原点にして頂点の酒漫画
原点にして頂点という言葉をこの漫画に捧げたい!! 現代的なアイテムや背景が登場すればするほど、時代感のアップデートされなさが浮き彫りになっていく酒のほそ道。 楽しく美味しく呑めればいいじゃないかと言いながらもめんどくさい酒呑みばかりが登場し、でも結局みんな楽しければいいじゃないかというところに収束していく酒のほそ道。 アプデ前の人も後の人も、楽しくなるまで呑んで食べればそれでいいよね。自分がよければいいの極地がここにある。みんな自分勝手に楽しければいいんです! という空気感が絶妙に好きなんですよね。 めんどくさいこと言いながら、干渉し合っているよいでありながら自由に酒を楽しんでいる宗達がなんだかんだ好きなんだなあ。 自宅でつまみを作りながら酒を飲む回はレシピ漫画としても重宝するし、一人酒も飲み会もちょっといい店もいろんな酒の楽しみ方が学べる(?)のもいいところ。 時代に迎合することもなく、自分の信念を押し付けることもなく、適度にめんどくさいリアルなスタイルを貫いてくれる酒のほそ道が好きです。 誰よりもめんどくさいカスミちゃんがどんどん宗達に影響されてるのかわいい。めんどくさかわいい。
第43巻13話「三杯まで!」
「梅割り」「ブドウ割り」という強い酒が登場。
こういう酒があるとは知りませんでした。
13話の後のラズ先生のおまけエッセイ
「ちょっと寄り道16」に
実際にこの手の酒を飲んで腰を抜かした人を見た、
という話がかいてありますが、
内容からするとこれって
第26巻のあとがきで吉田戦車先生
(&吉田先生夫人の伊藤理佐先生)
が書かれているエピソードのことですね。
43巻13話を読まれた方は、
是非、第26巻の後書きも再読を。
実に楽しくお酒を呑んでいらっしゃるのだなあ、
と感じられると思います。
私もブドウ割り、梅割り、知りませんでした!
風味と色付けのエキスってどんなものなのでしょう?
43巻18話ストロングだぜ!に載っていた25度と20度の焼酎、どちらを選ぶか、は私も宗達と同じで25度の方を選びます(^^; アルコール度数が高いとなんかお得な感じがして…
私もブドウ割りとかを置いている店を知らないのですが、
宗達君の解説からすると、置いている店はある程度は
確実に、そして当たり前にあるみたいですね。
飲む勇気はありませんが(笑)。
43巻では16話でフルーツ風味のアルコール度数が
高い酒をネタにして、
17話ではフルーツ主体の酒を礼賛。
そして次の18話でフルーツ抜きの度数が高い酒を麗賛。
ラズ先生としては、結局のところ
フルーツ風味も認めているけれど、
「アルコール度数が高いのに越したことはない」
ってことなんでしょうかね(笑)。
私はブドウ割、飲んでみたいです!
もし今後お目にかかったらレポートします!
あと、フルーツを使ったカクテルも興味ありますね。あまり飲み過ぎるとそれこそ腰が抜けそうですが(^^;