最新話・最新巻の感想トピ
ジョージ朝倉って少女漫画っていうイメージがすごいあったから読まずにいたんだけどスピリッツで出たっていうし、読んでみたら面白かったわ。 結構少年漫画っぽいノリというか、テンションというか、そういうところがあってよかった。 あと、俺、ダンサーの女の子にキャラ萌えしてしまうんだよなーすごいかわいい
主人公・村尾潤平は中学二年生。幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦める。バレエへの未練を隠しながら格闘技・ジークンドーを習い、クラスの人気者となった潤平だが、彼の前に、ある日転校生の美少女・五代都が現れる。母親がバレエスタジオを経営する都に、バレエへの興味を見抜かれ、一緒にやろうよと誘われるが――!? すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される世界。重力に逆らい、美しく高く跳ぶものたちよ、抗いがたきその衝動に、身を捧げよ―― 女性誌界のトップランナー・ジョージ朝倉が描く、王道のドラマチック・バレエ・ロマン、開幕!!!!!
スピリッツ連載中!人気少女漫画家ジョージ朝倉さんの漫画です。
この作者がとても好きで、まさか男性誌で連載するとは思っていませんでしたが、活躍の場が広がるのはファンとしては嬉しい限りです。
さて、内容はスポーツものですが、バレエ(男性)というのは特殊ですよねぇ。美しさや芸術性、表現力、もちろんその根底には徹底した身体づくりと技の鍛錬が必要なわけで、しかも男性となると…一般のスポーツとは一線を画すものがありますね。本当に一握りの、選ばれた人達だけの競技だと私は思っています。だからこそ謎な部分も多いので、へぇ~と感心しながら読みました。
もちろん学校では「男でバレエ」と、浮くこともあるでしょうが、主人公潤平が飄々としているのが救いですね。対照的に友達の兵太君に影があるのが怖いですが、そういう影の部分を描くのがうまい方なのでこちらも今後の展開が楽しみです。