安斉さんは下からの攻撃には強い場所だとか
言っていたけれど、
ろくに身動きできない状態じゃ、
攻撃されたら弱いよね。
投げつける手ごろな石だって限りがあるだろうし。
藤柴がまだ息があるなら、風に吹きさらされて
凍死必死のこの場所で夜明けを待つのもきつい。

とはいえ夜があけて明るくなるまでは身動きは
とれそうにないが、なんとか夜明けまで生き延びたら
まだ岩砕山を登るのだろうか?
魔猿が攻撃してくるテリトリー内みたいだし、
ナタ猿や日本刀マンも追いついて来そうだし、
下山してロープウェイ駅を目指したほうが良さそうに思うが。

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野球で話せ

漫画で話せ

野球で話せ
かしこ
かしこ

何を隠そう私も自分の描いた漫画を第11回青年漫画賞に応募していたのです。とはいえ私は記念受験のようなものなので箸にも棒にもかからないのですが…それでも言わせて下さい、私のライバルって中原とほるだったのかよ!!と。いや〜でもこれは完敗です。だって全編を通して「漫画を描くのが楽しい」って感じだったじゃないですか。働きながら漫画を描くのは大変です。やりたいことがあるのは幸せだけど、休みの日なんかに一人で引きこもってコツコツ描いてると「誰にも求められてないものをこんなに一生懸命やって何になる?」と虚しくなります。それよりも情けないのは描きたいから描くのではなく「漫画家になりたいから描いている」という気持ちのブレが起きてしまうことです。それでは本末転倒なのです。だからこそ作中で叔父さんが言っていた『表現を続けなさい』というセリフに胸を打たれて勇気づけられました。それは連載デビューを経験された後も医師として働きながら投稿を続けられたご自身に対しての言葉なのかもしれませんが、私もこんな風に漫画と向き合いたいと思わされる姿でした。いつか私の漫画を中原さんに読んでもらいたい。漫画で話したいです!

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