋がりとは――。
最終回まで読了。本格派なスパイアクションが好きな人には堪らない作品だったと思う。
遊びは一切なく、ハードボイルド中のハードボイルド作品と言って良いが、回を追うごとに話が複雑化し、各登場人物の思惑や、行動理由を把握するのが非常に掴みにくい傾向にあったのが難点。中東編、特にミルクマンの辺りまでは、エンタメ的なワクワク感があったがクーデーター発覚以降からは事態を理解するのに精一杯になってしまった。個人的には、これまで読んだ真刈信二の原作漫画の中で最も難しいと感じたので、もう少し解説にページを割いて欲しかった。
「同素体」とは結局何だったのか…
キングダムの正体・目的もハッキリとは掴めなかった。なぜ核を撃とうとしたのか。