ほしをおうこども
あらすじ
父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄を忘れられない少女アスナ。そんなアスナの前にある日、アガルタという遠い地から来た少年シュンが現れる。二人は心を通わせるが、シュンは突然アスナの前から姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」と願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を願いアガルタを探し求める教師モリサキが現れる。そして開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る――。
せんこうしょうじょ
あらすじ
写真家志望だった濱野はふとしたきっかけで高校写真部の顧問をしぶしぶ引き受けることになる。写真に対してそれぞれの形でひたむきなヒカリら生徒の姿に、濱野は少しずつ写真への情熱を取り戻していく。食べ物をおいしそうに撮るコツなど仕える知識満載、ちょっとピンボケ青春フォトコメディ。
とがり
あらすじ
現世で罪を犯し地獄へ送られたものの300年の間抵抗を続けた男、統兵衛。人のぬくもりを知らず、ただ生き延びることだけをシンプルなルールとして生きたこの少年は、地獄の首魁・エマとひとつの取引をする。罪を狩ることのできる木刀・咎狩を用いて、108日の間に108の罪を狩ること。トガリと呼ばれるこの試練をこなせばあらたな生を与えられるというのだ。悪を以って悪を討つ統兵衛の300年ぶりの人間界現世での生がはじまる。その先にあるのは悪滲む暗き闇か、それとも……。
えすにしてぃぜろわん
あらすじ
大規模な気候変動の後、人々は悪環境から人類を守るために囲郭都市を作りあげた。そこでは市民は厳格に管理され、少しでも秩序を乱すような者は囲郭都市から追放されてしまう。しかし、追放された人々は空白地帯と呼ばれる外界で生き延び、この世界の在り方に疑問を持つようになった。
そうそうもうとくせいでん
あらすじ
曹操の生まれた後漢朝時代、宮廷内は皇帝の信任を得ていた宦官が専横の限りを尽くしていた。幼なじみの袁紹らが国の未来を憂いていた頃、曹操は自分のやりたいことが見つからず放蕩三昧であった。しかし、曹操二十歳のとき、洛陽の北部尉に任官してから徐々に頭角を現し始めた。そして曹操三十歳のとき、天下を揺るがす黄巾の乱が起こった。
でぃすろーん
あらすじ
五堂マサムネ15歳。五堂十六夜流を駆使して、互いの式神「妃龍」を奪い合う格闘バトルに参戦!気の合う(一部強烈な百合)仲間とともに、上級生と強烈なバトルを繰り広げる!戦いへの予感にマサにムネおどらせるマサムネだが、姦計が彼女を陥れる!
さゆりさんのいもうとはてんし
あらすじ
誰からも愛されない、選ばれないと心を閉ざして生きてきた地味な女の子、小百合さん。自分と違って可愛い妹の美琴と13年ぶりに再会するが、妹は天使になっていて…!?
もうそうかぎょうのみちながさん
あらすじ
――稼ぎ手がお兄ちゃん1人しかいない道長さんのおウチ。主人公の花ちゃんは平凡な中学生女子、14歳。下に幼稚園児と赤ちゃんの幼い妹がいます。家計を助けたくて、花ちゃんががんばっちゃったコトの衝撃の結果とは……!!?思春期まっただ中なのに、ハズカシぃぃぃ~!赤面妄想・青春コメディ!
ばもら
あらすじ
釜崎優は外見も性格もコワモテそのもの。学校でも孤立がちで、もちろん帰宅部でした。そんな彼女の学校生活を変えたのは、美人で社交性抜群な人気者・久米亜沙美。久米に誘われてフットサル部の練習に参加した釜崎は、帰宅部では知ることのできない学校の楽しさを知る。授業、昼休み、そして放課後。学校という場所は、「部活の仲間」がいればこんなにも楽しくなる!不器用女子が悩んだり笑ったりするフットサルコミック、第1巻!
げんつき
あらすじ
相模大野女子高に通う沙耶と詩は「原付部」に入っている。放課後になると125ccの原付に乗って、ちょっと遠目のご近所へ小旅行。近すぎて知らなかった土地の魅力に触れていくのだ。ひなびた温泉、不思議な地名、気がつかなかった歴史スポット。彼女らの住む神奈川を舞台に、軽やかに少女達は走る!
ぽことあそぼう
あらすじ
貧乏学生の柳田くんが偶然拾った人型ペット、子狸のポコ。通常半年くらいでオトナに成長する人型ペットとのスィートライフを夢見る柳田くんだが、いつまでたってもポコは小さいまま。そのうえ、部屋は散らかす、言いつけは守らない、都合のいい時だけ「ごしゅじんさま~」と甘えてくるダメ狸。なぜかそんなポコがかわいくてしょうがありません。人型ペット・ポコのワイルド&セクシーライフ!!(一部誇張アリマス。)
にちにちにぱのらま
あらすじ
東京都下、本州よりはるか南(というより東)の火山島。海洋研究所やら火山観測所やらがあり、島の人口はそこそこ。ちょっとのんびりしている普通の女の子、智尋は島の中等部に通っている。その中等部に本土から転校生がやってきた。智尋の顔を見ては“うわぁ”と驚く転校生、深海。実は人のオーラが見える深海は、特に智尋のオーラに興味を持ったのだった。
えめすめす
あらすじ
おっぱいこそ至高!なDT青年トトがある日拾ったのは、無口無表情な美少女。トトを「マスター(ご主人様)」とよぶ彼女にトトは「くう」と名づける。くうには彼女を守るゴーレムがいて、トトが手を出そうとすると大暴れ。しかもなぜかくうを狙う敵らしきものもいて…。トトとくうにフラグは立つのかな?ちょっと不思議なおっぱい至高のラブコメディ!
なじかでんげきさくせん
あらすじ
非情の香りと宿命の匂い。秘密組織のエージェント・柊七虹香(ナジカ)に一輪の薔薇と共に訪れる弾丸よりも美しく、愛よりも危険な華麗なミッション。それは「ナジカ電撃作戦」!美貌のエージェント、柊ナジカと美少女ヒューマリット、リラに襲いかかるさまざまな事件!降りかかる危険を、二人は軽やかに微かな芳香すら残して解決していく!本格スパイアクションアニメーション、待望のコミック化!
おしいれのわらしさん
あらすじ
古くも新しくもなく、日当たり良好な角部屋のわりに家賃が安かったアパートに引っ越しをした独身のゆりえさん。引っ越しをしたその日に押し入れからうめき声が聞こえてきたので調べてみたら、そこには半裸(正確には全裸にYシャツのみ)の男の子がいたのでした。男の子曰く、自分は由緒正しい妖怪である、と。その日からゆりえさんと自称・妖怪の男の子との不思議な同居生活がはじまるのでした。
きょすうれい
あらすじ
骨董屋を営むレナのもとに集まる様々な品々。その品に込められた思いが「キルレアン測定器」で測れるようになった近未来。そこは震災によって崩壊した東京。人々は暮らす事を大切にしつつも、込められた思いを映す品々は、レナの店の奥でそっと出番を待っている。悪しき思いを帯びた悪霊付の品にはマイナスを表示する「キルレアン測定器」は、骨董の世界を変貌させた。だが目利きたちの仕事は変わらない。モノに込められた人の思い。モノを大切にする人の想い。描かれていくのは、ヒトとモノの美しくも悲しい世界。
さくらのきわ
あらすじ
親の転勤を機に、叔母の家で暮らすことになったさくら。ところが、叔母も取材旅行で家を空けることになってしまった。そこで近所に住む上桜姉妹が一緒に住むことに。高校生で家事はまったくできない姉の一子、さくらと同じ中学で生徒会長も務めるしっかり者で美少女の妹・二子、さらに叔母の飼い猫10匹との同居生活が始まります。
つるぎのじょおうとらくいんのこ
あらすじ
周囲の者の命運を喰らう獣の烙印を持つ少年クリス。細い身体に大剣を帯びた少女ミネルヴァ。ふたりは血煙舞う夜に出会い、そして運命の輪が加速度をつけて廻り始める…。全てを歪めていく烙印の力に翻弄されながら、ふたりの戦いの日々が幕を開ける!「神様のメモ帳」の杉井光原作の超本格王道ファンタジー開幕!
じゃーまんこんぷれっくす
あらすじ
母が魔物を駆使して隣国を滅ぼした―――そのため虐げられてきた少女ディノ。孤児院で過ごす彼女を買い上げた謎の少年ニコとの旅が始まる。ニコは「母親の召喚した魔物を回収せよ」とディノに命じるのだった。ニコの手引きにより魔物たちを使役する才を啓くディノ。その旅の行方は希望か、終わりなき悪夢なのか―――。超正統派ファンタジー冒険活劇、開幕!
かみさまかぞく
あらすじ
神山佐間太郎は次期神様候補として人間界で修行中。過保護な両親=神様&女神様がどんな願いだってかなえてくれる退屈な日々。そんな佐間太郎が美少女転校生にひと目ぼれ!?はたして自分の力だけでこの恋ゲットできるのか?
ゆうやけろけっとぺんしる
あらすじ
サトミは家の文房具店を手伝う小学6年生の女の子。父親が引きこもりのため、実質ひとりでお店をきりもりしている。そこに降ってわいた店の取り壊し話。少しだけどお店を頼りにしてくれるお客さんがいる。いなくなっちゃったお母さんの帰る場所も守らなくちゃいけない!サトミは父からお店を譲り受けて営業を続けることに。売れないマンガ家さんや元気な女子大生。初めての恋心を薄い胸に秘めながら、サトミのお店、本日も営業中です。
いけぶくろはつぜんせかいいき
あらすじ
好きこそものの上手なれ――エンタメ作品を生み出す才能を育てる高校が東京・池袋に!?イヤイヤ入学したけど気づけば俺、ヘンテコ美少女にばっか囲まれちゃってる…!?露出度高めなコスプレ少女、時代劇マニアで読心術使う少女etc…俺にフツーな日常を返してくれぇぇっ!――クリエイターの卵たちの学園青春コメディ!
すうがくがーるふぇるまーのさいしゅうていり
あらすじ
数式を愛するクールビューティー・ミルカさんと、ちっちゃくてグラマーな後輩のテトラちゃん。そして「僕」を「お兄ちゃん」と呼ぶ元気な中学生のユーリ。今日も「僕」は三人の女の子たちと一緒に、数式の「ほんとうの姿」を探す旅に出る……。この旅のたどり着く先で、「僕」たちの気持ちの「ほんとうの姿」は見つかるのだろうか……?
新装版が発売されたタイミングで手に取りました。『クロザクロ』のダークな雰囲気が印象に残っていたのですが、前作であるこの『トガリ』も悪人が悪人を狩るという、ピカレスクに振り切った内容です。 ダークなアクションで魅せる本編の魅力ももちろんながら、新装版には夏目先生の各話解説が付いていて、これも読み応えがあります。 どんなことを考えて描いていたのか、いつ連載終了が決まったのか、モチベーションは何だったのか…。週刊連載というシビアな世界の感覚が克明に記されていて、辛いことばも多々あるのですが、のめり込んで読んでしまう。 作者の言葉とともに作品を読めるというのは貴重な味わいだと思います。 他者を拒絶するだけだった統兵衛が人とのつながりを認め、少しずつ変わり始めていき、物語が加速するターニングポイントで連載終了となってしまった本作。 そこから10年の時を経て続編再開、ということ自体が『トガリ』という作品の持つパワーを証明していると思います。間違いなく「続きが読みたい」と感じられる漫画でした。 4巻読み終わった頃にはきっと続編『咎狩 白』も読みたくなるはずですよ。