あらすじ日本は“TGA”の公式支援国家を宣言。革命的な発電システム「光極(こうぎょく)」の誘致により、未曾有の好景気に突入していた。“TGA”の世界的躍進に危機感を抱いたアメリカは、日本に凄腕のCIA局員を送り込み、内部情報を得るため峠軌八(とうげ・きはち)に接触してくる。そんな中、“TGA”の東京本部が何者かに襲撃され……。衝撃の最終巻!物語は予想もつかなかったラストへ向かう!!
もうすでに熱いクチコミがある作品なので自分が書かなくてもいいかな…と思ったのですが、個人的な読書感想備忘録として残しておくことにしました。 一回読んだだけじゃ内容を把握するのが難しいと思う…。私は二回目を読んでようやくストーリーの全体像を理解できました。あえて、よくある起承転結で物語を作ってないんだと思います…多分…。一回目を読んでる時にはジグソーパズルを組み立てるように色んなことが明らかになっていくなぁと思いましたが、二回目はストーリーの流れが自然過ぎて伏線なのかどうかも曖昧なところがヨーロッパの映画みたいだなって思いました。あんまり伏線っていう概念がないのかも…。分かりやすい展開の漫画ばかり読んでいたのでとても新鮮でした。こういう風に漫画のストーリーを作ってもいいんだという発見もありましたが、雑誌連載で発表していくのは大変だっただろうなと感じたのも正直なところです。「彩度」とか「きらめき」の言葉以上の意味はあるのか?とか、二回読んでも分からない部分が多々あるので完全には理解しきれてないんだろうな…。でも3巻が特に好きです。