モンキーピークについて語ろうにコメントする
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名無し
1年以上前
第6巻買いました。 連載時も読んではいたけれど、 6巻を読み返して改めて思ったのは 遠野の爆弾炸裂シーンの件。 遠野が爆弾を抱えたまま弓猿に背後から飛びつき、 弓猿がすかさず小屋の中へ飛び込み、直後に爆発。 小屋は爆発で崩壊。 これは弓猿が小屋に飛び込んだことで小屋が障壁になって 爆発の破壊力が緩和されて、他の猿が助かった、 ってことでいいのかな? 遠野は飛びつく前に、抱えているものが爆弾であることは 猿に宣言していたから、 猿は爆弾ってものを理解する知能があって、 咄嗟に爆発力が大きければ猿達が3匹とも危なくなる、 ならば弓猿が犠牲になって他の猿を助けねば、と 判断する能力もあったってことだよね。 猿って、かなり知能が高いのか? それと、猿にしてみれば 爆弾が炸裂しようがしまいが、かまわず佐藤さんを 人質としてキープする手もなかったわけじゃないと思う。 けれど爆発に巻き込まれた弓猿を救助するか 死体を回収するかしないといけないので、 佐藤さんを放してソッチを優先したってことだろう。 そう考えると、遠野の爆弾は予想以上に破壊力があって、 うまく行けばあの場で猿を全滅できた「惜しい」展開 だったのかも。 その場合、佐藤さんや他の人もタダではすまなかったかも しれないけれど。
宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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