ネタバレ

初めてトウテムポール先生の作品を読んだけど、めちゃくちゃ良かった…!

牛乳瓶のフタから物語が始まるのがとても味わい深い。確かにウチの実家にもたっぷりある。

てるるが「ハルキの良いところ」を見つけてくれたキッカケの牛乳瓶のフタに、「探してよ」と書いてある。
それはつまり、小学生のてるるからの「ボクの良いところも探してよ」というメッセージ。

結果としてハルキは同級生から忘れられている「てるる」を探しだし、本来の願いであった「てるるの良いところ」もハルキが見つけたのだけど、あまりにも違いすぎる2人の今を思うと本当に切ない…。

肝心の「てるる」は中々出てこないのに、主人公の調査や回想を通じて読者とてるるの心の距離が縮まっていくから、最後のオチがとても良く効いた…。

切ないけど悲しすぎない絶妙な雰囲気の良い読切でした。

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世界がてるるだけでできていればもっと世の中平和だろうと思った
現代語に訳せば「てるるありがとう」と思った

このセリフが好きだな
最後まで読みふけってしまった面白いマンガでした

世界がてるるだけでできていればもっと世の中平和だろうと思った
現代語に訳せば「てるるありがと...
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