バトルが終わり
早乙女は病院にいた
お見舞いで病室のドアを開ける
ベッドには顔の傷が治癒した
宮田がいた
「まだ全身が元どおりというわけにはいかないけれど温泉のおかげで大分治りが早いんだ」
早乙女
「良しこれから温泉にいこう」
もちろん行き先の欄へ記入したのは「温泉」リハビリ病院に外出許可をとり宮田を車椅子に乗せ温泉へ向かう早乙女
温泉に着いた一行、そこには先客が、何とタオルを頭に乗せた猿が1匹
その面影は長谷川によく似ているように見える
静かに温泉に浸かり気持ち良さそうに目を閉じてくつろぐ猿
その脇で無邪気に湯を掛け合いはしゃぐ早乙女と宮田
宮田がはしゃぎすぎて飛ばした湯が猿のアタマにかかる
「あ、すみません」猿に謝る宮田
おもむろに目を開き宮田を見るハセガ..もとい猿
「タオルがあるから気にせんでいい」
早乙女「...」 fin

早乙女「...」
そこへガヤガヤと入ってくる
富久以下の藤谷製薬社員一行
「いいか!大切なのは団結だ」イチモツを
ブルンブルンと振り回してながらタオルを手で持ち肩にかけながらバジャんと湯に飛び込む富久
「団結と献身だな...」何やらブツブツと呟きながら散らかった風呂桶を片付けようと収納棚へ投げる安斎「この距離でなぜ外す」近い距離から投げたのだが桶は惜しくも棚に収納されず床に転がる
早乙女「夢を見ていたんだな」なら宮田はなぜ車椅子に?「階段でころんで...」宮田。矢ノ口落としに向かわず、前原温泉口から温泉へと迎えのバスに乗り到着した一同は、これからの宴会で出る料理などに期待して上機嫌サウナから水風呂へダイブする者も続出していた
そこへスッカリ湯でのぼせたハセガワ猿がソロリと静かに湯上り処へ向かう
自動販売機で瓶の牛乳を購入し一気飲みしてむせるハセガワ猿
すると気がつけば背後に早乙女が
ハセガワ猿の背中をさすり「大丈夫ですか?」と熱い視線で尋ねる早乙女
「サッチーもうあがるのか?」宮田も湯上り処へ
「床がビショビショになるからカラダを拭いて風呂から上がれ」早乙女と宮田に静かに言い放つハセガワ猿
早乙女&宮田「...」fin

@名無し

確かに乾かさず濡れっぱなしで外に出ると
風邪をひく、、、風呂上がりに髪や服は
乾いた状態にした方がサッパリと健康的

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モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な主人公の及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

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