📚マンバBL部 (独り言・雑談・質問)トウテムポール先生の赫赫って電子出てないのか…坂上田村麻呂BLすごい読みたい https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4863499418/
マンバの『#1巻応援』で推しマンガを推そう!トウテムポール https://manba.co.jp/boards/167639 「18=80(エイティーン エイティ)」岩渕竜子 https://manba.co.jp/boards/167070 「4軍くん(仮)」森高夕次/末広光 https://manba.co.jp/boards/177709 「逢沢小春は死に急ぐ」胡原おみ https://manba.co.jp/boards/166334 「リモデリング:R」平岡滉史/大野将磨 https://manba.co.jp/boards/177708 「グループチャットオブザデッド」村下玖臓/星乃司機 https://manba.co.jp/boards/163195 「君と悪いことがしたい」由田果 https://manba.co.jp/boards/169739 「双影双書」舟本絵理歌 https://manba.co.jp/boards/169128 「いやはや熱海くん」田沼朝 https://manba.co.jp/boards/159172 「司書正」丸山薫 https://manba.co.jp/boards/133383 「涙子さまの言う通り」山本ルンルン https://manba.co.jp/boards/132008 「凍犬しらこ」ハラヤス/安原萌 https://manba.co.jp/boards/132263 「スティアの魔女」牧瀬初雲 https://manba.co.jp/boards/177368 「アルマーク」出水ぽすか/柚ノ木ヒヨト/やまだのぼる https://manba.co.jp/boards/166797 「おせん 和な女」きくち正太 https://manba.co.jp/boards/178080 「いろはドライブ」一葵さやか https://manba.co.jp/boards/162188 「ビターコネクト」今井大輔 https://manba.co.jp/boards/150480 「ピエロマン」本田真吾/高橋伸輔 https://manba.co.jp/boards/165662 「粛清新選組」和夏弘雨/荒木俊明 https://manba.co.jp/boards/156454 ‥‥‥‥‥‥ その他の作品は「新刊情報」ページへ! https://manba.co.jp/new_books/first_books/2023/1
読んでてイライラしたことのある漫画は?※ネタバレを含むコメントですトウテムポール『グッドバイ』 大人になれない主人公にイライラした。 通過儀礼とか成長物語とか綺麗な言葉であらわすこともできなくはないけど、あまりにもガキすぎるしダサすぎる。だからこそいい作品だなと思った
トウテムポールTwitter漫画家。茜新社で「東京心中」、 KADOKAWA野性時代で「三つ子の魂百閒まで」連載中。 「或るアホウの一生」小学館より発売中。 同人誌通販しております。詳しくはブログに書いてます。
『東京心中』や『ジドリの女王』で知られるトウテムポールさんが歴史マンガ、しかも戦国や幕末などタレント揃いの時代ではなく奈良時代の坂上田村麻呂を描いていくという挑戦的な内容には期待に胸が躍りました。 なお、BLレーベルで出されており公称も歴史BLではありますが、少なくとも1巻の時点では男性同士で抱擁し合う程度でむしろ歴史マンガとしての趣が断然強いので、男性でも抵抗なく読めるでしょう。 阿倍内親王=孝謙天皇が寵愛した僧侶・道鏡が完全なイケメンとして髪の毛フサフサで描かれていたり、少しだけファンタジー要素も出てきたりしますが、基本的には史実に忠実なドラマを描こうとしているのが伝わってきます。 権力闘争が激しい時代において後の桓武天皇である山部王と、幼少期の坂上田村麻呂である利仁の国を良くして民を助けたいという志を同じくするふたりの出逢いから歴史が動き出していきます。 利仁は他人のために自分のものを躊躇なく分け与える清廉な心を持っていますが、優婆塞の老人に「本当に人を助けたことがあるかい?」「それは自分の力ではなく与えられたものではなかったかい?」と問われるシーンがとても良いです。理想だけでも、力だけでも、世界を良くすることはできないという厳しい現実を受け入れながら彼はどのように成長して行くのか。 更に、その優婆塞との暮らしの中で農耕や麻を使った布作り、ヘクソカズラの実を用いた調薬など当時の庶民の暮らしぶりが丁寧に描かれていくところは学びもあります。 今後の描写次第では学級文庫に置くには難しいかもしれませんが、奈良時代の歴史を学ぶ際に読んでおけば解像度が一段高まること間違いなしの良質な歴史マンガです。 なお、坂上田村麻呂といえば征夷大将軍であり蝦夷の征伐を成し遂げたことで有名ですが、彼はそのときの好敵手に対して敵味方を越えた友情があったという話もあります。BLという題材においては非常にうってつけの関係性であり、良い種の蒔かれたその部分が今後どのようにエモーショナルに描かれて行くのかは本作の最大の焦点で非常に楽しみです。