初舞台『白鳥の湖』を酷評した生川綾子を見返すべく、生川はるかバレエ団のサマースクールに乗り込んだ潤平と流鶯。そこに集っていたのは、各地からトップダンサーを夢見て集まる少年たちだった。そして、潤平は綾子の娘・夏姫とともに、パ・ド・ドゥの練習に臨むことに。「わたしは誰より上手くないと気が済まない。死にたくなる」限られた者しかたどり着けない高見を目指す少年少女たち。彼らとの出会いは、潤平と流鶯の二人に、何をもたらすのか。そして、都との三角関係にも激変が……!? バレエと、恋と。更なる場所を欲する時、少年たちの人生が、大きく動きはじめる――!!
10代の男の子・女の子にしか出せない、輝き?オーラ?儚さ?なんて言ったらいいかわかんないけど、そういうものを描かせたらジョージ朝倉先生の右に出る物はいないんじゃないでしょうか。 そういうものを存分に味わえる作品です。 キャラクターたちの心情の描き方はさすがジョージ朝倉、それに加えてダンスシーンがキレイでダイナミックで臨場感すごいです。美しくて情熱的でドラマチックなスポーツ漫画。だいすきです。