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『ジドリの女王』連載中のトウテムポールが描いた珠玉の短編。彼女が妊娠するも、周囲からの祝いの言葉を拒み続ける30歳目前の主人公。結婚に踏み切れない中、小学生からの親友を思い出し、その思い出に浸り始める…。
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
いい作品だとは思う。 みんないつの間に大人になったの?大人ってどうやってなるの?大人ってつまんなくね?という割り切れない感情。 とは言え、働かなければ飯は食えないしゴムつけなかったら子どもはできる。そんなことはわかっているけどわかりたくない。 こんな気持ち、俺の親友のあっちゃんならわかってくれるだろう?もうずっと会ってないけれど、かっこよくて面白い男・あっちゃんなら。 大人になりきれない主人公の成長物語、なんて表現はしたくない。 責任を放棄したいだけの身勝手な男が現実を突きつけられる物語だ。成長なんてまるでしていない。 理解しようとしないものは理解されるわけがない。受け入れられないなら立ち去るしかない。 おそらく元ネタであろう太宰治のグッド・バイの主人公も大概だけど、この主人公にはああいう魅力もないしスケールも小さい。リアルクズ。だからこそ面白い作品になっているのかもしれない。