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エイス Aiming for the ace

私は3巻が好きです

エイス Aiming for the ace 伊図透
かしこ
かしこ

もうすでに熱いクチコミがある作品なので自分が書かなくてもいいかな…と思ったのですが、個人的な読書感想備忘録として残しておくことにしました。 一回読んだだけじゃ内容を把握するのが難しいと思う…。私は二回目を読んでようやくストーリーの全体像を理解できました。あえて、よくある起承転結で物語を作ってないんだと思います…多分…。一回目を読んでる時にはジグソーパズルを組み立てるように色んなことが明らかになっていくなぁと思いましたが、二回目はストーリーの流れが自然過ぎて伏線なのかどうかも曖昧なところがヨーロッパの映画みたいだなって思いました。あんまり伏線っていう概念がないのかも…。分かりやすい展開の漫画ばかり読んでいたのでとても新鮮でした。こういう風に漫画のストーリーを作ってもいいんだという発見もありましたが、雑誌連載で発表していくのは大変だっただろうなと感じたのも正直なところです。「彩度」とか「きらめき」の言葉以上の意味はあるのか?とか、二回読んでも分からない部分が多々あるので完全には理解しきれてないんだろうな…。でも3巻が特に好きです。

魔界転生

聞いて驚け、読んで奮え、これ日本漫画界随一の傑作、連載じゃない、綺麗に完結、描き下ろし

魔界転生
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

ジェロニモとの戦闘開始をラストに置く打ち切り漫画染みた構成だがこの『魔界転生』はレビューのタイトル通り単行本描き下ろしでの発表だったので連載の過程でここに着地した訳じゃなく二人の決着が分からない結末としてあえて描かれている事に注目すべきかと思う。 実際、物語の中で魔界衆と十兵衛との闘いの決着はついている様なもの。剣の為に生きる余り魔道に堕落したかつての憧れ宮本武蔵を喝破し死者も聖者も兼ね備える大天使として復活し弔いの旅を続ける十兵衛に比べれば己の力のみを欲して悪魔に身を売る魔界衆も矮小に過ぎない。詰り、他の人も言っていたと思うがジェロニモと十兵衛との闘いは(少なくとも人格の上では)決着がついている。 然し、その勝負は描かれず終結する。それはなぜか? 蓋し、幾ら人格的には十兵衛に及ばないと言えども能力、武力が底知れない事にならないとそれはそれで楽しくないからじゃないか?それに、十兵衛が尊いのは常に戦い続けるからで、常に挑戦を続けるにはやっぱり敵が天井知らずに強いに限る。この漫画のラストはそういうワクワクと予定調和的な精神性の両立としてやっぱり優れていると思う。 石川賢は大変アクション描写にすぐれた漫画家だが、彼の常に動き続けるアクションの思考はこういう形で物語にも表れており、裏打ちされてるからより魅力的なんじゃないかなと思った次第です。

えいすえいみんぐふぉーざえいす
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