”新感覚ネコ時代劇”の触れ込み通り、読んでいて不思議な面白さのある漫画。幕末の京が舞台とのことだが、こっちの世界とは何かいろいろと違う。猫のパラレルワールドの世界を覗いてる感覚になる。可愛いだけじゃない、ワイルドな猫たちが歴史の大きな流れに巻き込まれていく。終盤、土人が出てきてこの世界の謎は深まるばかりだったが読後感はよかった。#読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
最初の仲良し兄弟から始まってほんわかした気分がいきなりの毒親登場で衝撃的!!こんな親いたら本当に最悪です。 学校でもいじめられていてかわいそうだけど、ある日得体の知らないものが登場!!ここでも衝撃!!少しグロい描写もあるけど最後まで読めました。 全体的には重い話です。
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』観てますか? 史上初の女性主人公ガンダムとして(もちろん初の百合ガンダムとして)新たな試みである『水星の魔女』ですが(ここまで『ポケットの中の戦争』のクチコミと同じ)、そういえば今までのガンダムに百合はないのか?!せめて女性主人公ものはないのか?!と漫画読みに聞いてみたところ、この『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』を教えてもらいました。 元ジオンのメカニックの女性とテストパイロットの男性のコンビもの。しかしその設定が「ニュータイプ能力をメカに対して使う女性」と「シャア =アズナブル専門のテストパイロット」と言えば、二人のヤバさは十分伝わりますよね? 古巣・アクシズに残されたサイコフレーム資料の回収に同行しつつ、シャアに対して複雑な思いを抱く二人の心残りを探しにゆく物語は、一年戦争からシャアの反乱に至る裏側や、UCからF91の「歴史の空白」を埋める物語にもなります。 自分の思いのために相棒を振り回す主人公と、それを受け止めるMS戦の猛者。親子ほどの年齢差に見える二人の独特な関係もなかなか強い!そこにニュータイプを巡る切ない出自を絡めて、主人公の幸せを祈りたくなる物語でもあります。 モビルスーツ好きにはNT-1アレックスのアフターストーリーとしても要注目。優秀だったのねアレックス……。 (教えてくださったナベテツさん、ありがとうございます!) 追記 毎年ね、元旦に「宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には)一年戦争終戦記念日です」って言いながらガンダム一年戦争関連の漫画のクチコミを書いてるんです。 今年は『水星の魔女』があるから、女性が活躍する作品を二点、書いてみました。もう一点は『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』です。そちらは初の女性ガンダム乗りの話なのでよければどうぞ!
山崎紗也夏先生が沖さやか名義で描いてた作品。ものすごくスタイルはいいけど顔と性格が残念な女子高生ななこが主人公。周囲から外見いじりをされますが自己肯定感が無茶苦茶高いので気づかないし、性格がすこぶる悪いのでいじめられでもやり返します。今の価値観じゃ絶対アウトな内容ですが山崎先生自身もそんなに乗り気で描いていた訳じゃないらしいです。この後に「マイナス」を描いたと思えば可愛い作品かもしれません。
「初期の作品にはその人の要素が全て詰め込まれている」なんて話を聞いたことがある。 反例がいくらでも出てくる主張だが、比較的合致する例だってある。福本先生の場合、この「天」が合致するだろう。 人情話、ピカレスクロマン、極限勝負下の心理描写、緻密な勝負を構成する理による駆け引き、勝負を制する理の守破離、そして福本先生による人生哲学… 面白いと評される福本先生の要素が、ほぼ全て詰め込まれていると思われる。欠けているのは敗者の悲惨な末路描写と格闘描写ぐらいだろうか(ただしバイオレンスシーンなら天にもある)。 成長も詰め込まれている。絵の成長、演出の成長、話の構成の成長も魅力的なキャラ描写の成長も全てある。初期~中期の福本先生と共にあった漫画なんだからそれは当然なわけだが… そういった点で、天を軸に他の同時期作品と並読するのも面白い。 ただし、葬式編からは並読はできない。読んでいて涙がぼろぼろ出てしまうあの最終章に、横槍は禁物だ。 この漫画には、私がどうしても取り上げたくなる一節がある。 あまり顧みられることのない、ともすればあまり触れないでおこうみたいな風潮もみられる最初期赤木の、印象的なセリフだ。 私はそれを、作者による自己言及も含んだ創作論だと勝手に思い込んでいる。 というわけで、独断と偏見に基づいて私的解釈によるセリフ改変を傲慢にも以下に記す。 『お前この世で一番うまいもの何だか知ってるか? たとえば漫画だ…世の中には頓狂な奴がいてよ こんなラチのあかねえ娯楽に… 自分の分こえた代価 人生さえ賭けちまう奴もいるのさ…… まあそんな奴だから… 頭は悪いんだけど…… 描きたい気持ちはスゲェーもんだ… 後のない…勝負処での大事な一作に バカはバカなりに必死さ… 持てる全知全能をかけて描き上げる 決断して そして躊躇して それでもやっぱりこれしかない……て そりゃもうほとんど 自分の魂を切るように描く漫画があるんだよ その魂の乗った漫画 そういう漫画を読むこと…… それはまるで人の心を喰らうようだ… この世じゃ人の心が一番うまいんだ……』
沖田×華先生のエッセイ漫画に登場する人物の中でも、かなりキョーレツな個性を持っていた父・タカシさんが亡くなった時のエピソードです。作品を読んでいて他人ながら荒っぽくて下品な人だなぁ…と思っていたのですが、実父が亡くなるのは17年間絶縁していてもつらいものがあるんですね。とはいえ生前の父は自分の姉と二人暮らしをしていたけど、姉が認知症なので亡くなったことを理解出来ず、孤独死の状態で発見されたという最初のエピソードから始まり、想定外のことが起こりすぎるので読んでるだけでしんどかったです。葬儀もお墓も仏壇もすべて×華先生が負担されたそうですが、何よりこうして漫画にしてもらったことが一番の供養なんじゃないかと思います。ちなみに表紙は父の遺影写真のイラストです。
アシガールが終わって早速始まった森本梢子先生の新連載は、祖母から受け継いだ妖気を祓う力を持つ眼力で人々を困らすもののけや妖怪を退治する女の子が主人公。1話ではあまり分からなかったですが、コメディみたいですね。
最新話、怖さと面白さのバランスがすごかった。真実はわからないけど知らないほうが良いこともある、きっと… ホットドックマンガ地味にツボだし似てた
4コマみたいな抑揚のないコマ割りなのに、4コマのような軽快さや起承転結もない。読んでてつらい。
日本人なら、金曜ロードショーで絶対に見たことがある作品「風の谷のナウシカ」。 アニメしかないと思っていましたが、BOOKOFFで漫画版を見つけて購入して読みました。 ナタバレは避けますが、映画のナウシカは、漫画版のナウシカの10分の1ぐらいの部分しか描かれていません。 漫画版を読むと、深く物語を理解する事ができます。 共通している部分はナウシカが可愛いという事ですね。
最初のツカミが色んな意味で凄そうだったのもあって(画像参照)読んでみたところ、最後も凄かった… こんなにどストレートなの久しぶりで思わず声が出た、最高でした。
肺がんになってもうすぐ死ぬとわかったら、自分だったら何をするだろうと考えさせられました。 女友達が、考え方が変わっていてでも彼女なりに悩みはあって、どこかで死にたいと思っている。テロリストの暗殺を計画して実行して殺したのに感謝されて資産家からも2億円もらって、計画通りうまくいったのはよかったな。と思いました。
あり得るのかもわからないし想像もしづらいけど、ハッピーエンドになってほしい。。 主人公「たーたん」は父。宅配業者をしている。 娘の名前は上田鈴。 15年の刑期を終えて出てくるであろう本当の父親のこと、本当の母親のこと。 自分の娘として、一人の人間として成長していく鈴に言えていない真実が、彼女が大きくなっていくごとに、たーたんの背中に重く重くのしかかる。 西炯子作品は辛いのが多い印象で、ひじょーーーーに不安である。 ただ、仮にこれがハッピーエンドでなかったとしても読まないわけにもいかん、気になって仕方ないもの。。 読者の心をグルグルさせる作品です。
男子高校生とふれあう方法からのファンだったので、この霧尾ファンクラブもどんなギャグ漫画なんだろうとおもって読み始めたらびっくり。想定外のピュアラブコメでした。いや、ピュアかどうかは正直微妙なところですが、恋愛漫画としてこんなにしっかりしたものも描くんだ…と驚いたのは事実です。しかし持ち前の強めギャグも顕在で、しっかりと声を出して笑わせてもらいました。背番号から無理やり両思いをこじつけるくだりが一番好きです とにかく主人公女子2人が霧尾くんを追いかける様子を描くだけかと思いきや、読み進めると意外と人間関係が単純ではないことがわかってきます。そしてあの1巻のラスト。そもそもの「藍美と波が片想いしている霧尾くん」という構図が根底から崩れてもおかしくないような予感すらします。なんか怖いです。もう何があっても2巻を読まないといけなくなってしまいました。
気持ちが落ち込むけどだれだって同じになるので読みたいと読みたくないが入り混じる感じ。 明らかにしんどい仕事だけどすごい仕事、尊敬します。 漫画にしてくれてありがとうと思ってしまいます。
霧尾くんが大好き過ぎて妄想炸裂な2人のこじらせ女子。だがそれもこれも全ては彼へのピュアな想いゆえ。しかし何気に一番ヤバいなのは実は霧尾くんでは?・・・全てがベールに包まれるあまり、もはや謎しかない存在(笑)
表紙の子、かわいいですよね。最高ですよね。 表紙の子、天使っぽいですよね。最高ですよね。 表紙の子と瓜二つの容姿を持つ双子がいるラブコメです。最高ですよね。 まあその双子は男女の双子なんですが。 主人公・力丸と双子の姉・かがみは付き合ってます。 ピュアな幼馴染同士のプラトニックラブ。応援したいですよね。 しかし力丸は女性恐怖症のトラウマ持ちで、苦しんでます。 距離を縮められないプラトニックラブ。応援したいですよね。 力丸もかがみも、自身の抱える弱みに勝てず、苦しんでます。 人間的に脆くて未熟な二人です。健気な二人です。応援したいですよね。 そんな関係の中、双子の弟・きょうが動き始めます。 主人公に協力してくれる幼馴染の男友達、最高ですよね。 主人公の悩みを聞いてくれる幼馴染の男友達、最高ですよね。 傷心の主人公を受け止めて背中を押してくれる幼馴染の男友達、最高ですよね。 幼馴染の友達ポジから恋人以上の積極性で迫ってくる美少年、最高ですよね。 姉と同じ容姿もこれまでの境遇も利用して迫ってくる美少年、最高ですよね。 人の弱みに優しく漬け込んでくる魔性の美少年、最高ですよね。 絶望の淵にいる主人公を翻弄し、さらなる深みへ堕ちるよう誘惑してくる魔性の美少年、最高ですよね。 脳の性的嗜好領域を破壊してくる禁断の三角関係双子ラブコメ。おすすめです。
熊倉献さんの読切が読みたくて、「週刊文春エンタ+」を購入! たった4ページの中でしっかりとドラマがあって面白かったです。 短編映画のコンテストに応募するために集まったはいいけど、脚本のラストが決まらず、監督も引きこもって撮影が進められないし、今日中に撮影を始めないと編集が間に合わないが、議論はなかなか進まず、お腹は空くばかりで…。 まず4ページへのまとめ方がすごい! 手本にしたいくらいきれいに起承転結になってます。 極力、説明も名前もシーンも省けるところは全部省いてますが、ちゃんと意味は話分かるし話が通っていて、オチもついていて、発想も飛ばしていて、ちゃんと序盤からフリもあって漫画力の腕力でばっちり平和解決!って感じでよかったです!
霧風:陣内が倒された時に、冷静さをなくし、マダラの攻撃を受け瀕死になるが、武器を使う案を出す 陣内:霧風とともに雷花剣でマダラに攻撃しがマダラの口に飛びこみ壮絶な戦死 早土:甲賀忍犬一匹と相打ち
これまでにハルタに載った作品3作ひととおり読んでますが、これ読んだ時「この人の漫画好きだな」と確信しました。ファンです。付かず離れずな家族の雰囲気も理想的ですし、あくまでも読者に想像させるにとどまらせる、お兄さんと門田くんの関係。そのふたりを見て、変に勘ぐるわけでもなく、兄のコミュニケーション能力の無さが気がかりだった妹がただただホッとするというオチ。 淡々とストーリーが進んでいくなか、門田くんがお兄さんを追いかけて捕まえ、そしてしがみつく場面が面白すぎて最高です。また次作に期待しています。
今週のヤンマガ(23年4・5号)に1話が載っててソッコーで1巻を買ってしまいました。最高すぎる!!! 父親が不倫相手とセックスしているところを見てしまったせいで女性に触れられなくなってしまったモテそうな感じの高校生・力丸が主人公。幼馴染のかがみと付き合っているのですが、女性に触れられないのは幼馴染であっても例外ではなく、恋人らしいふれあいをしてあげることができず不安にさせてしまい、ついに秘密を打ち明けて、まずは手だけでも触ってみようということになるのですが……。 いや〜〜このシーンの天国から地獄へ突き落とす流れ。 彼氏の手に触れて幸せそうなかがみと、彼女の手にすら嫌悪を感じる主人公の絶望顔(からの嘔吐)。 天才的でした…! この関係の最高(最悪)なところは、彼女に瓜二つな双子の弟・きょうがいてこの弟には問題なく触れるっていうところなんですよ!! しかもきょうの方からグイグイ来るんですよ。困りますねぇ☺️ この漫画のメインディッシュって、誰がどう見てもかがみじゃなくてきょうとの関係ですよね!? ってことは実質BLなんですけど、BLと違うのはがっつりかがみとの関係が描写されるところ。 「彼女との関係をきっちり描いたうえで弟とも関係を持ってしまう」という話の展開は青年マンガだからこそできるもので、BLでは味わえない深みがあって本当に素晴らしいなと思います。 「(フツーの女の子vs男の娘だったら男の娘一択じゃん!?こんなん…!)」と思いながら最後まで1巻を読んだら、おまけ絵がメチャクチャエッチなきょうのイラストで笑いました。ですよね!!!解釈一致。 そんで絵がとにかく上手くていい。 主人公はかっこいいし、かがみちゃん&きょうくんはかわいい。 久々にいい恋愛マンガに出会えました。続きが楽しみです。
見た目完全にスケバンの女子高生・小田真希はそのルックスからは想像できないほどの刺繍の腕前の持ち主。制服に入れると喧嘩に勝てるようになったり、いろいろなご利益があるということでガラの悪い学校内でも一目置かれています。ある日美容師をめざす転校生の庭石と出会い、彼の制服に刺繍をしてあげることに。 クールに振る舞いつつ内心はウキウキしたり、それでいてシメるときはビシッとシメる真希のキャラがいい!いつか手芸部出来るのが楽しみです。
ザ・昭和のサラリーマンという感じの、空から落ちてきた頭髪がだいぶ寂しい関西弁の天使がキレ散らかしてくる話。もうあらすじだけでもうおもろいな…。派遣さん(中年女性)として主人母の会社にきてわろた。天使は両性具有だからね。 はははっょぃ。のあとに載っててホッとしました。 この人作品もっと読みたい。 (追記)この人貸した漫画返してください!の人か!そりゃ面白いわ
部下を叱れない利根川カワイイ
彼岸島で戦いを繰り広げた主人公が、本土に渡り吸血鬼との新たな戦いが繰り広げられていく 登場する吸血鬼は今までと違い、鬼に進化した異形の鬼達なのだが、その見た目が冗談抜きでマジでキモイ... こんなクリーチャーどうやって思いつくの?作者ヤベェ...って毎度思う... ストーリーはどんどん佳境になっていき、新たな敵との戦いも熱いものがあるので、通して読んでる人にはかなり楽しめる作品 個人的には松本先生クリーチャーデザインでゲームとか出してくれたら100%買うんだけど... カプ○ンさん!いいクリーチャーデザイナーがいますよ!
今日作者の単行本が出て、収録されている中でこの「ファーストアルバム」だけ知らなかったので単行本用に描き下ろしたのかな?と思ったのですが、それも今日webアクションで公開されていてびっくりです。 読んでいて治の母・朝子に対して「なぜ直人みたいなやつと結婚したんだろう」とイライラしながらずっと考えてましたけど、最終的にはその朝子のいないところで治と直人の関係性が大きく変わるというオチ。不思議とイライラがスーッと消えていく感覚を覚えました。いい話、っていうとなんか違う気もするけど、今まで読んだ中でも好きな話です。 ちなみにこの夜の背という作品でも同じ名前のキャラが出てきますが名前が一緒なだけだと思います、多分。 https://comic-days.com/episode/10834108156636368456
「馬の耳にも三年」の頃からずっと好きなBL作家さんで応援してますっやっぱり作画がとにかく最高!!今回はメイクアップアーティストとモデルのキラキラした世界が先生のキラッキラ🌟な世界と絵柄とよく似合ってすきです。なのにまぶしいだけじゃ無くしっかりと青春ストーリーでスポ根感もあってこういう話も書けるセンスの良さが感じられます。みんな読んでほしいし今年最高の漫画だと思います!!間違いなくオススメ!!
あまり説教じみた漫画は好きになれないのですが…この漫画は、なるほどと思いましたね。 国によって「女性とはこうあるべきだ」という思想は違うし、時に抗議と言論すべきテーマです。 日本は時代の流れによって専業主婦なんてほぼいなくなってるし女性は結婚して子供を産んでどうこうみたいなことは言われなくなってきてるけども。 海外はどうだって考えたことなかったかもしれません。 海外だと第二夫人がいる国もあるし、親が結婚決める国も当然まだあるんですね… 同じ女性だから考えさせられます。 そんで、女の子である自分は「こう生きたい!」って意思を持っている主人公が描かれてて全然悲観的にならず読めました。
「アイアンバディ」の左藤真通原作、「ミリオンジョー」の市丸いろは作画のタッグが描く、いまだかつて女性がプロ棋士になったことがない中、女性主人公が将棋界へアマチュアの大会から攻め込んでいく。 プロ棋士になるためには、2つ方法がある。 奨励会というプロ予備軍たちの龍の巣を26歳までに勝ち抜くか、プロ棋士から推薦を受けてアマチュアから「プロ編入制度」を使う方法だ。 調べてみたら、女流棋士とプロ棋士はどうやら少し違うらしい。 一話目からスピード感があって面白い。 女の子がかわいいのに男がブスでいい。 藤井聡太の現実離れした快進撃で将棋ブームに火が付き始めているらしく、知り合いがよく通っている将棋教室は今までになかった賑わいを連日見せているらしい。 さすがに漫画界もこのタイミングを見逃さないのか、ジャンプやスピリッツ、そしてバンチでほぼ同時期に将棋漫画が始まったが、一話目のワクワク感からいまのところ一番期待できそうなのがこの「将棋指す獣」だ。 やはり天才を見るのは楽しい。 いままで見れなかった景色をその目を通して見せてくれる。 楽しみがまた一つ増えた。
面白かった!可愛いくて優しいAIが自分で考えて人間を殺しまくる展開はすさまじい
これは早く2話目が読みたい新連載。 孤児院の問題児・オルニアがひょんなことから自分に魔術師の素質があると知るも、孤児という立場のせいで誰にも信じてもらえない上に、とうとう孤児院を追い出されてしまう。そんなオルニアに手を差し伸べたのは人物は何者…?というところで終わってしまいとにかく続きが気になります。
ミステリーコミックのレジェンドである高階良子の自叙伝的新連載。 冒頭、母親を看取った高階先生の心に、悲しみや寂しさは微塵もなく、むしろ二度と起き上がってこないことに安堵を覚えていた。 なぜそのようになったのか。時間は高階先生が生まれた頃に、本人の意識と一緒にさかのぼり、自身の壮絶な人生を傍から眺めるかたちで振り返ります。 まず幼少期というのが、傲慢な母親による数々の虐待を受けることがほとんどで、心も体も傷つき続けるものでした。 そんな彼女がペンを握るときはどのようにしてくるのか。 少なくとも1話では終始母親によるひどい仕打ちがメインに描かれておりとても読むのがつらいですが、いずれ漫画家としてのし上がっていく勇姿をこの連載をとおして見つめたい。 しかも漫画家引退作とのこと。気合が違うのではないでしょうか!
竜のいる暮らしやそれっぽい手術シーンはよかった。ただ、主人公にすら感情移入できないうちからキャラがどんどん出てきてギャーギャー対立するからどこに気持ちを持っていけばいいかわからないまま読み終わってしまった。あと竜で輸送してるじいさんの「〇〇なんじゃ〜」って口調。ふざけてるようにしかみえなくてシリアスなシーンが台無しだった。
加藤伸吉といえば「国民クイズ」がやっぱり有名だけど「バカとゴッホ」もとても良い。 ムーズムズっていうバンドを組んでいた高校生堺と正二(最初は4人だったけど2人が1話目で離脱)とゴッホっていう服を作るのが好きな女の子の話。 堺と正二は高校を卒業してからバイトをしながら音楽活動を続け、ゴッホは高校を中退して自分で作った服を公園のフリマ的なところに露店を出して売っていた。 堺と正二もゴッホも夢を叶えたいしお互いの夢の助けになりたいって思っているんだが、どちらかがうまくいったりすると「追いつかないと」っていう焦燥感があったりするし、逆に助けてあげているつもりが異性として気に入られたいだけだった(かも)みたいな夢追いと恋とがいい塩梅で混ざったとても泥臭い青春マンガ。 2巻で完結するんだけど、1巻に「イサムダイアリー」「MY MHZ」が2巻には「L&P」「夜ゲラ」の短編が巻末に収録されている。こっちも面白い。 全部に共通しているけど、独特なタッチがやはり魅力的で引き込まれる絵を持っている。
日本全国の犬(漢)を集めて、熊に闘いを挑む努力/友情/勝利が揃った名作 日本だけではなく、世界中で大人気!!
ドラクエ好きは読むしかない。 ドラゴンクエスト1〜3の世界観で描かれます。 印象的なシーンは、獣王グノン編です。 アリアハンの前に、10万匹の魔物が現れて、アルス達に攻撃を仕掛けてきます。 勇者アルスとその仲間達は、どんどん敵を倒していくのですが、流石に数が多すぎて、力尽きそうになります。 この後、大切な仲間があんな事になるのは、漫画を見てからのお楽しみです。 でもドラクエをやりこんでいる僕から言わせれば5万匹とか雑魚敵倒せば、多分レベル死ぬほど上がっているから、獣王とかワンパンなはず。 それと、こういう時はダンジョンに入る時と一緒で、魔法はできるだけ使わずに、戦うのが定石なのだけどアルス達は序盤から魔法をバンバン使っているの。 これは作戦ミスですね。 10万の敵をガンガンいこうぜで戦ったから、大切な仲間があんな事に・・・・ 勇者アルスのいちばんの失態だと思う
昔は赤かぶと編までが最高だ、八犬士編は幻だったと思ってたけど、クレイジーさはこっちの方が上でしょう
インスタやブログに数多あるメシマズ妻漫画の中でもこれは一味違った。 飯が不味いのは大変だよな〜レベルではなく、身体も壊すし精神的にも追い込まれる。 最初こそ、メシマズ妻に苦悩する主人公・タケルにひたすら同情していたけど、妻・カナの生い立ちや人間性がわかると見方が変わってくる。 喧嘩もしたけど一緒に料理作ったり、たまには外食したり惣菜買ったりで今では楽しくやってます!的な飯で解決する問題じゃなくなっていくのが面白い。 とは言えあくまでも実録エッセイコミックの域を越えることなく、センセーショナルかつ適度なチープさもあり適当に読める。 重厚な絵柄で伏線散りばめてしっかり描かれたら読んでなかっただろうな…というところも含めて面白い。 これ読むと『妻の飯がマズくて離婚したい』は可愛く思える。
面白い漫画に出会っちゃったかも。冷徹な大佐と冷徹になりきれない一兵卒の異星人が、人間に成りすまし周囲にバレないように生活するのだが…まぁそう簡単にいく訳ないよね(笑) そういう先が読めないところも魅力なのだが、時折感じる独特のエモさが地味に心に沁みる。特に2巻に入ってからそういう場面が増えた気がするな。この先一体どうなっていくのだろう。
”新感覚ネコ時代劇”の触れ込み通り、読んでいて不思議な面白さのある漫画。幕末の京が舞台とのことだが、こっちの世界とは何かいろいろと違う。猫のパラレルワールドの世界を覗いてる感覚になる。可愛いだけじゃない、ワイルドな猫たちが歴史の大きな流れに巻き込まれていく。終盤、土人が出てきてこの世界の謎は深まるばかりだったが読後感はよかった。#読切応援