朝倉未来に端を発るする格闘YouTuberブームにRIZIN、BREAKING DOWNと総合格闘技の人気が高まっている。漫画界もまた『アスミカケル』『レッド・ブルー』と、MMA作品が次々と現れている。この流れに満を持して、そう、『オールラウンダー廻』の遠藤浩輝先生の登場である。 読む前から面白いことは自明なのであらすじや設定の話は省略する。前作と比べてキャラも舞台も現代的なのは当然のこと、理学療法士でメディカルトレーナーのヒロインの女の子がめちゃめちゃ可愛い。奥手だった廻と違い、今作ではもしかしたらラブコメ要素が濃くなるかもしれない。 ジャンルと言うか類型としては『GIANT KILLING』に近いかもしれない。謎の凄腕コーチが荒削りの若武者を鍛えて勝たせる。前評判を覆す。気持ちいい。(■1巻読了)
※ネタバレを含むクチコミです。
十数年ぶりにカイジを読んだ。当時とて当然感動したし面白かった。この間に数多くの漫画や書籍、映画やアニメに出会ってきて、精神的にも豊かになった。今読むとどうなるか? 勝負の勝ち負けも、ストーリーの結末も知っている。 だが面白い。 利根川の名言一つ一つが、熟成された旨味を伴って染み渡るのだ。カイジの小賢しさもここぞの度胸も、俯瞰して「観客」として楽しめる。 「金は命より重い」 当然ながら利根川は本心からそう思ったわけではあるまい。帝愛の企業理念やスローガンかもしれない。だが、間違いなくあの場あの空気に最もズシリと響いた言葉を選んだのだ。
大好きです。バイブルです。ありがとうございます。絵力が凄すぎるよ…
このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。
すごく面白かったです! 二人の特性を深く掘り下げた心理描写や文学的な表現が見事でグイグイ引き込まれました。 自己嫌悪しながらも抑えようがなく死体に惹かれてしまう少年と、母に振り向いてほしくて自傷をやめられない少年の交流を描く。 ▼試し読み https://comic-walker.com/detail/KC_005564_S?episodeType=first なんとなく「カドコミ」が始まったときに気になってて、眠れない夜中に思い出して読み始めて、アプリで一気に最新話まで読んでしまいました。 すごいなー面白いなーと思っていたらアフタヌーン四季賞受賞作家だったとは!そういえば読んでた! https://comic-days.com/episode/14079602755325720519 短期連載とのことなので全1巻みたいですね。(2024/9/6発売) 楽しみです。
10ページと思えないくらいしっかり内容詰まっているコメディでよかったです。苦労してるし厄介事押し付けられてるし為政者が悪いしで世の中も上手く回ってない感じをまさかRPG的ファンタジー世界で感じるとは思わなかったので楽しかったです! https://magcomi.com/episode/2550689798889000238
うわああああ!!すっっごい好き!! 魅力的すぎて頭おかしくなりそう!! 決死の告白をするが、「童貞しか好きにならない」と言われた童貞の主人公は…。すぐそばいるのに、こっちを見て楽しく話して笑顔を向けられて好意だけは向けられて…爆発しそうだ!!!どこにももっていけない童貞のエネルギーが暴発しちゃうよ!!なにこれ!?弄ばれてるの?ガチなの!?めちゃくちゃよかった!!!絶対に無理なんだけど、長い目で見たら離れた方が幸せなんじゃないかとも思うし友人も心配してるけどそんなの無理に決まってるんだよな…。相思相愛になれるんじゃないかという絶妙な手が届きそうな位置にいるっていうのが本当にもう…。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550912964485825998 作者さんの過去の読切も読んだことあったのに、微妙に名前変更されていたみたいで最初気付けなかったです。めっちゃいい漫画描かれるんですよね~! https://tonarinoyj.jp/episode/14079602755173617175
ファンタジー世界が舞台のはずなのに、どこか既視感。 世知辛い。 さすが永田先生といわんばかりの、くたびれたおじさんたち。 ぎゅぎゅっと詰まった、いろんなネタ。 年齢不詳のボンボンを除くと、若手が32歳ってあたりも世知辛い。 10ページのショートショートなのですが、8ページ目が好きです。
原作漫画完結!アニメ映画絶賛公開中!ジャンププラスで無料話増量中!とのことで、本当に初見で今更ながらに読んでみたんですが…めっっちゃ熱い!面白い!1話から泣ける!!とんでもない漫画だった…超王道ヒーロー漫画。人気なのがわかりました…今からでもハマっていいか…? まだ序盤、11話くらいまで読めてないんですが…かっちゃんの「一番になってやる!!」で泣きました。かっけえ~…。デクくんのヒーローへの熱い思いや、工夫して戦う姿、仲間と協力していく姿。お茶子ちゃんや飯田くんといった個性豊かな同級生たち。なんかもうずっと胸打たれっぱなしというか、描写が丁寧だし面白いしアクションシーンはかっこいいし!読んでて興奮しちゃう漫画です。完結まで一気読みしちゃいそう!
BLというかブロマンスというか、そんな感じの男二人の関係性に萌える漫画!!大好き!!もっと早く出会っていれば!!つい先日マガポケを開いたらトップにこの作品が載ってて、絵を見た瞬間好きそう!と思って読み始めたら止まりませんでした!直感は間違ってないし予想以上に良い!!良い出会いができて嬉しい!! 一狼と獅郎の関係性が最高。どんどんよくなってくるんですよ。本来は敵対する相手、だけど同じ目的で協力関係となる。しかもそれが恋人っていうこの…ね!素晴らしいね!!互いの立場とか葛藤とかそういう描写に心打たれるし、何より二人の雰囲気がたまらん。色気がすごい。 それに事件の真相も気になる。ハッピーエンドになってほしいけど、そうまでいかなくても二人の関係がずっといい感じに続いてほしいなと思います。ドラマ化3年前にされたのも気になるな…。
10ページとは思えない濃密な話だった!!いやめちゃくちゃ笑ってしまった……47歳の勇者、45歳の魔法使い、48歳の僧侶……世代交代されない勇者一行、うける。もうここまできたらマブダチ。 冷静に「今の若い子は賢いから勇者とかいう仕事選ばないんだよ」がリアル。かつては憧れられた存在だろうに…本人たちがこういってると思うとなんだか寂しいな、面白いけど。 魔王めちゃ可愛くて好き。推し。オチもわりとスッキリする感じでなおかつハッピーエンドでよかった。
読み切ったあと、涙が出ました。自分はまだ未熟者だという歯がゆさを抱えながら、それでも意地張って生きていこうとする姿に、励まされた思いです。読後感が素晴らしいです。 職人の粋な風情が漂う中、茂次もりつも若者らしい洒落感があり、ところどころ挟まるユーモアもあり、おもしろいです。 自分がしんどいとき、読めば前を向こうって思える作品です。周りの人の優しさにも気づけるように思います。おすすめです。
再生魔法って、響きからしてチートな魔法なのに不遇らしい。 いやいや…と思うけども、そういう文化だからと言われたら、仕方ないのかなと思えなくもない。 ・魔法を使えるのは基本的に貴族。 ・男は攻撃魔法を使えてこそ! このルールに外れた場合、とてつもなく不遇らしい。 たまにいる、平民で魔法が使える人でも、男で攻撃魔法が使えない場合は、就職先すら危ういようだ。 世知辛い世界。 主人公はそんな偏見も酷い中、再生魔法を趣味のように研究し、あれやこれや発明。 病気や怪我などで働けなくなった奴隷を魔法で再生して、衣食住を手厚く保障して働かせて、お金をウハウハ稼いでいる。 劇場を建てる資金確保といいながら、気がついたら事業拡大して、結婚して、奴隷だらけのプール遊びや運動会。なんだか日々が充実している。 裏切りや悲劇も起こらないので、とても安心。 ちなみに、男は攻撃魔法至上のようにあったけど、出会う奴隷という奴隷、学校内は同級生と先生以外は女なので、前提の「男は黙って攻撃魔法」のような考えがあることを忘れてしまう。 主人公はそれだけ、世界の仕組みとは別枠の仕組みを作り上げたということだろうか。
変さのちりばめ方とか。変さが平常だから、その日常さでもさらに変なことの強調
この漫画を読み終わったあと、「悪(ワル)」読み切りというテーマのもと描かれていることを知って吹き出しました。そりゃそうだよな! でもどうだろう、このふたりの行動に悪意なんか微塵もなく、誰にも迷惑をかけていない。君らがやってることはルール違反だ、とはいくらでも言えるけど、読者目線からはどうにも「悪」とは思えないんだなあ。
プルフェイスなんて言葉は実在しないのか。でもこういう攻防戦は知らないところで繰り広げられているんだろう。でもさすがは福井セイ先生。オチが素敵すぎる!!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 25年ぶりぐらいに読んだせいかこんな内容だったかなと思いつつ、同時期に連載していた漫画を色々思い出させる内容だった。戦闘シーンはともかく最終的にはいい感じで終わってたな ・特に好きなところは? これを読むと超初期から「あたりまえのぜひたく。」まできくち正太の後書きのテイストが変わっていないことに気づけたこと ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 今のきくち正太とは全く違う方向性だがこれはこれで面白いとは思う
まずは一言いわせてくれ…お嬢様、お前チョロ過ぎだろ(笑)!…という訳で、この物語は宇宙人のお嬢様が父親から[スイーツで地球を侵略すること]を命じられ、偵察のために現地のスイーツを食べてみることにした…というトンデモ設定(笑)。作中に登場するのは[シャトレーゼの北海道産バターどら焼き]をはじめとする身近なスイーツばかりで、食べた瞬間のお嬢様の恍惚とした表情と決めゼリフ(笑)は必見だ。
夏休みで地元の日帰り温泉に行ったらDRAGON BALLがあったので小学生以来に読んでみたのですが、日帰りだと全42巻は読みきれませんね…。約20年前の記憶を元にザッと流し読みしただけになってしまいましたが、当時の思い出と共に感想を書きたいと思います。 どの漫画でもそうなんですがバトル展開があまり得意ではないので、DRAGON BALLは序盤のブルマと一緒にドラゴンボールを集めてるところが一番好きかもしれません。後世への影響などを考えると悟空が大人になってからの展開の方が真骨頂かもしれないけど、子供ながらに悟空が何度死んでも生き返ることが疑問でした。それがOKなら何でもありじゃん、と…。 しかし大人目線で読んでみて、鳥山先生の描くキャラクターの魅力に圧倒されたことで分かりました。悟空なら何でもありなのだ、と!!今まで自分は「漫画=キャラ」という考えに否を唱えていたのですが、改めてDRAGON BALLを読んだことで考えを改めるべきかもと思い始めました。圧倒的なキャラの魅力があればどんなストーリーでも秩序は保たれることを知ったのです。だから悟空は全方位的に宇宙一最強だと言ってもいいでしょう。 それから最終回ですね。小学生の頃はそれまでの盛り上がりに比べると、地味な終わり方だったので拍子抜けした記憶があるのですが、大人になって読んでみると、なんと素晴らしい最終回ではないですか…!少年ウーブが読者1人1人と重なって、まるで鳥山先生から「次は君が強くなる番だぞ」と言われてるような気がしました。ラストページの鳥山先生のメッセージを読むと、ご本人としては終わらせたい瞬間は度々あったかもしれないけど、それを押して世間の期待に応え続けてくださったんだと分かり感謝しかないです。 あえて私が言うまでもないですがDRAGON BALLは最高の漫画ですね!!
ウィットな感じが面白い☆ なかなか見られない世界観。 ただ、下劣な物言いがあるので子供には見せたくない系w
王子の言葉に傷つけられ、嫌われ者として仕立て上げられているヒロイン。 彼女を美しいと真っ直ぐに伝えるヒーロー。 素直になれない、当て馬の王子。 よくある設定なのにコミカルでおもしろいのは、ヒーローが空気を読まずに馬鹿正直なせいか、ヒーローが数少ない光魔法の使い手というヒロイン枠の能力持ちせいか。 それとも、教師陣が当て馬王子へ忖度しすぎてヒロインが割りを食い、空気を読めないヒーローが忖度して作り上げたフラグを叩き折り、ヒロインも残りのフラグを踏み潰すせいか。 学校の貴族男性陣は王子の気持ちをわかっているのに、貴族女性陣が理解していないせいで、当て馬王子のフラグが真横からも叩き割られるせいか。 こういうタイプのキャラクターが好きだよなあ、と読みながらしみじみしてしまった。 追記 当て馬王子の主人公に対する酷い言動について、外野女性陣は本心からと思っていて、外野男性陣はこじらせた恋と思っている理由。 「恋してたら好きな女の子にちょっかい出しても仕方ないよね。好きなんだもん。多少酷くても許されるよね」と外野男性陣はこころの何処かで思っていて、外野女性陣はそんな傷つけられ損の「考え方」を認めていないからでは…とふと考えてしまった。
自分の中では、人外といえど、人間のように手足があって、二足歩行をしていて、なのかもしれないと、ふと思った。 なぜなら、ほんわかシーンでほんわかしきれない。 これはヘビ差別が私の中にあるせいか。 もしこれが巨大な虫だったら許せたのか。 いやいや、虫もちょっと無理かもしれない。フェアリーも人間の容姿+羽だし… たぬきのほうに好感を抱くのも、やや二足歩行だからかもしれない。 そんなことを考えていたら、人間より主人公を大切に扱ってくれるはずのヘビが、さっさとまぐわおうとしていて、驚いた。 そっちなんですね。そっか。 そしてヘビの性交はクセがあるんだよなと思ったら、その通り描かれていて、やっぱりクセが強い漫画だなと思い直した。 思い出したら冒頭で描かれた、ヘビが主人公を口に入れて暖める姿もクセ強だったもんな。 そういえば、主人公が家をせっせと掃除しているけど、主人公が来る前はどうしていたんだろう。 あの家は過去に供物になった人間が建てたんだろうか。
「9で割れ!!―昭和銀行田園支店」は矢口高雄先生が20代の頃ですが、こちらは子供時代の話です。 矢口先生って秋田県でも田舎の方の出身だったんですね。当時は日本のどこでもそうだったかもしれないけど、読み書き出来ない村人もたくさんいたそうです。しかし矢口先生のお母様は読書好きだったので子供達に読み聞かせてくれて、その中の一冊が自分にとって初めての漫画との出会いだと語られていました。この作品を読んで一番心に残ったのは、お母様の人柄の素晴らしさです。誰よりも働き者だからこそ日射病で倒れてしまったのに、舅から「怠け者」だと言われてしまうシーンには涙が出てきました…。そのことがきっかけで「俺は百姓にはならないぞ」という気持ちが芽生えたことで、銀行員になり、そして漫画家になったんですね。 娯楽のない生活を送っていた矢口少年にとって手塚治虫の漫画がどれだけセンセーショナルでかけがえのないものだったか、ということも全編を通して描かれていますが、雪道を5時間かけて歩いて本屋に漫画少年を買いに行った話なんて…これも泣かずには読めませんよ!! 矢口先生の作品は生まれ育った秋田県の豊かな自然を描いていますが、田舎臭さを感じず品があるのは、お母様と手塚先生の影響なんですね。
上下巻読了。これぞ等身大の日常をリアルに描いた青春ラブストーリーだ。 ヒロインは明るく元気な女子高生。ある日偶然入ったコンビニで、それまで接点の無かった無口な同級生男子がバイトするのを見かけて声を掛ける。この出来事をきっかけに、2人は週に一度のわずかな時間、クラスメイトに知られる事なく、コンビニで話をするようになるのだ。特に劇的な出来事が起こる訳では無いが、ささいな喜びやドキドキ、時にチクッとした胸の痛みを共有しながら、いつの間にか互いにかけがえの無い存在になってゆき…。田舎町を舞台にした優しい物語で心が温かくなった。
最初、無職になった歯科医師が自殺しようとしている男を勢いで雇ってしまうという展開、あまりに無理がありすぎる…と引いちゃったんだけどちゃんと最後まで読んで良かった!出会うべくして出会った2人だし、お互いがいなかったら人生を諦めていたかもしれない。友情や家族愛とも違う、名前のない関係でも絆は生まれる。めちゃくちゃ好きな話です。
またかわいい女の子がご飯をハフハフ食べるだけの漫画か。と思ってたけど第1話の大半が変な魔人と魔王を倒すために選ばれた人間たちがただただ困惑するだけでした。なんなんだこれは。
こういうことがいつか自分の身に降りかかることはあると思っていたほうが良い。正直、気をつけようがないものでもあるけど。 ただこの漫画の何が一番恐ろしいかって、主人公が高齢者の一人暮らしということだ。まわりの友人知人は、主人公に何が起こっているのか察しているにも関わらずそれを直接伝えることはしないし、ましてや病院をすすめることもない。優しい言葉をかけて少し距離を置くだけ。 彼女のこの先を考えてものすごく不安な気持ちになって読み終えた。
いや、1話にはまだもふもふはでてこないんですが…ちゃんとご丁寧に予告してくれているので2話目を読むのを楽しみにしています。 ストーリーはシンプルでわかりやすいけど、キャラ同士の会話が(こういう例え方をして良いのかわからないけどこうとしか例えようがない)演技が下手な役者しか出てこない演劇を見ているようでなんとも言えない気持ちになる。
亡くなり方はそこそこ悲惨だったみたいだけど、こうやって生前のそのひとを思い浮かべてそのひとが喜ぶであろう見送り方をしてくれるひとがいるって、幸せなことですね。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ まさに現代の偉人伝。いろんな現代の偉人伝を読んできたが特に面白いね。金平守人の絵とちょうどあってる。あと塩山芳明の話とか懐かしいな ・特に好きなところは? ネットの情報が少なく三峯徹が謎の存在だった時期の話。ちなみに俺の周りでは「エロ漫画界のざしきわらしで、三峯徹が投稿しなくなった雑誌は休刊する」と言われていました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! エロ漫画雑誌とか関係なく一人の好きなことをやり続けている人の話としても面白いのでおすすめです。題材がエロ漫画でなかったら小学校の夏休みの課題書になっても良さそう
2巻まで読了。この話かなり好きかも…。 男性アイドルおたくのリーマンがイケメンホストと出会って仲良くなる話…というあらすじや、タイトルだけで敬遠するのは勿体ないと思うぞ〜(笑)。これは、環境も立場も性格も全く違う者同士が、少しずつ相手を理解し、友情を深めていく良質な人間ドラマなのだ。
ストーリー自体はよくある、悪役令嬢の転生もの。悪役令嬢vsヒロイン、どちらも転生者という構図でありきたり。 ただ、①断罪24時間前に覚醒②裏で動く人がいるミステリー感 の要素が新しく加わって、簡潔に読める作品となってる。 ご都合主義は、これ系には当たり前w サクッと転生もの読みたくなった時にオススメ☆
作者の名前どっかで見たな、と思ったら吉沢猫のひとだ〜!笑 というか長谷川くんの好きな人、あの人で本当に合ってたの!?なんでわかったんだ…?
美術部の男子・尾沢くんの視点で話が進むんだけど、尾沢くんが恋をする雪村さんと顧問の有野先生3人の関係性やそれぞれの思いを踏まえると、尾沢くんはいちばん脇役だったのだと気づいてしまう絶妙な描き方。脇役かもしれないけど、尾沢くんがいなかったらあの結末にはならなかったし、未来に希望が持てる終わり方で、眩しッ!って感じです。
言い合いも多く相手の嫌なところばかりが目に入ってしまうようになっていた彼女との関係。あるとき海へ行ったのを境に彼女の人格が別人のようになってしまう。彼女は実は海で死んでいて、彼女の身体には「何者」かが侵入していた…というちょっとホラー。だけど、そんな何者かわからないやつの中にもどこか彼女の片鱗が見え隠れしているような。複雑な思いを抱きつつ、彼女(に侵入している何か)は海へ帰ってしまう。という話。
ハルタの最新号に載っていた、佐野菜見先生がデビュー前に描かれた読切。この読切といっしょに掲載されている多くの作家さんや編集部の方々からのメッセージも相まって、冷えた心が温まるような気持ちです(今は真夏の猛暑真っ只中ですが)。
ストーリーとしてはありがちかな、と思ったけど、オチが意外とあまり見ないパターンでは?ナギサちゃんが引きずらないタイプで良かった。
天照大神がポールダンスに挑戦する展開、見たかったなあ。
面白かったです。 10Pショート読切。 クラスメイトのSNSを探し出してこっそり見ていた陰キャの主人公は、同じく陰キャでクラスで浮いていた秋山くんに彼女ができて童貞卒業するかもしれないことを知り、浮足立ってしまうが…。 見方によってはユーモアのあるオチですが、その中には切なさや哀しみも含まれていて複雑な気持ちにさせられてとてもよかったです。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798901526155 『推しのおっぱいなんて見たくなかった』こちらもよかったです。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798604399665
これは良い読み切りだった。オチは切なさもあり、あたたかい気持ちにもなった。生きているって素晴らしいね。
『ブランクスペース』『春と盆暗』の熊倉献先生のお盆にぴったりな読切! 下ネタ好き×幽霊ってこんな展開になるんだ! シモネタが好きすぎる同級生・森が亡くなって葬儀で8年ぶりに顔を合わせたオカルト研究会の同級生3人。かつて約束していたコックリさんでシモネタ王・森を呼び出してみることに…。 相変わらず話が気持ちよく進むし、思ってもみない事象を放り込まれるので読書体験が楽しい。 人によって違う特別な形があってとても好きでした。 https://comic-action.com/episode/2550912964448691350
肉体としては死んでいても、その人の今までの人生をデータ化して生み出した電子人格が残れば、家族としては嬉しいのかどうか。この漫画自体はそこをテーマにはしてないと思うけど、やっぱりもしも自分だったらと考えざるを得ない。 でもこの漫画の残された妻は、電子人格とかつて生きていた夫は別物だとして割り切れている気がする。ここまでリアルではなくとも、近いものはもしかするとそう遠くない未来にできるのかも…?
現実だったら悪いクチコミ書かれて一瞬で終わりだろうというラーメン屋の話 しかし今、メディアに引っ張りだこの人気ラーメン店でも、ルーツを辿ると原点は案外こういう店だったりするのかも。自分もラーメン屋さんのラーメンで一番古い記憶は、家の近所にあったなんの特徴もないごく普通のお店の醤油ラーメンだったな。気づいたら無くなってた。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分ネットで一話読んで気になっていたがいつか読もうと思っていたので今回読んでみたが期待以上に面白かったな。そういや『うえきの法則』も好きだった ・特に好きなところは? 最終巻あたりの伏線回収 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最近読んだ全10巻以内の漫画で面白のなにって聞かれたら『GOLDEN SPIRAL』って答えるね
素直になれない幼馴染同士が国「つがい制度」という強制性交させられる制度をきっかけに素直になるお話。 2巻はちょうどよく読める。
中途半端な吸血鬼にされてしまった主人公のアメリカ人のアル。 日中はコウモリ、夜は人間の身体。 食べ物飲み物は不要、血は必要。 終の棲家になりそうな食肉工場でうっかりしてしまい、冷凍蝙蝠として日本へやってきた。 なんだかんだで、居候先ができ、日本語を勉強し、トラブルはあるものの順調に地盤を固めている。 口数少ない同居人も、にぎやかなアルに感化されて変わっていっているような。 おとぼけとクール、正反対な2人が織りなすコメディ調のストーリーがおもしろい。 ジャンルとしてはBLだそうで、そう言われると、男性キャラは多いし、数少ない女性キャラがアルのイケメンっぷり以外にも、キャイキャイしている気がしてくる。 彼らが「愉快な仲間たち」ということかしら。 蝙蝠はペットとして普通には飼えないという、豆知識を仕入れてしまった。
朝倉未来に端を発るする格闘YouTuberブームにRIZIN、BREAKING DOWNと総合格闘技の人気が高まっている。漫画界もまた『アスミカケル』『レッド・ブルー』と、MMA作品が次々と現れている。この流れに満を持して、そう、『オールラウンダー廻』の遠藤浩輝先生の登場である。 読む前から面白いことは自明なのであらすじや設定の話は省略する。前作と比べてキャラも舞台も現代的なのは当然のこと、理学療法士でメディカルトレーナーのヒロインの女の子がめちゃめちゃ可愛い。奥手だった廻と違い、今作ではもしかしたらラブコメ要素が濃くなるかもしれない。 ジャンルと言うか類型としては『GIANT KILLING』に近いかもしれない。謎の凄腕コーチが荒削りの若武者を鍛えて勝たせる。前評判を覆す。気持ちいい。(■1巻読了)