名無し

本屋の店員さんによる本屋さんの本音や裏話、
お客様や店員仲間、出版社や取次ぎの方々とのエピソード。
それらをなぜかガイコツ姿の主人公(作者)が
主に翻ろうされる側として描いています。
なぜか主人公はガイコツ姿。
他のキャラも殆どがヘルメットや剣道の面など
被り物を装着しているのでそうなのですが、
細かい表情は見えません。
それでも普通に素の表情で叫ばれたり汗をかいている絵よりも
むしろ感情の機微が伝わってくる感じがします。
そして愚痴やつぶやきや自虐的なセリフが多いのですが、
ガイコツ姿なのにというかガイコツ姿のせいでというか(笑)
深刻な暗さを感じずにすみます。
リアリティを損なわず過度に感じることもなく、
愛嬌が加わって感じられるという感じ。

本屋さんの色々な仕事の流れも解説してくれますが、
コネタをちょいちょい入れて面白く紹介してくれます。
仕事の大変さがよく伝わってきます。
同時に、作者も他の店員さんたちも、
「仕事は大変だけれども、本と本好きが集まる本屋が
 好きだからやっているんだろうなあ」
ということも伝わってきます。
頑張れ本屋さん、
これからは自分が本屋に行った時は変な問い合わせを
しないように心がけます(笑)。

本屋の店員さんによる本屋さんの本音や裏話、
お客様や店員仲間、出版社や取次ぎの方々とのエピソ...
読みたい

ようやく第3巻まで読了。
ギャグの質量も、本屋さんが良くわかるネタも、
コンスタントに多くて面白かった。
本屋さんて大変だからなりたくないな、
と思うネタも多かったけれど(笑)。

本や漫画の出版で、何刷すったとか重版するしないとかが
重要だとは聞いていましたが「初速」って言葉や
判断材料があるのは知りませんでした。
なるほど、確かにこういうデータは
出版社さんや本屋さんは重視するでしょうね。
映画館では公開した映画の客入りは
公開週から週ごとに半数になっていくのがパターンで、
その辺からの判断でいつまで上映するかとか
決めると聞いたことがありますが、
多分、漫画も似たような感覚で重版したり
発注したりするしないとか決めるんでしょうね。
勉強になりました。

ようやく第3巻まで読了。
ギャグの質量も、本屋さんが良くわかるネタも、
コンスタントに多く...
ガイコツ書店員 本田さん

コミック売り場の悲喜交々

ガイコツ書店員 本田さん 本田
ひさぴよ
ひさぴよ

漫画好きにとっては、書店コミック売り場というのは楽園でしかないのですが、実際に働いてる書店員さんたちにとっては、戦場そのものである。という様子をコミカルに描いた作品です。 毎日、押し寄せる新刊(メッチャ重い)を受け取っては、品出しチェックするのは想像以上に体力勝負のようで、腰痛持ちの自分にはとても真似できないお仕事だ、ということがまず分かりました。 それだけでなく、お客さんからさまざまな問い合わせがぶつけられ、まるで作品当てクイズのような質問や、熱量の高い外国人オタクをカタコト英語で案内しなければいけなかったりと、コミュ能力も当然必須・・・!でも、書店員さんたちも万能ではないので、毎度あわてふためきながらも、必死に機転を効かせて、なんとか解決させるというのが面白い所。 主人公・本田さんはなぜ骸骨なのか?は読めば何となくわかるというか…。基本的に書店関係者は被り物をしていて表情はわからないのですが、不思議と喜怒哀楽はちゃんと伝わるんですよね…。こういう部分も何気にスゴイ表現力だと思いますね…!まぁ本田さんは大体ガクガク震えてるので、ガイコツ顔という風貌はこれ以上なくハマっているかと。 また、本屋のバックヤード業務について、かなり突っ込んだエピソードが満載なんですが、こういった業界あるあるは、これまでの本屋系作品では描かれなかった部分じゃないでしょうか。取次さんや、出版社の編集まで登場したりと、売り場に関わるすべての人の想い(怨念?)を惜しみなく暴露しているからこそ、これだけの面白さがあるのだと思います。 個人的に一番お気に入りなのは「”独断と偏見”による版元雑感」のシーン。以下の作者さんのツイートを参照。 https://twitter.com/gai_honda/status/883327424359931904

がいこつしょてんいんほんださん
ガイコツ書店員 本田さん 1
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ガイコツ書店員 本田さん 4
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「エロイカより愛をこめて」に愛をこめて!!

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参加作家(順不同・敬称略)市東亮子・酒井美羽・魔夜峰央・奈々巻かなこ・赤石路代・中山星香・青木朋・遠野由来子・小川彌生・シマあつこ・はるな檸檬・萩尾望都・高橋美由紀・大和和紀・本田・紫堂恭子・浜田翔子・浦沢直樹・潮見知佳・野上武志・安野モヨコ・山村東・永野のりこ・木原敏江 単行本未収録エロイカショート 青池保子「いきなり日本昔ばなし」も収録

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個性際立つ人が多い芸術学部――その中でも尾崎流星(18)が入ったのは、強烈な生徒ばかりの「俳句ゼミ」で!? 切れ字って? 季語って? 淡々とした性格の流星と濃ゆ~い俳句ゼミメンバー俳句は果たして上達するのか。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田が描く、本格<俳句>青春グラフィティ!!

たったひとつのことしか知らない

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