漫画に関わる全ての人へ感謝
漫画家さんや出版社さんへの感謝は常日頃止まらないですが、この作品を読むと書店員さんまじでありがとうございます〜!という気持ちでいっぱいになりますね。 電子書籍を買うことが多くなったとは言え、本屋さんは天国です。 走って叫んで闘いながら天国を作ってくださる書店員さん、ありがとうございます。本屋さんでのんびり働きたいな〜なんて一度でも思ったことのある自分を恥じてます。 戦場のような職場でありながら、本と本屋に対する愛情が伝わってきます。そして売り場のメンバーが個性豊かで素敵です。 仕事はめちゃくちゃ大変そうですが、こんな職場で働きたいな〜とは思います。いや嘘かも。でも楽しそうではあります。 漫画好きな人にはぜひ読んでほしい!感謝が止まらなくなるから!
本屋の店員さんによる本屋さんの本音や裏話、
お客様や店員仲間、出版社や取次ぎの方々とのエピソード。
それらをなぜかガイコツ姿の主人公(作者)が
主に翻ろうされる側として描いています。
なぜか主人公はガイコツ姿。
他のキャラも殆どがヘルメットや剣道の面など
被り物を装着しているのでそうなのですが、
細かい表情は見えません。
それでも普通に素の表情で叫ばれたり汗をかいている絵よりも
むしろ感情の機微が伝わってくる感じがします。
そして愚痴やつぶやきや自虐的なセリフが多いのですが、
ガイコツ姿なのにというかガイコツ姿のせいでというか(笑)
深刻な暗さを感じずにすみます。
リアリティを損なわず過度に感じることもなく、
愛嬌が加わって感じられるという感じ。
本屋さんの色々な仕事の流れも解説してくれますが、
コネタをちょいちょい入れて面白く紹介してくれます。
仕事の大変さがよく伝わってきます。
同時に、作者も他の店員さんたちも、
「仕事は大変だけれども、本と本好きが集まる本屋が
好きだからやっているんだろうなあ」
ということも伝わってきます。
頑張れ本屋さん、
これからは自分が本屋に行った時は変な問い合わせを
しないように心がけます(笑)。