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名無し
1年以上前
長谷川と林は親子なんじゃないの、とは ここでも何人も推測している。 林はすでに弟が二人、薬害の被害にあっていると 発言しているが、 今週号で長谷川の息子二人が薬害の被害にあっている らしいことが描かれている。 前後の事情など詳細が不明ではあるが、 ともに家族二人が薬害被害者だというのは 単なる偶然です、というのも不自然というか、 無意味で紛らわしい設定のように思う。 これはもう作者からの 「長谷川と林は親子だよ」 という前フリなんだろうか? 林は自分の家は母子家庭だったとも言っているので 微妙だが・・例えば 長谷川は、かつて結婚し三人の子供も授かった。 (そのうちの一人は林) だが離婚し、元妻は母子家庭として林達を育てた。 長谷川が気がついたときには林以外の子供二人が 薬害の被害にあっていた。 しかし離婚していたため藤谷製薬側には 長谷川が薬害被害者の父とは把握されなかった。 長谷川はそういう立場をあえて利用して 藤谷内部で薬害被害の実態調査に励んだ。 結果、前社長発言以外にも藤谷クロを確信。 同じく復讐を決意した娘・林を 人事部長の立場を利用して 薬害被害者の家族とバレないように 藤谷に入社させた。 そして二人は共同して藤谷製薬抹殺作戦を 計画し準備していった ・・て、あたりか? まあそんなまわりくどいことをせんでも、 普通はもっと直接的な復讐方法を 選ぶよなあ、とも思うけれども。 俺が長谷川の立場なら別の意味で まわりくどい復讐方法を選ぶ。 藤谷全社員を殺すより、 前社長や安斉のような罪深いやつを絞り込んで、 社内データを利用してそいつらの住所とか 家族構成とか友人知人関係とか調べ上げる。 そして罪深いやつら本人たちよりも、 むしろ、そいつらの家族とか恋人とか、 そいつらが確実に愛している存在を殺してやるよ。 そのほうが同じ苦しみを味わうだろうし。
この世界の片隅に

漫画と映画を久しぶりに見返した!

この世界の片隅に
かしこ
かしこ

2025年のお正月にNHK広島放送で映画「この世界の片隅に」が放送されたのは、今年で原爆投下から80年が経つからだそうです。この機会に私も久しぶりに漫画と映画をどちらも見返してみました。 やはり漫画と映画の一番の違いはリンさんの描き方ですよね。漫画では夫である周作さんとリンさんの関係について触れられていますが、映画ではありません。とくに時限爆弾によって晴美さんと右手を失ったすずさんが初めて周作さんと再会した時に、漫画ではリンさんの安否を気にしますが、映画ではそれがないので、いきなり「広島に帰りたい」という言葉を言い出したような印象になっていました。映画は子供のまま縁もゆかりもない土地にお嫁に来たすずさんが大人になる話に重点を置いているような気がします。それに比べると戦時下無月経症なので子供が出来ないとはっきり描いてある漫画はもっとリアルな女性の話ですよね。だから漫画の方が幼なじみの海兵さんと2人きりにさせた周作さんに対して、あんなに腹を立てたすずさんの気持ちがすんなり理解することが出来ました。個人的には男性達に対してだけではなく、当時の価値観で大事とされていた後継ぎを残せない自分に対しての悔しさもあるのかもしれないと思いました。けれどもあえて女性のリアルな部分を描きすぎない選択をしたのは、原作である漫画を十分に理解してるからこそなのは映画を見れば明らかです。 久しぶりに漫画と映画を見返してどちらも戦争が普通の人の生活も脅かすことを伝えているのはもちろん、すべてを一瞬で無いものにしてしまう核兵器の恐ろしさは動きのある映画だから強く感じた喪失がありました。そして漫画には「間違っていたら教えて下さい 今のうちに」と巻末に記載されていることに初めて気づきました。戦争を知らない私達が80年前の出来事を想像するのは難しいですが、だからこそ「この世界の片隅に」という物語があります。どんなに素晴らしい漫画でもより多くの人に長く読み続けてもらうのは大変なので映像化ほどの後押しはないです。これからも漫画と映画どちらも折に触れて見返したいと思います。

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