〆切に追われる漫画家の「後輩」は、どうにか心をパッと明るくしたい。そんな時、「現実逃避のプロ」を自任する無職の「先輩」からアドバイスが…! 携帯を封印(物理)したり、意味もなく終点の駅まで行ったり、斜め上の贅沢をしてみたり…。限界漫画家と、顔は良い無職。ふたり暮らしな現実逃避コメディー!!
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらくぶ」の活動を続ける、悪の4人組。正義の生徒会は、ならず者どもを一掃するためについに重い腰を上げたのだった…という展開ははっきり言って全くない、まったりコミック第1巻が登場。愛が溢れまくりで、明日からも元気に生きて行けること請け合い。よ~し、パパ二度寝しちゃうぞ~!!
瀬崎愛吏と花邑ひなこ。クラスではグループもカーストも違う彼女たちには、人には言えない秘密がある。放課後に化学実験室で行われる、目を塞ぎたくなるような情事。それは、愛と打算と性癖に満ち溢れた二人だけの儀式だった…
見た目はギャルなのに一度も恋をしたことがないjk・柚子は、親が再婚した都合で女子校に編入することに。彼氏ができない!と不満爆発の転校初日、黒髪美人の生徒会長・芽衣と最悪の出会い方をする。その後、偶然芽衣とイケメン担任教師のキスシーンを目撃し、心とは裏腹にそのシーンが胸に焼き付いてしまった柚子。さらに生徒会長と義理の姉妹の関係になり、同室で生活することになってしまい…!?正反対のjkふたりが反発して惹かれ合って。姉妹のloveaffair、始まる!
乙女ゲーム『Revolution』の世界に、ヒロインのレイ=テイラーとして転生した社畜OL・大橋零。そんな彼女の推しは攻略対象の王子たち…ではなく、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 前世でゲームをやりこんでいたレイは、その知識と愛で、クレアとお近づきになることができるのか? 推し一筋、激動のラブコメ・ファンタジー開幕!! 原作者・いのり。氏による書き下ろし短編小説も特別収録!
日夜、悪の怪人組織アンチノイドと戦う正義のヒーローラピッドラビット! ある日、激闘を繰り広げていたアンチノイドの女幹部ハニィ・トラップが倒れているところを見つけ…ひょんなことから同居生活をおくることになった正義のヒーローと悪の怪人組織の元女幹部の2人が繰り広げるドタバタ百合コメディーが開幕!! 愛と正義を守るため! 一目惚れしたラピッドラビットとの生活を守るため! 私たちの闘いはここから始まる!!
高校入学初日、新入生のひまりは新入生歓迎会で演奏したバンドのボーカル・依(より)に、ひとめぼれという名の憧れを抱く。校舎で出逢った依にそのことを伝えるひまりだったが、まっすぐに気持ちを伝える彼女に、依はひとめぼれという名の恋心を抱いてしまい…… お互い好きだけど、どこか微妙にすれ違う、ひとめぼれから始まる恋物語。
人との接点を避けて生きている女子高生・星川雫は、誰にも見せずに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織に見られてしまう。作品を嘲笑されると怯える雫だったが、小説を読んだ夏織からは全く予想していない感想が飛び出してきて…。物語を通してつながる少女二人の、甘く切ないひと夏だけの恋人ごっこ
異世界からの侵略者“壊獣”による侵攻を食い止めるため、二つの世界を隔てる“壁の中”で戦いを続ける”防壁師”たち。新更命乃もまた、親友の永とともに防壁師の一員となるべく、厳しくも順調な訓練の日々を送っていた。しかしそんな日常は、予想外の襲撃によって粉々に砕かれてしまう。窮地に立たされた命乃の前に現れたのは――
生きたいも、好きも、全部君が教えてくれた 身寄りのない子供を戦争用の兵器として育てる学校に通う少女たち。人を殺すための授業、誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナはある夜、血まみれの小さな女の子・ミミと出会った――平穏を願う怖がりなシーナと笑顔で戦争に向かう不死のミミ。死と隣り合う世界で2人の少女が見つけた、あどけない願いの物語。
ネットの中だけで歌を発表するシンガー・陽菜と、彼女に憧れる内向的な少女・かなえ。出会うはずのない二人が、ふとしたきっかけで出会い、互いを強く求めるようになる……。表題作ほか、少女同士の深く強い絆をテーマにした傑作短編集!!※電子書籍化にあたり、紙の単行本用に描き下ろされた一部のイラストやエピソードが削除されています。
隠れて付き合っている七瀬とゆに。ゆにはバレー部で忙しい彼女のことを理解はしている。ただ大人しく、でも寂しく──過ごすしかない放課後。そんな誰にも言えない恋愛と、持て余した時間を裏垢に投下し続けていた。自撮りや愚痴、ほんの少しの惚気。誰でもいい。ささやかな発信。それが学校でバレてしまったとき、ゆには七瀬だけの彼女でいられなくなっていき──
白木陽芽は、誰からも愛されるように振る舞う高校1年生。 ある日、不注意によって通りすがりのカフェの店長・舞に怪我をさせてしまい、陽芽は代役として「カフェ・リーベ女学園」の店員になることに。そこはお嬢様学校の学生に扮した店員同士が、姉妹となり清らかに美しく給仕をするサロンだった。 陽芽はそこで一人の女生徒・美月を「お姉さま」と呼んでしまい……
オシャレをして、メイクをして、恋をする…… そんな「普通」の女性に憧れるOL、宇野ひな子。しかし、彼女は男性とつき合うという「普通」の恋愛に、自信のなさから一歩を踏み出せずにいた。恋愛に踏み込む恐れと、独りでいることへの不安の間で板挟みになり、夜道であてもなく助けを求めるひな子。そんな彼女に手を差し伸べたのは、たまたま通りがかった同じ会社のお堅い先輩、佐藤あさひだった……
唯一の親友に、婚約者を奪われた真由美。全てを捨てて、全てから逃げて、知り合いのいない田舎で心機一転中学教師生活…! と辿り着いた先で一番苦手な金髪ヤンキーに絡まれ、一緒に海に落ちるハメに。元凶のヤンキー女子・凜は、よりにもよって真由美の下宿先「海猫荘」の管理人だと名乗り…。傷を負ったオトナ女子を取り巻く海辺の街の日々と人々の物語、開幕。
優秀な長女・撫子、残念な次女・櫻子、優秀な三女・花子からなる大室家三姉妹。彼女たちのゆるふわな日常や、それぞれの友だちとのふんわりとした交流を繊細かつ大胆に描きます。どこかで見たような『ゆるゆり』キャラクターも登場したりと、けっこう大忙し。
桜ヶ森高校・社交ダンス部2年の春間ききは、「パートナー」(女役)として踊りたいと思いながら身長が高い自分に「合う役」である「リーダー」(男役)を続けていた。ある日、ききは幼馴染からペアの解消を告げられ、新しいパートナーを探すことに。…しかし、なかなか新しいペアは組めず、放課後に一人、憧れるパートナーのダンスを踊っていた。そんな彼女の姿を見た小柄で華奢な1年生・鳥羽見みちるは「私のパートナーになってください」と言って手をとり──
“今”の二人の写真を撮りたい! 写真が大好きな高校生・光は、“好きなもの”を撮ると周りが見えなくなることが悩みの女の子。そんな光は転校先で、ギャル風の雨音と、読モをやっている寧々という絵になる二人組と出会う。写真コンテストで受賞を目指す光は、「二人の写真を撮りたい」と言い、彼女たちの関係性を知らずに触れていくが──。
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!? 妹が新しく連れてき友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!! どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが…。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪
「5年後お互い独り身だったら結婚しよう」そんな友達との約束が実を結び、結婚することになったくるみと瑠璃子。恋人だったわけじゃない“ともだち”同士の二人の結婚生活は、何から何まで初めてづくし。薬指の指輪がしっくりくるのか、こないのか、それはこれからの二人しだい……。
桜井彩花は文武両道な優等生。しかし、本番に弱いせいで高校受験に失敗、滑り止めの学校に行くことに。大学受験こそ失敗できないと悩む彩花は、担任の江川先生と「不登校の生徒を説得できたら、好きな進学先を推薦してもらう」という秘密の約束をする。…のだが、肝心の説得相手である本田空にその約束がバレてしまう。空は「毎日一つお願いを聞いてくれたら、黙って学校に来てあげる」と言い、突然彩花にキスをして…。うかつな委員長とアンニュイ問題児、二人の秘密な青春ラブコメディ!
ぽっちゃり体型に悩む風堂つぐみは、高校で再会した白壁あいらを見てびっくり! あいらは小さいころと違ってスリムでスポーティな美少女になっていたのだ。聞いたところ≪ボルダリング≫が“いい”らしい!? 昨日より登れたら気分も上ガル♪ ゆるやかガールズクライム、始まりました!
初めて、人を好きになった。初めて、告白をした。初めて、…キスをした。「好き」って気持ちが溢れちゃって、上手くなんてできなくて、毎日もっともっと好きになっていく。そんなぜんぶ初めての羽山先生と寺野先生の初々しい恋愛模様を描いた大人の青春ラブコメ。
仕事も家事もソツなくこなすデキるOL・香月奈々美は、故郷・福岡に彼氏を置いて、ここ東京で遠距離恋愛をしている。ぐーたらで生活能力ゼロと言ってよい童顔アラサー・藤村かえでは、漫画家デビューを目指して、今日もネーム作業を…始めようとしている。何から何まで全く正反対の女子ふたり。何もないようでその実、結構いろんなことが起きる同居生活、はじまり、はじまり。
漫画家の女性が無職の先輩(高校の。カワイイ)に唆され、話が盛り上がって、つい現実逃避に走ってしまうお話。現実逃避の思い切り方が極端で、とても気持ち良い!なる程こんな事出来るんだ〜と驚かされたり、ここまでやれば確かに逃避成功だわ……と、こちらまで晴れ晴れしたり。 ……のですが、余りにブッチ切り過ぎて、たまに仕事に支障をきたす事も。私はかつて締め切り仕事をしていたため、こんなにも綱渡り時々アウト!な彼女達の在り方は、ちょっと引く。私的な話をすれば、この作品を5年前に読んでいたら、あるいは受け入れられなかったかも知れません。それでも嫌な気分にならないのは、彼女達が深刻になっていないからだし、私もきっちりし過ぎる事に疑問を持つ様になったから。 この二人を見ていると、過度にキチンとすることが馬鹿馬鹿しくなる。時にはペラい人生観と気の合う連れ合いと共に、酒と旨いもので適当に楽しく生きればいいじゃない、と言われている気がして心が楽になります。 現実という重力の振り切り方を、教えてくれる作品です。かなり強引だけどね。