ゲーム感覚でのんびり読める異世界系
小生、異世界系にそこまで明るくないのですが、俺TUEEEEの無双系ばかり読んでいた時期があり、そこからすると本作は少し毛色が異なって興味深かったです ・回復系でチート能力的なものはある ・自分がバトルをするというよりは、元奴隷を冒険者にして、ボス的な立場でコマンドする ・そこから得られた利益であれこれする商人的な行動がメイン といった感じで、いわゆる領地経営的な側面があったのが個人的に新鮮でした。 上前ハネるというのが言葉はあれですが、元奴隷を冒険者にして生きる意味を与える面もあってなかなか有能な経営者っぽい感じ。 前世が、ブラック企業の社畜だった経験も活かしてます。 元々異世界系ってゲームジャンルと似ている感覚があるので、俺TUEEEE系がRPGとかFPS的なジャンルとすれば、本作はシミュレーションといったところでしょうか。 ゲーム感覚で読めるのが、両方とも好きな人間としては面白く、こういう異世界系もっと読みたい!と思うようになりました。