モーニングを作った漫画たち

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3話目 小林まこと「What's Michael?」が誕生した瞬間にコメントする
モーニングを作った漫画たち
連載の続行と単行本化が切望される作品!!
モーニングを作った漫画たち コージィ城倉
酒チャビン
酒チャビン
2017年にモーニングの35周年記念ではじまった新連載だったようで、単行本化もされてないので、モーニングを読んでいないわたしは全く本作品を知りませんでした。 でもチェイサーのコージィ先生が歴代モーニングの名作マンガの誕生秘話を描くなんて企画、面白いに決まってるじゃないですか。 ちょっと調べた限り、単行本化はサグラダファミリアの完成よりも後になってしまいそうだったので、がんばってモーニングの掲載号をあたって読みました。 絶望的な作業量が必要かと思いましたが、以下の2点により、わりにサクサク全話読めました。  ①電子書籍が発達していた点(モーニングもありました)  ②次回の掲載予定に嘘がなかった点(〆切厳守だったのでしょう) わたしが見つけた限り、以下の5話が存在するようです。掲載号をチェックする参考にされてください。 2017年17号:カラーに口紅(課長 島耕作 / 弘兼憲史) 2017年21号:深海のアマデウス(沈黙の艦隊 / かわぐちかいじ) 2017年26号:マイケルは二度死ぬ(What’s Michael? / 小林まこと) 2017年30号:人生を変えろ!東大へ行け!(ドラゴン桜 / 三田紀房) 2017年34号:料理男子はなぜモテる?(クッキングパパ / うえやまとち) ちなみに活力ハップン、ものすごくハリキって探して読んだはいいですが、取り上げられている作品の中で読んだことあるのが島耕作のみだったのは痛恨でした。 ですがマンガ自体は面白かったです。取り上げられている作品もいつか読みます。
ねずみロワイアル
かわいい恐怖の殺し合い #1巻応援
ねずみロワイアル
兎来栄寿
兎来栄寿
『ムムリン』や『オオカミの子』の佐々木順一郎さんのかわいい絵柄で描かれる、残酷なバトルロワイアル。 そう、まさに高見広春さんの『バトル・ロワイアル』と同じようなクラスメイト同士の殺し合いが描かれていきます。1999年に出てリアルタイムで読んだ小説が、四半世紀経った今でもこうして色濃く影響を与え続けてフォロワーを生んでいるのは感慨深いです。 基本的なルールも『バトル・ロワイアル』に準拠しており ・殺し合いは島で行われる ・生徒たちには全員爆発する首輪が付けられている ・島にはランダムで刃物や銃器など武器が配置されている ・1日ごとに禁止エリアが設定され行動エリアが狭まっていく といった具合です。進化しているのは、スマホのような携帯端末でさまざまな情報を得られるということ。ただそれもどこかで充電ができないとずっと使い続けることはできないという制約も面白いです。 殺し合いのゲームが進行する傍らで頻繁にエモーショナルな回想が挟まっていく構成もまた『バトル・ロワイアル』を思い出します。それぞれの同級生たちが、普段の学校生活では見られない陰の姿を持っていたり、非日常だからこそ剥き出しになる感情を表したりといった醍醐味の部分もしっかり描かれていて刺さります。本家も、もちろんゲーム的な部分の面白さもありつつ思春期の少年少女たちが織りなす人間ドラマの模様が名作を名作たらしめた部分ですからね。 同じネズミでありながらそれぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているのもすごいです。外見は似ているにも関わらず、それぞれがちゃんと個性的に立てられています。そして、このかわいさがあればこそ本家さながらの酷薄な展開が引き立ちます。 血と裏切りに塗れた島で、彼らの運命はどうなるのか。どのような結末を見せてくれるのか。目が離せません。
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