👑勝手におすすめランキング【毎週火曜更新】鍋田吉郎/高野洋/新田次郎 https://manba.co.jp/topics/36674 8位「新ぽっかぽか」深見じゅん https://manba.co.jp/topics/36603 9位「東京クレーターのアカリ」磯本つよし https://manba.co.jp/topics/36609 10位「ソウルイーター」大久保篤 https://manba.co.jp/topics/36627 *『勝手におすすめ』は最近投稿されたクチコミの中から、マンバが毎週火曜日に勝手に作成しているランキングです。 https://manba.co.jp/manba_recommends/721
今日読んだマンガを書くだけのトピック鍋田吉郎 原恵一郎 https://manba.co.jp/topics/25771 水に犬 村上もとか https://manba.co.jp/topics/25772
鍋田 吉郎Twitterライター兼漫画原作者。主な著書は、『稲盛和夫「仕事は楽しく」』『グッジョブ!』『会社を変えた男たち』『ケンリダス』。漫画では、『現在官僚系もふ』『コンデ・コマ』『プリンシパル』『ワンスアゲン!』ど。
登山マンガです。最初の高校生編の面白さは後に比べるとそれほどでもないのですが、常に孤独であろうとする主人公に対して「山は一人では登れない!」と教えようとしてくれた懐が深くて優しい先生が、雪山で遭難した主人公の捜索中に亡くなるんですね…。主要人物の死によって読者としても山の危険性に身が凍ってよりリアルに感情移入していき、そこからは登る山のレベルが上がるほど没入感がハンパなくなっていきます。 荒れ狂う雪山の描写はもちろんですが、仲間を看取るシーンでの死に際の表情なんかはマジで鬼気迫ってて脳にこびり付いてます。こういった命の駆け引きのようなところが、後のイノサンのテーマにも繋がっていったのでしょうか。 孤独だった主人公が結婚して子供が産まれてようやく幸せを掴んだのに、それでもK2を登ることになった時は妻目線になって「終わった…」と思いましたが、タイトルの『孤高の人』の意味そのままのベストなラストでした。 登れたのか生きて帰れたのか…それは最後まで読んで自分で確認したほうがいいと思う。