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『オメガ・メガエラ』はBLぽさはあるけどBLと謳うとやりづらいようなキャラクターやドラマを描きたかったお話で、結局どっちつかずになって難しいのかな…と思いつつもあるのですがとにかくBLみあるドラマティックな少女漫画を目指しております ぜひぜひ読んでやってくださいませ🙏
— 丸木戸マキ (@MarukidoMaki) February 7, 2019
馬宮の『きれいなディオ様感』がいい。やはり顔の良い貧しい生まれの男が成り上がる物語は最高ですね…!丸木戸マキ先生のレトロな絵柄と、昭和の旧華族やら上流階級っぽい世界観がマッチしてて雰囲気が素晴らしい!
子どもを生むことができない「メガエラ」として蔑まれている主人公・犀門が、愛する夫の第一婦人の座に戻るために他人を利用していくさまに痺れました。
やはり愛憎と権力欲のドロドロは、ハズレのない面白さ。
馬宮とともに、日本有数の名家を欺く…それは日本の社会システムを覆すことそのもので震える…!
世界観が古めかしいのにときどき言葉遣いが現代すぎるところがすこし気になりましたが、ストーリーがおもしろいのでオッケーです!
いつもBLを読みつつ「オメガバースに女性のαとかΩとか出てくれば面白いのに、なんで出てこないんだ?」と思っていましたが、よく考えれば女性にたくさん焦点が当たってしまうとBLじゃなくなってしまう!!…そりゃそうだ。
丸木戸先生いわく、この作品はBLではなく『BLみあるドラマティックな少女漫画』とのことです。
萩尾望都、古屋兎丸作品が好きな人はハマると思うのでぜひ読んでください!
【追記】
マンバのクチコミで知った杉山美和子先生の『Bite Maker ~王様のΩ~』も女性が登場するとのことです(気になりつつまだ読めてません)
優れた性とされるα(アルファ)が支配する世界。αを産む宿命を背負うΩ(オメガ)の人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた――。財閥一家である婚家・英(はなぶさ)家で子を生せず疎まれていたΩ・犀門(さいもん)は、一人のΩの少年をαと偽り、英家当主の座を狙わせるのだが…!? 性別による身分社会で最下層の、Ωたちの闘いが始まる…!
優れた性とされるα(アルファ)が支配する世界。αを産む宿命を背負うΩ(オメガ)の人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた――。財閥一家である婚家・英(はなぶさ)家で子を生せず疎まれていたΩ・犀門(さいもん)は、一人のΩの少年をαと偽り、英家当主の座を狙わせるのだが…!? 性別による身分社会で最下層の、Ωたちの闘いが始まる…!