妹の“うまる”は、容姿端麗!文武両道!誰もが羨む完璧JK。しかし、この美妹には、秘密があった!!一度、玄関をくぐれば…あっちにゴロゴロ♪こっちにゴロゴロ♪“食う・寝る・遊ぶ”の干物妹ライフ!?内弁慶の外美人!“うまる”の生態を追ったニュータイプ兄妹コミック待望の第1巻ッ!!!
時は戦国! 武士の始まり、二大勢力『平氏』と『源氏』激突! 源平合戦。『平氏』が『源氏』に逆転大勝利したパラレル鎌倉時代! 舞台は、現在より夜が暗く…妖魔蔓延る日本列島! 不治の病(?)に侵された少女は「不死」を求める旅に出る。出会ったのは…800年以上、生き過ぎて「死にたい」と願う不死身の男。「生きたい!」と願い「死にたい!」と願う。対照的で似た者同士。そんな二人は生・逝きる為、供に旅立つ!!? 超鬼才・中山敦支が贈る「一生懸命生きて逝きたい」不死身と不治身のデス・ロードッ!
源光海は「女子よりかわいい」という理由で、女子にいじめられた過去を持つ18歳。大学入学を機に生まれ変わろうと決めた光海は、源氏物語の研究者である叔母・香子に、「現代の光源氏」を目指せと言われて…!?
父親を失った少年・芥生リクは借金取りの元ボクサー・所沢京介と出会う。理不尽に満ちたこの世界で、人は何をよすがに生き抜くのか。戦うのか。人生という茨の道を歩む芥生リクの破格の拳闘ストーリー!少年には何もない。その拳以外は。
「V」と呼ばれる吸血鬼による怪事件が頻発する東京。刑事・御子神京吾は、惨殺された恋人の復讐を重ね、犯人である「二つの顔を持つ男」を追い続けていた。御子神を見つめる謎の銀髪少女の正体は―…!?
「究極のサバイバル」とは何か――。それは「個の生存」にあらず。「種の保存」すなわち「子作り」である!! 生粋のサバイバル少女 鯖井春子が文明社会を舞台に波乱を巻き起こす「ラブ・サバイバル・コメディアクション」ここに開幕!!
スポーツ強豪校の滋賀県・星徳高校。“甲子園”“国立”“花園”…憧れの全国の舞台を目指し、高校生達の青春はいつも輝いている。……はずだった。とある日、いつもと変わらず部活動に励んでいた放課後、赤い雨が降り注ぎ校舎全体が霧に包まれた…。突如、学内に襲い来る異形の武士!?学外にそびえるは安土城!?学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまった!?期待通りの舞台とは程遠い戦国時代!!死にたくねーなら順応しろ!!“戦国武将vs高校生アスリート”開戦!!
名門私立高校に通う、家柄も容姿も成績も完璧お嬢様・昴。彼女を追いかけて何とか同じ学校に入った幼馴染の主人公。いつしか遠くなった2人の距離は、ある「おまじない」で急接近して…?奇才・岡本倫と新鋭・横槍メンゴの異色タッグが贈る、自制心崩壊系純愛エロコメ開幕。
舞台は京都の郊外・亀岡市にある女子高。写真部に所属する彼女達は、部活の先輩に夏のフォトコンテストに入賞するよう迫られるが、そこまでやる気はなくて…? 地元・亀岡での日常を女子高生達が自分のファインダーで切り“撮”っていく青春物語――。
非力だが知能が高い種族“ノーム”の少年・フェイは、異界より現れた謎の古文書を日々翻訳している。全ての本を読んだ暁には、自由が約束されているはずだった。しかし、運命は彼を壮絶な復讐の旅へといざなっていく。衝撃の戦記ダークファンタジー!!
キョドる、強がる、引きこもる…ひっこみじあんのカラフルな生態 東京都・八王子市に住む「ひっこみじあん」な女の子・アケビが天才臨床心理学教授のお姉ちゃんに誘われて働くことになったのは、ひっこみじあんだらけのメイド喫茶「ミッシリ―」…6人6色のひっこみじあんが化学反応を起こす人見知りガールズバラエティ、開店(はまだしていない)……!!
白玉雄介、15歳の高校1年生。高校生活の始まりに胸躍る鈴川葵のクラスメイトとなった彼は、まさかの猫!! その正体は、突然変異によって人間と変わらぬ知能を持ち、普通の家庭で育てられた世界で初の人権を得た猫。そんな白玉君に気を使う周囲をよそに、葵は興味津々で…!? 猫で多感な男子高校生・白玉君に迫る日常系スクールライフコメディ!!
京都の大学1年生・紙戸屋川露(しとやがわ つゆ)は、交通事故により、2つ年上の恋人・擬宝珠(ぎぼし)みぞれを亡くしてしまう。絶望する露だったが、そんな中、みぞれからの謎の手紙を発見する。そこに書かれていたのは、自分の体を焼かないで見守ってくれれば、キセキが起こる、というものだった。露が、みぞれの言葉を信じ、みぞれの死体を安置していると、やがて信じられない出来事が…!? 鬼才が贈るダークファンタジー、衝撃の第1巻!
整体師の息子・鎹 項羽(かすがい こうう)は、人の体を見ることで動きの癖が分かる“目の良さ”を持っていた。自分がスポーツを本気でやったことがないことに悩む中、診察にバドミントン元五輪メダリストの辰巳義明が訪れ、同い年の世界ジュニアチャンピオン・四乃流星(しのりゅうせい)の試合を観に行くことに――!! 項羽は、その会場で衝撃の行動を――…!? 目が未来を掴む!! 男子高校生バドミントン青春譚――!!
僕、日々沼拓郎は(1)勉強できない、スポーツ嫌い。(2)生まれたときからイジめられっ子。(3)もちろん彼女は、いる由もない。だけど僕には4文字があった。ROCK。そう、ギター1本あれば僕のはじまりが、いつだってカウントされる。
人体を藍に染める奇病、【藍病】。その病は患者の骨を蝕み、深海を閉じ込めたように美しく輝く【海鉱石】へと変え、その鉱石のもつ可能性は倫理観を失いし者どもを生んだ…。“ここにいてはいけない”【記憶を失った青年】と【藍病患者の少女】孤島脱出SFサスペンス、第一篇。
壮絶な別れと固い決意──。 春野凛太郎は兄と母との3人暮らし。凛太郎と兄は、ひとりで気丈に兄弟を支える母を笑顔にしようと考える。そこで出会ったものが「チアリーディング」。チアを通してふたりに様々な想いがよぎる…。ある日の兄の告白が凛太郎の未来を動かす。 全力で満開の笑顔を咲かせるために尽くす凛太郎の青春チアリーディングストーリーが開幕。
新米女性警官である伊井カオリは動物を誘惑してしまうフェロモン…「ペロモン」を放出することができる特殊体質の持ち主! 時には(いつも?)失敗もしてしまうが、動物と人間の平和を守るため、住民のペット飼育率100%の都市「中良市」を舞台に彼女は元気に活動中! 新感覚のドタバタアニマル捜査コメディ開幕!
修学旅行で忍者屋敷を訪れた高校生のイチは、見学中に不思議なからくりに巻き込まれ、伊賀甲賀が勢力を争う忍者の世界にタイムスリップしてしまう。現代へ帰る手がかりを求め、忍者の教育施設「紅学園」に潜入を試みたイチだが、そこは「男子禁制のくノ一学園」で……!?
「あの子は大輪の薔薇だ その美しさで 人を魅了して誘き寄せ 血まみれにする」 大学生カップルの桐太と亜里子。半同棲する二人の隣に引っ越してきたのは高校時代に桐太が片思いしていた絶世の美女、花音だった。仲睦まじく暮らす二人。しかし、次第にその歯車は…? 「彼氏」「彼女」「悪女」の三つ巴狂騒曲!! 優雅で可憐。魅力的で蠱惑的。この世界は、何時の時代も悪女が回(こわ)す。何気ない平和な日常のすぐ隣に潜む非日常、隣人×サスペンスLOVEストーリー。
性という怪物との戦いの物語――。 周囲から“脇役”と呼ばれ、目立つ所もない高2の脇谷イサム。密かに思いを寄せる幼馴染の初瀬に高校で再会したが、話かける事さえ出来ずにいた。更に、熱を入れる陸上でも、うだつが上がらず、バイトに明け暮れる日々。溜り続けるストレスと、持て余す際限なき性欲に悶々と過ごす中…“日常”が激変する事に――。
孤独な拳法少年・世界一心は、憧れ続けた野球部の門を叩く。だが同級生の蔵座直哉に入部テストを課されることに。窮地に追い詰められた一心は、培ってきた「秘めた力」を発揮して…!?弱虫・世界一心の加入で、弱小野球部の大逆襲が始まった――!!
かつて地元の街・ワカヤマの“紀伊”を席巻した伝説の不良集団『紀伊浪』の一員として、輝かしい時間を過ごしていた矢沢正次。5年後の現在、彼は立派な“元ヤン”として、自動車教習所で働く平凡ながらも安定した日々を過ごしていた。そんな正次のもとに届いたのは、元『紀伊浪』リーダーが事故死した報せ、そして、地元が隣国“伊勢”に攻め込まれているという噂だった──。
青春に煌めく特別な1コマは、無限に広がる殺戮地獄への入り口だった――。平凡な男子高校生の狐坂丈の下に現れた可憐な少女・田村凪咲。「私のことを守ってくれませんか」の言葉から、平凡な日常は非日常へと激動する――。動機なく凪咲を殺す快楽殺人者・次元ライダー。凪咲の死と共にふたりの時間がループする世界。殺戮と無限の時間からふたりは抜け出せるのか…。無限の時と死に挑むサスペンスストーリー第1巻。人間は際限ない恐怖に打ち勝てるか。
先日のこと、昼休みにヤングジャンプを読んでいると、新卒のコーハイが「何読んでるんですか?」と声をかけてくる。目障りだと思いつつも「キングダムだけど」とだけ応えると、 「うまるちゃんは読んでないんですか?」 「ああ、あの大きくなったり小さくなったりする女のはなしね」とぶっきらぼうに応える。 「それはそうですけど、バカにしてるんですか!」 「いや、だって本当にそうじゃん」 という会話があった。 マンガを読んでいるところを邪魔されたから無愛想ではあったものの、バカにする気などはさらさらなく、むしろ、"大きくなったり小さくなったりする女"は個人的に漫画史においての重大なテーマですらある。"大きくなったり小さくなったりする女"をもう少し丁寧に定義して言い表すならば、比較的に写実的に描かれていた主に女性のキャラクターが一時的にデフォルメ化されることで頭身が縮小する現象とでも言えるだろうか。 近年でもっとも印象的な"大きくなったり小さくなったりする女"の代表としては、やはり『君に届け』の黒沼爽子が挙げられる。基本的には清潔で純情なラブロマンスだが、爽子の恥じらいがギャグとして描かれるときに彼女はデフォルメ化されて縮小している。先の定義で"主に女性のキャラクター"としたのは、このデフォルメ化による縮小が当初は少女マンガの表現方法として漫画史に浮上したのではないかとの推察からなっている。まず手塚治虫にはこの手のデフォルメ化はみられない。唐突なヒョウタンツギの挿入は、おそらくはこのデフォルメ化に近い要素を持っていそうだが、じっさいにキャラクターがデフォルメ化されて縮小しているわけではない、そもそも手塚治虫のキャラクターは始めからだいぶデフォルメ化されている。そこでもう少し先にすすんで「少女漫画の神様」と称される萩尾望都をはじめ、"花の24年組"の大島弓子や竹宮惠子や山岸凉子はどうかというと、描かれるキャラクターはデフォルメ化を遠く離れ、頭身は実寸サイズになってはいるものの、彼女たちが何かの拍子に不意に小さくなることはいまだみられない。そこでさらに時代を進めて川原泉のマンガを読んでみると、ここではもう明確にデフォルメ化によるキャラクターの縮小が起きている。しだいにこのマンガ表現は男性マンガにも活用されていき、たとえば、マンガ史上もっとも写実的なマンガのひとつといえる『スラムダンク』では、ファールで退場しそうな桜木花道が逃げ腰のディフェンスになり、その様子がデフォルメ化の縮小として描かれているし、当のうまるちゃんではもっとも過激で大胆なデフォルメ化の縮小が行われている。そのほか印象的なものを挙げるなら、津田雅美の『彼氏彼女の事情』、吉田秋生の『海街diary』に連なる連作などがあるだろうか。吉田秋生のデフォルメ化は、その顔が松本零士『銀河鉄道999』の星野鉄郎みたいになるというオマケ付きである。 では、いったい、いつどこで誰が、このデフォルメ化による縮小というマンガ表現を使いはじめたのか、ここを明らかにすることは漫画史を俯瞰するうえでとても有意義な試みだと思うのだ。