ロドリゲス井之介のプロフィール

ロドリゲス 井之介(ロドリゲス いのすけ、10月16日 - )は日本の漫画家。東京都武蔵野市(吉祥寺)出身。
大学では建築デザインを専攻。大学在学中、ヤングサンデーの漫画賞を受賞してデビューするが、一旦就職しサラリーマンとなる。退職後、本格的に漫画家活動を始める。現在、『ビッグコミックスペリオール』にて「世界の中心でくだをまく(仮)」を連載中。掲載誌・出版社に囚われず幅広い媒体で活動している漫画家である。代表作である『リーマン戦記 独身3』はテレビドラマ化もされた。

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世界の中心でくだをまく[仮]

赤裸々すぎる飲兵衛漫画

世界の中心でくだをまく[仮] ロドリゲス井之介
名無し

たいていの酒飲み漫画や飲み助漫画ってのは どんなに酒飲みの醜態・痴態をネタにしたとしても 最終的には「お酒っていいよね」で、 終わるのがパターン。 けれど「せかくだ」は最後の最後まで 飲兵衛ってウゼー、サイテー、という話だったりする。 正確に言えば、漫画家・原作者・編集者などの 漫画業界関係者って皆が酒癖悪すぎでウゼーッって 印象しか残らなかったりする。 一応はフィクションの体裁をとってはいるが、 ノンフィクション臭が強い。 業界的には、ホントに洒落で済んだのかこの漫画。 そう思うとタイトルの(仮)に関して シャレにならない本気度を推測してしまったりする。 ロドリゲス井之助先生の漫画は私は好きだ。 初めて読んだのは「係長ブルース」なんだけれども 切れ味鋭い、とかとは真逆の 真綿で首を絞めるようなジンワリくるギャグが 個性的で面白かった。 その後しばらくロドリー先生の作品を読む機会が なかったのだけれども、この「せかくだ」のあとは なんだか別ジャンルの漫画作品が多いみたい。 「せかくだ」も、いかにも私の好きな感じの ロドリー先生的な真綿で首をしめてくる漫画なのだけれど、 ほんとに真綿で首を絞めて(何かを)殺しちゃいました、 みたいな転機?になる漫画だったりするのかな、 と、シャレにならない邪推をしてしまう。 飲兵衛漫画としては個性的で、 まちがいなく面白い漫画なんですけれど。

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