作者が『週刊少年ジャンプ』に連載した大ヒット作を雑誌発表当時の扉も含めて完全再現し、新編集で復刻。主人公のひばりくんは女の子の容姿ながらじつは男の子という設定で、80年代という時代の空気を有名人や人気アイテムなどのポップカルチャーを通して表現。どこまでも軽やかに切りとってみせた時代感覚はいまも新鮮さを失っていません。江口ギャグのエッセンスが横溢する大傑作。
車椅子の少女・早(さき)をお迎えする役目を負った新米死に神。だが、幼い頃から足が不自由で窓から野球を見ることを楽しみにしているという、早の境遇に感じ入った死神は、自分の命と引き替えに早に49日の時間を与える決断をした。そして早は落ちこぼれの高校野球部に入部し…!? 巨匠・小山ゆうが贈るファンタジック青春ストーリー!!
連載50周年。21世紀にこそ読みたい漫画『21エモン』は、未来世界に日常生活を持ち込むという、SF的逆転の発想で描かれた代表作のひとつです。1968年に『少年サンデー』で連載開始。今年は連載50周年にあたります。その後、1981年に劇場版アニメ化。1991年にはテレビアニメ化を果たし、1992年には二度目の劇場版アニメ化がなされるなど、幅広い世代に人気者として愛され続けてきました。おんぼろホテル「つづれ屋」の跡取りで宇宙に憧れる少年・21エモンと、テレポーテーション能力を持つ絶対生物・モンガー、イモ掘りに執念を燃やすアクの強いロボット・ゴンスケなど、豊かなキャラクター性も魅力です。藤子・F・不二雄お得意のSFセンスで根強いファンを持つ永遠の傑作を、『藤子・F・不二雄大全集』からの最新製版でお届けします。<1巻の見どころ> 宇宙への夢を心に抱きながら、老舗ホテルの跡継ぎとしての仕事に奮闘するエモン。ある日、ホテル代代わりに置いて行かれた絶対生物・モンガーとの出会いから、宇宙パイロットへのあこがれはます抑えがたくなっていく…。
【第92回 新人コミック大賞 少女部門 佳作受賞作】
eBigComic4で連載の注目作品、電子書籍で発売! 「もっともっと、みんなを笑顔にする人になる…!!」幼い頃から人を楽しませるのが大好きな女の子は、数年後、東京でめちゃくちゃこじらせた大人になっていた! 上京し、バイトをしながらパフォーマンスをするのり子。笑わせたい、人気者になりたい、とにかく売れたい! 同じステージにいるのに、周りはキラキラ輝いて見え、モヤモヤが募る日々を送っていた。そんな中、あるライブでギターを鳴らして歌う男に一瞬で心奪われしまう! これが、花田一五との出会いだった――。もがいて、恋して、スベりまくるのり子の青くて眩しい20代!
笑わせてるつもりが笑われてるだけだった… ワタクシ、佐藤太郎と申します。“ひょうきんでいることこそが処世術”とこの18年間生きてまいりましたが、なんのことはない。ただバカにされていただけでございました。そのことに気づいて落ち込んでいたとき、たまたま出会ったのが落語でして…… ただただすべてを落語に捧げる成り上がり青春ストーリー開幕!!
清野とおるの原点!本書だけの新作も収録! 『東京都北区赤羽』清野とおるの、幻の初期ギャグ作品を赤っ恥覚悟で大放出! 『ガードレールと少女』+未収録作品に加え、描き下ろし街歩きマンガまで収録。正気じゃない清野ワールドにあなたはついてこられるか!?
清野とおるは我が人生
小学5年生の江田子豆は、お母さんと妹と3人暮らし。転校生の渡辺ポンポコさんと仲良くしようとする子豆だったが…。【第84回小学館新人コミック大賞青年部門佳作】
日本一ふざけたWEBメディア「オモコロ」にて漫画『新社会人よ、窓際を目指せ』を発表するやいなや、SNS界隈で“意識低い系作家”と異名され、話題をよんだサレンダー橋本。氏の作品群を集成した単行本がついに登場。話題作『新社会人よ、窓際を目指せ』はもちろん、これまでに描いてきた短編や4コマ、さらにはこの作品集でしか読めない描きおろし新作も収録します。“ダメなヒト”を描かせたら右に出るものはいない、モンスター・ルーキーの怪作をお楽しみください。
焼け跡の浜松で小さな芽を吹いた自動車修理工場が、あっという間に世界を代表する自動車メーカーに登りつめてしまう奇跡!2006年に生誕100周年を迎えた本田宗一郎のジャパニーズ・ドリームを描く骨太コミック評伝。
かつて魔法少女だったコンビニ店長の秘密! 高校生・あつみがバイトを始めた、個人営業のコンビニ。そのおばさん店長は、元・魔法少女だった…! 魔王を倒した魔法少女が、なぜコンビニ経営を!? もしかして、他の従業員は…!? 新米店員あつみ、ここから魔法修業の日々が始まる……かと思いきや、かつてボナンザが戦った魔物たちの“その後”が明らかになるにつれ、過去と現在を結ぶ とてつもないドラマが動き始める… “日常回”のすべてに意味がある。『団地ともお』の小田扉が描く、マジカルコメディー大河!!!!!!!
2002年に「ビッグコミックオリジナル」本誌に発表されて以来、一度も他メディア、コミックスにも収録されずにファンの間では幻の名作と言われてきた『DEEP』。太田垣康男氏がガンダム作品で時代の先頭を走ることを予感させるに十分なダイナミックかつ繊細な表現をお楽しみください。
20人の漫画家、20の「東京」。【収録作品】(著者あいうえお順) 浅野いにお [TP] 安倍夜郎 [我が心の新宿花園ゴールデン街] 石黒正数 [密林食堂][もしも東京] 石塚真一 [Tokyo Sound] 市川春子 [TOKYO20202 GOURMET/SPOT/HOTEL] 岩本ナオ [海が見える大井町] 太田垣康男 [the next day] 大童澄瞳 [East East] 奥 浩哉 [東京フィレンツェ化計画] 小畑友紀 [願い] 黒田硫黄 [天狗跳梁聖橋下(てんぐのあそぶはひじりばしのした)] 咲坂伊緒 [星の王子さま] 出水ぽすか [ここにいる街] 萩尾望都 [江戸~東京 300年マーチ] 昌原光一 [江戸×東京 ジオラマ合戦] 松井優征 [東京の脅威とギンギンの未来] 松本大洋 [東京の青猫] 望月ミネタロウ [丹下健三の東京計画1960] 山下和美 [世界は変わっても生活は変わらない、という夢] 吉田戦車 [好きな東京] 特別寄稿 角田光代 [私だけの東京] ジェーン・スー [これも東京2021] 鈴木敏夫 [東京物語] 松尾スズキ [出会いたい人に、すべて出会って] 向井 慧(パンサー) [東京] 山崎洋一郎 [新・東京物語] 写真 佐藤健寿
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。ねんどの魔人『ねんどん』今日もほっこり。月刊コロコロイチバン!で絶賛連載中の『ねんどん』。ねんどの魔人、『ねんどん』は何にでも変形できる!けど、、、変形は苦手。でも友達のためなら何度でもチャレンジして決してあきらめない頑張り屋。そんな『ねんどん』と一緒にいるとなぜかみんなの心はほっこり。誰とでも仲良くできるそんな『ねんどん』にみんなやみつき!!作者は月刊コロコロコミックで『イナズマイレブン』を、月刊コロコロイチバン!で『ボッチ わいわい岬へ』を連載したやぶのてんや氏。今回はまんがと融合させたハイブリット絵本で登場!!※この作品はカラー版です。(底本 2021年8月発行作品)
刑事と犯罪者の双子… 究極の心理サスペンス 刑事と犯罪者――… 運命を違えた双子、究極の心理サスペンス!! [東海テレビ×WOWOW共同制作連続ドラマ ミラー・ツインズ] 完全オリジナル脚本をコミカライズ!! ―――――――――――――――― 葛城圭吾、警視庁捜査一課刑事。20年前、双子の兄・葛城勇吾が誘拐された事件を契機に、彼を捜し出すべく、刑事の道を歩んできた。圭吾と勇吾… この双子の運命は、とある殺人未遂事件から大きく動き始める。“犯行現場に残されていた毛髪と葛城圭吾のDNAが一致”圭吾と同じDNAを持つ人間は世界にただひとり。誘拐された兄・勇吾だけ――― 20年の時を経て、動き出す事件の真相。それぞれの信念、秘密、裏切り、謎が圭吾と勇吾の運命を交錯させていく――!!
立花(たちばな)つぼみ11歳!! ちょっぴり内気な小学5年生!! お母さんの妊娠を相談して以来、つぼみと沙耶(さや)は仲良しになった。そんなとき、つぼみは初経を迎え、友達の八重もブラを買い、麗愛(れあ)もむだ毛が生え、みんな少しずつ大人の体に…!? 男の子、女の子のヒトにはいえない、いろーんな疑問。大人の体ってどんななの!? つぼみの性に関する悩みを中心に、ドキドキな恋愛とせつない友情物語をつづった大人気連載作品!!!
【第93回新人コミック大賞 青年部門 大賞受賞作】(ビッグコミック2024年2号)
綿密な時代考証にもとづき、旧石器時代から、元号が変わる直前の現代までを大迫力のまんがで再現。 子供が最初に出会う歴史書として楽しみながら正しい知識が得られる本格的な全書です。 学習まんがだから小学生でも読みやすく、しかも内容は本格的。中学入試からセンター試験まで、 小中高・・・と長く利用できます。親しみやすいまんがで学ぶ事により歴史が大好きになります。
土田世紀、生誕50周年記念愛蔵版! 2012年4月に43歳の若さで生涯を閉じた土田世紀――。生誕50周年となる今年、長らく絶版となっていた、連載デビュー作であり「アフタヌーン・四季賞」受賞作『未成年』が愛蔵版で復活します。東北の田舎町で日々を刹那的に、しかし熱く生きる若者の心情を描いた本作は、作者の初期衝動が詰め込まれた傑作です。また、本作を愛する作家、上條淳士氏と松本大洋氏からの寄稿を収録いたします。最新のデジタル技術で鮮明に生まれ変わった『未成年』をお楽しみください。
ひょんなことから、遠い星からやってきた変な生物モジャラとゆかいなロボットのドンモに連れられて、空夫は宇宙冒険旅行に出発する。出たとこまかせで目的地を決めていく今回の旅行。おんぼろロボットで最初にたどりついたのが、メルル星。宇宙旅行が初めての空夫は、カルチャーショックを受けるが、地球人のもつ特殊な才能(!?)のおかげで自信を取りもどす。そのほか、スッチャカメッチャカの三人がくりひろげる珍騒動の満載の、ちょっと皮肉のきいた長編ギャグSFの傑作!!
「森の兄妹」と並ぶ、もう一つのデビュー作! 古代の異民族どうしの抗争と天変地異による人類の危機と再生を描く、終末SFの早すぎた傑作。解説の中野晴行氏いわく「代表作『イアラ』の原型がここにある!」※電子書籍版に『「別世界」「幽霊を呼ぶ少女」読本』(別冊インタビュー・解説・漫画)は収録されていません。
主人が亡くなり、女性しかいなくなってしまった藤岡家は、男子誕生を条件にお取り潰しを免れることに。そこに誕生した男子・ケンノ介は、甘やかされて育ってしまった。これではいけないと、立派な武士に育てるべく、祖母はケンノ介を厳しく育てることにして…!? 江戸時代を舞台に繰り広げられる痛快コメディー!
ひばりくんは身体的には男性で女性として生活しているのだが、悩むでもなく性差別を是正しようとするでもなく、ただただそうすることが当たり前であるように振る舞うところがいい。「変態」だの何だの言うのは周りだけで、今の目にはそっちが異常に映るほど。 同性を好きになることの何が駄目なのか。異性の格好をするのに問題はあるのか。作者はギャグとして描き、時に差別的な突っ込みを入れているが、根源的にはそういった疑問を持っているのだろう。 同性愛自体は紀元前からある訳だし、進んでるとか遅れてるとかいうのはあんまり意味がない。ただ、1980年代の日本てこんな感じの意識だったんだなというのはよく分かる(「外人」は良くない「外国人」と言うべきみたいな描写はあったりする)。 最終回がこんな途切れ方(コンプリート・エディションで加筆されてはいるものの)なのも逆に良くて、時代が違えばもっと違う展開がありえたかも知れないという可能性についても考えさせてくれる。