登場人物/ムジナ(修行中の忍者。忍者としての生き方に悩む)ゴキブリ(ムジナの父親。自分が生き抜くためダメ忍者を装っている)シロベ(下忍。首領の駒としての生き方に疑問を持ち里を抜ける)あらすじ/皆からゴキブリと呼ばれるダメ忍者の親父をもつムジナ。「この親にしてこの子あり」の如く、修行中のムジナもぱっとしない。ゴキブリは、首領のために死ぬ生き方の悲しさを秘術とともにムジナに教え、後日、任務中に囮として使われ死ぬ。ゴキブリの妻・アヤメは復讐のために首領に近づく。以前から、首領のために死ぬ生き方に疑問を持っていたシロベが里を抜け出す。このシロベの始末をムジナが所属する組に命じられた。死んだかに見せかけたシロベを発見したムジナ。口封じのためにシロベに殺されそうになり、追いつめられたムジナは、父・ゴキブリに教えられた秘術を使おうとする。▼第1話/鎌鼬(かまいたち)▼第2話/鮟鱇(あんこう)▼第3話/でんでん太鼓▼第4話/秘術▼第5話/月▼第6話/馬追虫(うまおいむし)▼第7話/抜け忍▼第8話/察気術(さっきじゅつ)▼第9話/鯣(するめ)▼第10話/糞(くそ)▼第11話/陰(ほと)▼第12話/猿(さる)▼第13話/簪(かんざし)▼第14話/死装隠れ▼第15話/再び秘術◆その一/手裏剣◆その二/忍び刀登場人物/ムジナ(卍衆の忍び、下忍の中でも劣等生)陣内(首領の息子、ムジナの友人)ゴキブリ(ムジナの父親、出来の悪い下忍)
地球に潜伏した凶悪テロリスト、クリステラ・レビを逮捕すべく、宇宙からやってきた警察官・バーディー。捜査中に遭遇した少年・つとむを誤殺してしまった彼女は、つとむの命を救うため、二心同体で生活することに…!?悪を追いつめるべく、バーディーとつとむの壮絶な闘いが始まる!!二心同体SFアクション!!
海外に「柔道」をスポ-ツとして普及させるべく、講道館はNYに進出。ところが、派遣された講道館四天王のひとり・富田は地元のフットボ-ル選手に勝負で勝つことができず、柔道普及に大きな壁が生じる。そして、講道館の前田光世は「スポ-ツ」として普及したい講道館に背き、常に「死合」を求めるのである…。世紀初めに人類史上最強の男となり、世界にその名をとどろかせた日本人・前田光世!!「死合」に懸けた彼の生涯を描く超フィクション!!
有望な陸上選手だったが、怪我をして陸上への思いを断念せざるを得なかった涼子。ある日、徹に連れられて横浜に行った涼子は、そこでドリフトの練習をしていた佐和子に出会う。「走り」に魅力を感じる涼子は、免許を持っていないにも関わらず、佐和子のシルビアで「走り」を練習するのだが…。
八頭大は弱冠17歳ながら、世界宝探しハンター協会認定・世界ランクNo.1のトレジャー・ハンター。特殊溶解液を噴出する秘密兵器を片手に、今日も財宝を発掘している。彼の今回の標的は、江戸時代の豪商が秘蔵していた元禄大判5万枚。その発掘作業は順調に進み、あとは石壁一枚を残すだけだったが、時間が来たため、大は作業を中断し、高校へと向かう。登校途中、大は中学以来の同級生・ユキに発掘中の財宝の話をするが、いつものようにユキは頭から信用していない。ところが授業中、彼女の祖父・大宰先蔵が大たちの教室に現れた。先蔵は大を見つけると「ラピス・フィロソフィルム」という言葉を残し、石のようなものを大に託して事切れてしまう。先蔵が命を賭して運んだ石の正体とは? そして、先蔵が死の間際まで追っていた「ラピス・フィロソフィルム」を巡る謎とは? 大とユキを大きな運命が待ち構える!!
番場は小さい頃からの仲間の成田、半田、梶原、大石と2年生にして亜茶中学をしめていた。馬場は今時はやらないヤンキーが嫌で、中学を卒業したら仲間とも縁を切って、都会の高校に行き彼女を作って楽しくやって行こうと考えていた。しかし、馬場以外の仲間は、番場を総長に暴走族を作ろうと言い出す。暴走族を始めたら高校にいっても縁を切れないと考えた番場は反対するが、仲間の勢いに押されて「アチャーズ」という暴走族を作ることになる…。
全世界のスポーツを牛耳る組織・ゼロンが支配する学園に突如降臨した。スーパースポーツマン・ヤス!ゼロンの野望を阻止するためにスーパースポーツマンとなった男。本名・石井康雄。超絶バトルの連続に笑うしか術はない!!
彩子は新興宗教から金を盗んで逃げている湊を曜堂の元によこした。湊は曜堂が過去につぶした教団の信者だった。そのため心に傷を負っており暴力行為を行っていた。湊の盗んだ金を追って来た信者から逃げるうちに、曜堂は湊のデプログラミングをすることを決意した。そんな彼らの前に、湊がいた教団が新しい教祖を立て曜堂に復讐を始めた。そして湊はさらわれてしまい、そこで教団をつぶしたのは曜堂であることを知らされる…。
サラサは彼氏のコージひと筋。大学も同じ所を受験するつもり。ところが、コージの裏切りにショックを受けたサラサは、渋谷の真ん中で自分の進路をクツ投げにたくした。表だったら付属女子校、裏だったら自衛隊。結果は裏。そして、新隊員として入隊したサラサは落ちこぼれ集団3班に配属される。サラサの他に、成金娘の桜吹雪鳥子、武器オタクの島馬京子、大女の大熊ゆかりなど7人、そして、この7人を鍛える班長は悪魔の三曹・中蜂あやめで…。
週刊ヤングサンデーの連載時に読んでいたが、その時も面白かったが最近読み直して本当の面白さを理解できた気がする。白土三平作品を読んでから読むとより面白い。 ストーリー上での伏線はほとんど消化しているし、過去の忍者マンガのパロディや、相原コージのギャグ漫画家としての実験や面白さも発揮されている。 白土三平の「カムイ伝」ばりの忍者内での階級闘争という重い内容でありながらエロやギャグを混在させて感動させるのはすごい 忍者武芸帳や伊賀の影丸とも違う忍者マンガの傑作だと思う