殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス にコメントする

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なおなお
1年以上前
少しずつではあるけれど、ヒントになる情報が明らかになってきた。 これまでの経過の話はこちらも助かる。 「神隠し」伝説、「霧が出た日」という条件なら、時間移動しているのは心だけではないという根拠になる。欄外の人物紹介の明音のところが、「行方不明に」と一回目の歴史までの言及になっているのは少し気になる。考え過ぎかもしれないけど、ただ2回目の世界の延長である今は死んだことになっているので、出て来ても話はややこしくなるし、上の表からしてもちょっと無理がある。行方不明は謎のままだろうか。 みきおがおばあさんと二人暮らしというのは、第1話のタイムスリップ直後に会った二人と同じなのかもしれない。連載当時の1話(試し読みのも長くそうだった。今は知らない)ではノートの内容が、田中さんの死の第一発見者がみきおで、しかも8歳となっていた。単行本で訂正されているので、明らかに設定が変わっている。だからあのお面の男の子がみきおというのはあり得る。 「お婆ちゃんが病気」というのは本当かもしれないが、病気を作り出せる孫なので油断ならない。事件を起こす数日前なので、施設に入れた可能性もある。現代のみきおが関わっている可能性については、今は断言し難く思う。ただ、心が未来から来た、未来を知る人間であることは89年のみきおも知っている。しかしあまりに急に引っ越してているし、さつきも連絡が取れていない。前回それはなかったのかもしれない。 そして久しぶりに若くまともそうなさつきが登場。このやり取りからは悪意は感じ取れない。でも一方では台所にシアン化カリウム。父は知っているのか?この後お茶、飲んで大丈夫か?というのもあるが、なぜこういう行動に出ているのかは早く知りたいところだ。事件当日に佐野家にトイレを借りた際にこれを持ち込んだのは確定だと思うし。28年の間にキャラクターが一変してしまったことも合わせて、現在この人がいちばん謎の多い存在なのかもしれない。 次回予告「誰も信じてはならない」はまさに納得!今週は明らかになったこと以上に、謎が深まった感が大きく、二人でどう壁を切り崩していくのか期待して待ちたい。

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なおなお
1年以上前
作者の東元さんも、ここで意見を交わしたすべての方々もお疲れ様、そしてありがとうございました! 今回はエピローグ回として、佐野家のみんながそろって仲良くしているのがやはりなによりもうれしいです。今回登場の心は我々の知っている心ではないので、「良かったね」は父の佐野文吾に言いたい。この微妙な違和感が心に関する「テセウスの船」なんだろうなと思うし、であれば心が89年で亡くなることは予定通りなのかもしれないです。もちろん「僕だけがいない街」のように、ドラマ版は違うエンディングというのもアリだと思います。 映画で言えば今回は主題歌がエンディングのテロップと一緒に流れる中でのストーリーのようなイメージを感じました。そして最後の最後、ご指摘のとおり、まるでホラー映画のエンディングのような終わり方になりました。 毎回現代で登場する週刊誌によればみきおは「都内某所」にいるようです。そして最後のページでは「さっぽろテレビ塔」のそばにいます。しかも佐野家の直前に描かれたテレビ塔は微妙に景色が違うように思うので、塔からみた方角は違うものの結構近くにいるし、一体何をする気だ?という気分になりますね。週刊誌の質問にもちゃんと答えてませんし。 単行本の6巻だったでしょうか、ほとんど9話で収まっているなか、10話押し込んだのがありました。もしかしたらこの頃に残りの話数でどう締めくくるか決められていたのかもしれないです。 「もう少し掘り下げて欲しかった登場人物」、同感ですし、はっきり言って心と文吾とみきお以外は、特定の活躍回以外はモブキャラに見えてしまいますし、ドラマ化の際にこれは課題だと思います。できればあまりいじくって欲しくはないです。 木村さつきは生きていたら、結局出所したみきおの面倒を見ようとするかもしれないので、可哀想ですがいなくて良かったのかもしれないです。 鈴は整形してないこっちのほうがやっぱりいいです。ただ眉毛を剃ったのはちょっとだけ残念です。 最後に、佐野文吾「クソ父」が書いたタイムカプセルのメッセージ、事実上これが作者からの作品を通じたメッセージだと思うので、重く受け止めたいと思います。この回の心は「は?」でしたが。。 本当に皆さんありがとうございました!
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