日本人にとっての「はじめて」が西洋から雪崩れ込む明治4年。東京・築地の外国人居留地にある「フェリパン舎」で働く少女、西塔明はひょんな流れから、謎の男=藤田五郎を紹介され、一緒に働くことになる。一見怖いが、明が作ったパンを、初めて残さず食べてくれた日本人…。だがその男こそ、かつて「壬生の狼」と恐れられた新選組・三番隊隊長=斎藤一、その人だった!!巨匠・樹なつみが初めて挑む、時代劇&グルメコミック!!
金持ちとの結婚を目標に自分みがきとバイトにはげむキャバ嬢・レイラ、今のターゲットは大手外食チェーンのトップで大金持ちの観海寺(カンカイジ)社長☆ある日、そんな観海寺社長といい雰囲気になりホテルに誘われ幸せの絶頂にのぼりつめるレイラ。しかしその翌日、社長の会社が倒産してしまい…なぜか社長と同居することに!?あんなに格好よかった社長は抜けガラ!金持ちになる夢どころかダメ男を養うことになるなんて、私の毎日はどうなっちゃうの~?【オヤジズム】※「月刊オヤジズム2013年1月号」と重複しています。ご購入の際はご注意ください。
日高元(ひだか・げん)、20代男子。子供のころ食堂「アサメシマエ」に救われ料理人の道へ。食堂の閉店を知り、「アサメシマエ」の一人娘・早夜子(さよこ)に店の再開を申し入れるも突き放される。悩んだ元はようやく朝ごはんの意味をみつけ……?土鍋ごはんに卵黄のしょうゆ漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、大家族の朝パーティー手巻き寿司、貧血改善のおむすび朝ごはんなど、垂涎のメニューの朝ごはん食堂漫画!
定時制高校に通いながら、街の米屋や魚屋などでバイトもこなす中原三星は、驚異的な記憶力と人付き合いの良さで商店街の人気者。そんな彼がバイトに励むのは長期入院中の母親のためで、周囲が将来の夢を語っていても、彼自身は金さえ稼げればいいという考え。だがそんなある日、ビル清掃で訪れた超一流ホテルのフレンチレストランで、厨房スタッフの新入りと間違われて…!?
酒と美食を極めた独自の世界で多くの固体ファンを持つ漫画家・ラズウェル細木の最新作品集。著者による書き下ろしのコラム、レシピなど読み物も充実の内容です。
大手ビール会社に勤める、大酒飲みの美女ふたり。彼女たちには、ある重大な秘密があった。同じ部署に入ってきた、まるっきり下戸の男を、なんとか一人前の酒飲みにすべく、奮闘が始まったのだが…。お酒を愛するあなたに贈る、ホロ酔いコメディ!!
「最高のソムリエ」と言われながら、ワインを取り巻く状況に絶望し、さ迷い続けていた北村瞬。だが、偶然に再会した親友・久世慎次にその腕を買われ、新規開店のレストランでソムリエに就くことを勧められる。個性的なスタッフと共にオープンへの挑戦が始まるが!?
バーテンダーの勉強のため単身パリへやってきた佐島蓮。希望に胸を膨らませた蓮だったが、スリに遭い、お金もパスポートも失ってしまう。やがて路地裏のバーへ辿り着くが…!?
作家・山形鐘一郎が世の中をぶった斬る!その対象は高級住宅地のベンツ率の高さや合コンにしか興味のない女子大生、(当時起きていた)若貴問題に、デジタル化の世の中までさまざま。しかし、話のメインは彼の豊穣なる食生活とそれを食べた時の「美味し!(うまし)」の叫び!ハクサイナベで「美味し!」、ヌカヅケで「美味し!」、ロックのビールで「美味し!」さああなたもご一緒に!「美味し!」
酒のほそ道の主人公・宗達もなかなかの曲者だけど、こちらの主人公とくらべたらだいぶ人格者。 文句と蘊蓄ばっかりで、ひとこと多くて、ケチで詰めが甘くて……それが等身大のめんどくさいオッサンという感じで癖になります。 ラズウェル先生の知識とめんどくさいオッサンの組み合わせがいいシナジーを生んでいる気がします。ラズウェル先生はめんどくさいけどスマートで紳士なオッサンだと信じてます。そうであってほしい。 庶民的なお魚から高級魚、名前すら知らないお魚もたくさんあって勉強になります。 ちょっとイラッとしながらもしっかり学べるからついつい読んじゃうんだなあ。 そして酒のほそ道を読み返すと宗達のことが好きになれます。宗達は明るくていいヤツです。 あと難読漢字フェチとしては、お魚の漢字をたくさん覚えられるのが嬉しいです。