ぐりーんのきふじん
あらすじ
その美貌と超ミニのスカート姿で、パンチラを物ともせず豪快なショットを連発する、新進気鋭の女子プロゴルファー・秋月愛25歳。芝(グリーン)の貴婦人の異名を持ち、その華麗な一打はギャラリーが愛(ラブ)ショットと呼ぶほど。そんな愛の恋人・桐山は新ゴルフ場建設という悲願を持っていた。その夢をめぐって暗躍する政財界の首領、ゼネコン……男たちのドス黒い野望に翻弄されてしまう愛だったが……? 牛次郎と平野仁のタッグで、艶めかしく描かれるゴルフ・ロマン!
ぴすとんほりぐちものがたり
あらすじ
昭和6年、栃木県真岡。日本拳闘倶楽部の創立者・渡辺勇次郎がボクシング興行で訪れたとき、飛び入りでプロ・ボクサーの花井に挑み、もう少しで勝ちかけた少年がいた。真岡中学柔道部主将・堀口恒男である。早稲田大学に進んだ堀口は、その大器を見込んだ渡辺に歓迎されて日本拳闘倶楽部に入門した。防御を無視しひたすら打ちまくる独自のスタイルに徹した堀口は、日仏拳闘戦の日本選抜戦に出場。その戦いぶりに『ピストン』と冠された。決勝に進出した堀口は、大先輩で『ノックアウト・アーティスト』と呼ばれた中村金雄と対戦し、勝つ。そして日仏決戦へ! 梶原一騎の処女作にして遺作となった巨編。梶原ワールドの原点を見よ!!
ひとりくん
あらすじ
「人間とは決して一人だけのところでは生きられない、しかし産まれてから死ぬまで独りである…」(あとがきより)著者の人生哲学が静かにしみる、傑作4コマ漫画。
とくだとらおものがたりとらおがゆく
あらすじ
年中無休、24時間オープンの救急医療。そんなハードな診療を始めた理由とは?そして貧しかった徳田虎雄がいかにして病院を建てたのか?「のろのろと病院をつくっていたんでは助かる患者さんも死んでしまうんだ!」。一人でも多くの命を救うため、日本中に一つでも多くの病院を建設するため、奔走する虎雄だったが、強大な権力を持つ医師会による圧力が……。虎雄の医療革命を阻もうとする医師会との闘いが始まった……!
でんせつときわそうのしんじつ
あらすじ
旧東京都豊島区椎名町四丁目――戦後の日本漫画界の礎となった手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの天才作家が住んだ「トキワ荘」。今なお、漫画史に燦然と輝く伝説の「トキワ荘」に当時、出入りしていたパロディ漫画の第一人者・長谷邦夫がSF風に描いたもうひとつの“トキワ荘体験”!
ゆきのいろ
あらすじ
人生の目的とは何か、幸せとは何か、生きがいとか何か。永遠にして最も難しいテーマについてヒントを与えてくれる、心暖まる作品。──青木ゆきは風俗嬢。風変わりなおじいさんとの出会いをきっかけに絵を描き始めるが、下手な絵しか描けない。しかも彼女の絵を見て激怒する人さえいた。しかし彼女の才能を見込む人も現れて……。上手い絵とは、下手な絵とは、才能の有無とは、いったい何なのか?悩める人におすすめです。
だびでのほし
あらすじ
凶悪殺人鬼の血が流れる男・神納達也が悪の限りを尽くす!!──ある夜、豪邸に脱獄囚が侵入。大学教授・神納康久の妻を襲って逃走した。やがて生まれた子供・達也は脱獄囚の子でありながら神納家の一人息子として育てられる。そして少年に成長した達也は表向きは礼儀正しい子として振舞っていたが胸の奥では殺人鬼のDNAを覚醒させていたのだった。完全犯罪で親を殺し、女性を嬲り、それでも何ら罪悪感をおぼえない悪魔が神を冒涜しつくす衝撃の長編傑作!!
あらすじ
イケメン男子高校生の牧恭一(まき・きょういち)。彼の父親は報日新聞の元トップ・カメラマンで、日比谷反戦デモ取材中にデモ隊に巻き込まれて亡くなった牧忠(まき・ただし)。母親は保険外交員をしていたが、交通事故に遭ってから精神的に不安定になり、現在では息子の恭一の事を死んだ夫だと思い込んでしまっている。生活のため写真スタジオで働き始める恭一が、自分から父親と母親を奪い去った写真と向き合いながら、カメラマンとしての道を歩んで行く、写真愛に溢れたドラマ。2巻目にはカメラマンにまつわる様々な短編を収録。
あらすじ
寛永六年九月二十四日、駿河城内において城主徳川大納言忠長の面前で行われた真剣御前試合!史実に拠れば当日行われた十一組の試合において、二十二名の対戦者のうち十四名が敗北、または相打ちによって即死。生き残った者はわずかに六名だったという。凄惨な真剣勝負を描いた残虐血まみれ時代劇の金字塔!!第一部「駿河城御前試合」(第一話 被虐の受太刀)(第2話 破れたり不殺剣)(第三話 蝦蟇剣法)(第四話 風車十字打ち)(第五話 疾風陣幕突き)(第六話 身替り試合)(第7話 無惨ト伝流)(第八話 無惨執念剣)第二部「武士道無惨」(第一話 復讐の石牢)(第二話 眼を突く剣士)(第三話 邪淫許すまじ)第三部「戦国無惨」(第一話 鬼哭の城主)(第二話 悲運記)(第三話 無為の生涯)を収録。
あらすじ
店は持たず、お客の家に出張して料理を振る舞う出張料理人・初雁福介(はつかりふくすけ)! ある日、七星電子株式会社大社長・喜一郎の古希のお祝いの場で料理を振る舞うべく出張にきた福介は、到着するなり何やら穏やかじゃない一家の状態を察する。喜一郎は若干ボケが始まっており、実質は息子の博文と重信が会社を動かしている状態。博文らとしては喜一郎の財産を会社の経営に充てようと考えているが、会社経営にタッチしていない三人目の息子・高士はこれに大反対。実は高士だけ腹違いの子供なのだ。「俺だけ腹違いの子だから相続放棄しろって言うのかよ……!」激昂した高士を止めたのは、福介の料理だった!? さすらいの出張料理人・初雁福介が自慢の「食」で全てを解決してゆく料理&人情コミック!
まつもりただしさくひんしゅうぼくらはゆかいなほうもんしゃ
あらすじ
原作に大友克洋・辻真先を迎えた、松森正の貴重な未単行本化傑作短編が電子書籍で登場! ふとしたきっかけから恐ろしい事件に巻き込まれるカップルの恐怖を、とことんスタイリッシュかつ疾走感満点に描いた表題作(原作・大友克洋)。そして戦国の風雲児時代の織田信長を、超美麗な筆致で魅せる「信長」前後編(原作・辻真先)を収録。こちらは電子ならでは、カラーページをそのまま収録しています。類まれなる才能がガッチリ組み合った、必見の一冊です!
もがきのまさ
あらすじ
ジャン(鐘)が鳴った残り500メートル、男達は一気にゴールを目指し、強烈なダッシュをしかける! バンクの中でもがき戦う、全8話を収録した競輪漫画の決定版!! 蒸気政こと花田政美は26期、A級一班、40歳という年齢ですでに峠は過ぎたが、その特異な容貌と何が起きるか分からないレース運びで一部のファンには圧倒的な人気がある。ゼコゼコ、シュウシュウという悲鳴のような息づかいから「蒸気政」というニックネームがついているのだが…。
よるのりょうりにん
あらすじ
新宿は歌舞伎町で知る人ぞ知る小料理屋を営む料理人・鬼神半次郎。料理の腕前は一級品で、常日頃から客に「こんな小さな店にはもったいない腕」と言われる職人だ。しかし…それは彼の表の顔。半次郎の真の姿は、新宿の悪党どもを文字通り「料理」してしまう、必殺仕置人なのである! 半次郎の店には悩みを抱えた多種多様な客が舞い込んでくる。金に物を言わせて関係を迫る生臭坊主に付きまとわれる美女、性根の腐ったヒモに騙されて風俗で働く若い娘…半次郎の包丁が夜に光り、悪を裁く!!
はれたそら
あらすじ
1945年3月10日、その日東京は米軍の爆撃機B29によって、大規模な絨毯爆撃を受けた。死者8万~10万ともいわれ、日本の敗戦を決定づけた東京大空襲であった。爆撃と炎は全てを消し去り、家はおろか街までをも人々から奪い取った。瓦礫の街とは対照的に、空はどこまでも青く広がっていた。幸運にも生き延びた者達は、廃虚の街を徘徊し、生き延びるために必死だった。そしてそんな人たちで駅の地下道は埋めつくされていた。東京上野の闇市を舞台に8人の戦争孤児たちが終戦直後の激動の時代を生き抜く、感動の大河ロマン!
かむばっく
あらすじ
高校時代からノーコンだが球は速かった安田。プロを目指し何とか入団はするが悪癖は直らずに二軍暮らしが長い間続き、遂に自由契約となり、ユニフォームを脱ぐ事に。しかし、ある事故をきっかけに野球界へカムバックする事になる。他「親父のテーマソング」収録。
きらら
あらすじ
高校野球の試合中に、突然銀行強盗が現れ、高校球児の豪腕投手・生沢輝良々と恋人の奈良が、不幸にも凶弾に倒れた!!医師の必至の努力によって、ふたりは一命をとりとめたものの、輝良々は弾丸を体内に、一方の奈良は車イスの生活を余儀なくされる。傷ついたふたりに、さらに過酷な運命が待っていた!
しるく
あらすじ
新婚旅行から帰ったばかりの空港で喧嘩する、武田瑞樹と明日香の夫婦。完全に明日香を怒らせてしまった武田は、離婚を覚悟。明日香は武田の勤める会社の社長令嬢のため、武田は会社へも辞表を提出し、『MENinSILK』のホストとなることに!『ジ・ゴ・ロ』の跡を受けた新シリーズ!
ざとういち
あらすじ
劇画界の第一人者として一時代を築き、今なお熱いファンを持つ劇画家・平田弘史。「座頭市の歌が聞こえる」と「座頭市海を渡る」は劇画家として注目され、貸本マンガ界から雑誌まんが界に掲載され始めた頃の作品であり、1960年代後期に雑誌漫画界で起こる「劇画ブーム」の先陣となる記念すべき作品の一つである。劇画作家・平田弘史の傑作時代劇画「座頭市」が蘇る!
どんがめやろう
あらすじ
1941年11月20日、日本海軍潜水艦部隊は連合艦隊の先遣として真珠湾をめざしていた。旗艦香取を先頭に潜水母艦に引率されたイ号の精鋭は征く。その遥か後方をイルカのように進む小型の番外潜水艦があった。ドイツ製のUボートである――。総員16名の“どん亀野郎”たちの大活躍!真珠湾攻撃の日も間近だ!
しんからてじごくへん
あらすじ
大東徹源は元特攻隊員。上官を殴り、営倉にブチ込まれている間に終戦を迎えた彼は、生き残った事を恥じていた。終戦直後の東京。混乱の中を超人的な空手の腕で生き抜いていく大東徹源の生き様を描く、全男子必見の名作!強く激しく生きたい男に特にお勧め!迫力のストーリー展開、大東徹源の豪快な闘いぶりにも胸が熱くなること間違いなし!
やぼうのむれ
あらすじ
天才ラガーマン・久我遼介と堂島隆一郎はライバルであり、無二の親友だった。しかし父親が背負った借金のため久我家は危機に瀕する。親友と信じていた御曹司・堂島に助けを求めた久我だったが、堂島の取った行動は久我を奈落の底へ突き落とすものだった。久我家は心中、一人残された遼介は金と権力を手に入れ憎き堂島とこの世の全てに復讐するべく、修羅の道を歩みだした!!巨匠入魂の大河ピカレスクロマン!
あらすじ
航空自衛隊百里飛行場に所属するファントムIIのパイロット・神田鉄雄と、三沢飛行場に所属するナビゲーター・栗原宏美。二人はそれぞれ凄腕の航空自衛官だが、その性格が災いし基地の問題児として周囲から厄介者扱いされていた。百里基地司令・太田は、神田に対抗させるため栗原を百里に転属させる。二人は反発し合うものの互いの技量を認めて意気投合し、680号機の専属パイロットとして成長していく……。「エリア88」と並ぶ新谷かおる代表作。原作者・史村翔の自衛官時代の職務経験を踏まえて描かれる生き生きしたヒューマン・ドラマの傑作!
まんがにほんのこてんげんじものがたり
あらすじ
多くの妃が居る中で、桐壺という局を賜った更衣が帝の寵愛を一身に集めていました。しかし皆に妬まれて苛められた挙句、玉のように美しい二ノ宮お一人を残して亡くなられたのです。帝は後見のない皇子を臣籍に下して、源の姓を与えました。以後この皇子は、光源氏と呼ばれることに…。「桐壺」十一世紀初頭、紫式部によって創作された一大長編物語。日本最古の小説であり、四代の帝、七十余年に渡る貴族社会の叙情詩を、入魂のコミック化!以下「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨」「明石」を収録。
あらすじ
強すぎたためにムエタイの母国・タイでさえ、対戦相手がいなくなってしまった御門七九郎は、祖国・日本に帰国することに。私立堂園高校に入学した彼は、そこでも圧倒的な強さを発揮する。が、高校生日本ウェルター級チャンピオンの氷室が現われて…!?
本当はみんなに構ってほしいし、愛されたいのに上手く表現出来ず結局一人ぼっち。 人付き合いが不器用な私にとって主人公の姿はほぼ「あるある」でニヤニヤしながら読んでいました。 独りぼっちは嫌なもんだなと常日頃から思っていた私の考えを肯定してもらっているような感じで、読めば読むほど不思議と勇気を貰える…私にとって「独りくん」とはそんな存在です。