今ならアウトなサラリーマン仕事マンガにコメントする
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名無し
1年以上前
ハジメくんって、仕事中毒とか仕事至上主義ではなかったよね。 間違いなく仕事はまじめにやっていた。 そして出世欲とか給料アップ願望もないわけじゃなかった。 けれど野心とか野望とかは殆どない感じだった。 正義感の固まりでもないし、スチャラカ社員でもない。 正論を主張することもあれば怖気づいたり誘惑に負けそうになることもある。 苦労を楽しむほどの大人物でもない。 どちらかというと おひとよしで苦労もするけれど、苦労が報われたり笑い話になることともあるっていう話が多かった感じ? なので多少は「そんなに都合がよく解決しないだろ」って話もあったと思うが、ソレも含めて、サラリーマンが読んでリラックスできる漫画だったように思う。 ハラハラするような出世争いや企業戦争、24時間戦えますかみたいな仕事馬鹿賛美、そんな漫画じゃ、仕事に疲れたサラリーマンは読んで息抜きにならないでしょ、という漫画だったと思う。 確か最期も「出世して終わり」ではなかった。 それどころか連載終了後に後日譚みたいな短編で、 「いまは無職」みたいなエピソードもあったような。 その辺もふくめて、単なるサラリーマン賛歌ではないジワッと感じるなにかはあった。 関係ないけれど、コンタロウ先生がよく描く 主人公達がなにかに驚いてズッコけるシーン。 これが好きだった。 大抵、相手に意外なことを言われて吉本新喜劇みたいにズッコけるのだけれど、 余分な動作を表す線や擬音なんか描いてなくて、 コケて両足が天井をむいていたり、腰砕けになっていまにも倒れそうなシーンが静止画みたいに描かれているやつ。 ベタな表現で大昔から今に至るまで数え切れないほどの漫画家が似たようなコマを書いているけれど、コンタロウ先生のかくズッコケはなぜだかみょうに好きで印象に残ってしまう(笑)。

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名無し
1年以上前
ハジメくんって、仕事中毒とか仕事至上主義ではなかったよね。 間違いなく仕事はまじめにやっていた。 そして出世欲とか給料アップ願望もないわけじゃなかった。 けれど野心とか野望とかは殆どない感じだった。 正義感の固まりでもないし、スチャラカ社員でもない。 正論を主張することもあれば怖気づいたり誘惑に負けそうになることもある。 苦労を楽しむほどの大人物でもない。 どちらかというと おひとよしで苦労もするけれど、苦労が報われたり笑い話になることともあるっていう話が多かった感じ? なので多少は「そんなに都合がよく解決しないだろ」って話もあったと思うが、ソレも含めて、サラリーマンが読んでリラックスできる漫画だったように思う。 ハラハラするような出世争いや企業戦争、24時間戦えますかみたいな仕事馬鹿賛美、そんな漫画じゃ、仕事に疲れたサラリーマンは読んで息抜きにならないでしょ、という漫画だったと思う。 確か最期も「出世して終わり」ではなかった。 それどころか連載終了後に後日譚みたいな短編で、 「いまは無職」みたいなエピソードもあったような。 その辺もふくめて、単なるサラリーマン賛歌ではないジワッと感じるなにかはあった。 関係ないけれど、コンタロウ先生がよく描く 主人公達がなにかに驚いてズッコけるシーン。 これが好きだった。 大抵、相手に意外なことを言われて吉本新喜劇みたいにズッコけるのだけれど、 余分な動作を表す線や擬音なんか描いてなくて、 コケて両足が天井をむいていたり、腰砕けになっていまにも倒れそうなシーンが静止画みたいに描かれているやつ。 ベタな表現で大昔から今に至るまで数え切れないほどの漫画家が似たようなコマを書いているけれど、コンタロウ先生のかくズッコケはなぜだかみょうに好きで印象に残ってしまう(笑)。
不揃いの連理

タイトルから見る"伴侶"の形

不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回

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